バッグに入るハイエンド据置ゲーミングPC『Chuwi HiGame』がクラウドファンディングに登場、スペック

『Chuwi HiGame』がクラウドファンディングに登場、スペック

Chuwiブランド製品もアマゾンで見慣れてきましたが、今回の『Chuwi HiGame』はIntelの技術提供を受けながら開発された意欲的なデバイス、クリエイターやゲーマーなどの処理性能に応えながら持ち運べるデスクトップパソコンとなっています。

リュックサックに入ってるIntel搭載デスクトップPC。

パワフルなCPU

CPUにはライバル関係のIntelとAMDが共同開発した最新の第8世代 Intel Core Kaby Lake-Gプロセッサーを搭載しています。

同プロセッサによりHiGameのGPU性能はNVIDIA製GTX1060 Max-Qよりも最大1.13倍も上回っているとの事。そのため動作が重くなりがちな人気3Dゲームも60fpsまたは59fpsで動いています。キャンペーンページでは動画で確認できます。

特に動画エンコーディングでは上図のとおり大幅に時間を短縮しています。

この高い処理性能を活かしてHiGameは世界最小のVR / AR / MRマシンとなっています。VIVEやOCULUSなど次世代の体験ができそうです。

RAM/ストレージ

HiGameは標準でメモリ8GB、ストレージ128GB / 256GB SSD（M.2 SATA）を搭載、すでに必要十分ですがクリエイターやゲーマーの高い要求に応えられるよう小さな筐体に拡張スロットを設けています。

それによりメモリは最大32GB、ストレージは2.5インチの空きスロットを用意しています。

豊富なインターフェイス

ノートパソコンでも同じですが小さな筐体を求めるとインターフェイスは少なくなってしまうものですが、HiGameはフルサイズUSB3.0ｘ5基、HDMIｘ2基、DisplayPortｘ2基、ギガビット有線LAN、マイク、イヤホンジャック、USB Type-C、そしてDC電源ポートを備えています。

記事末尾の価格を考えると、これで採算がとれるのかと驚きました。

当然ながらHiGameはマルチディスプレイ対応、迫力のゲーム体験、作業効率の向上などが期待できます。

圧倒的なサイズ感

一般的なデスクトップPCと比べても小さい173×158×73mmのコンパクト筐体となっています。

わかりやすい例として卓球のラケットと同じようなサイズ感になっています。

スペック、主な仕様

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価格・出荷スケジュール

HiGameで重要なのは実績のないスタートアップではなく、製品実機があるChuwiのキャンペーンであることだと思います。すでに様々なデバイスを販売しておりHiGameだけ発売しないということは考えられない状態なのでクラウドファンディングでありながらリスクの少ない出資対象と言えます。

そして20万円前後すると思っていた価格ですが定価がCore i5＋128GBモデルで1299ドル、Core i7+256GBモデルで1499ドルという設定になっていました。

当然クラウドファンディングなので割引価格899ドル（30％OFF）と1099ドル（26％OFF）にまで値下げされています。

出荷スケジュールは2018年8月と早いのも嬉しいですね。日本への発送にも対応しています。

HiGameの動画やスペック詳細などは次のリンクより確認できます。
⇒リンク：Chuwi HiGame PC