ドコモとauとソフトバンク、LINE対抗でMMSを一斉導入へ

公開日: : モバイル通信

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

日経 xTECHは2月22日、特報として国内通信3社が従来のSMS機能を刷新し、動画や長文を送信できるようになるMMS(マルチメディアメッセージングサービス)を2018年内にも投入する方向で最終調整を進めていると報じました。

news-20180222

ドコモとauとソフトバンク、MMS一斉導入へ

日経コンピュータの取材で判明したという今回のニュースですが、MMS導入の背景にはLINEを代表するメッセージングアプリに対抗し、各社の音楽配信や読み放題といった有料サービスの利用者を増やす目的があるとしています。

現在は電話番号があればガラケーも含め特定のアプリをインストールしなくても文字を送受信できるSMSが利用可能ですが、一度に送信できる文字数に制限があったり、絵文字の文字化け、一部機種を除いて動画を送れないといった問題がありました。

今回3社が導入するというMMSは世界中で幅広く採用されているメッセージングサービス規格で、LINEなどのようにアプリやアカウントを入手することなく動画や長文を送受信できるのが特徴でガラケーも快適になります。

同メディアによると今回のMMS一斉導入は1社でもかけると特定の人に動画が贈れないといった不都合から普及の妨げになることが挙げられおり、3社がメッセージングアプリ対抗に結託、いずれも「dマガジン」やau決済といった自社サービスへの展開も考えているようだと伝えています。

SMSは異なるキャリア間で1通3円かかりますが、MMSはパケット定額などに含められるため利用者が増えるかもしれません。続報を待ちたいと思います。

Source:日経 xTECH

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑