CHUWI Hi10 Pro 製品レビュー、USB Type-C/2in1タブレットの特徴と開封~感想
公開日:
:
Chuwi Chuwi Hi10 Pro, GEARBEST, 製品レビュー
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
中国メーカーChuwiが2016年8月に発売したばかりの最新2in1タブレットPC『Chuwi Hi10 Pro』をGEARBESTさんより提供いただきました。
さっそく開封レビューを行いたいと思います。
CHUWI Hi10 Pro 製品レビュー
はじめに『CHUWI Hi10 Pro』という2in1タブレットPCの特徴について確認したいと思います。ディスプレイやプロセッサに目立つ仕様があるわけではありませんが、知れば知るほど実用的に仕上がっている興味深いタブレットPCでした。
ディスプレイと筐体
『CHUWI Hi10 Pro』は画面サイズ10.1インチに解像度1,920x1,200、アスペクト比16:10のIPS強化ガラススクリーンを持っています。
筐体はCNC技術によるメタルボディで8.5mmの薄型、重さ562gという軽さを実現。
OSについて
OSはWindows 10 と Android 5.1ベースのRemix OS 2.0のデュアルOS構成となっています。
Remix OSはAndroid 5.1をベースにしているのでAndroidアプリが利用可能、それでいてWindowsでお馴染みのタスクバーとマルチウィンドウを備えたパソコン寄りのOSとなっています。まさに2in1タブレットPC『CHUWI Hi10 Pro』に向いたOSと言えそうです。
CPUとRAMについて
CPUにはIntel Atom x5-Z8300プロセッサ 最大1.8GHz(14nmプロセス)を搭載しています。
RAMとROMについて
メモリはWindowsタブレットとしても積んでいると評価される4GBを搭載、内部ストレージは64GB eMMCなので10.1インチという画面サイズからサブパソコンに落ち着きやすい『CHUWI Hi10 Pro』にあったスペックと言えそうです。
インターフェイス
インターフェイスには最新規格であるUSB Type-C(バージョン3.0)を搭載しています。MicroUSBに比べて高速で充電やデータ転送ができるため、対応する周辺機器が増えることを考えると重要なコネクタです。
なお、USB Type-Cで充電する仕様となっています。
他にはMicroUSBx1基、MicroHDMIx1基、3.5mmイヤホンジャックが用意されています。
別売りのキーボードとペンについて
『CHUWI Hi10 Pro』には別売りオプションとしてフルサイズUSBx2基を備えたマグネット着脱式キーボードと、専用スタイラスペン「HiPen H2」が用意されています。
専用キーボードはGEARBESTさんより提供いただいたので後ほど記事にしたいと思います。今回は先に専用スタイラスペン「HiPen H2」について調べてみました。
HiPen H2とは
専用スタイラスペン「HiPen H2」はバッテリーを内蔵しており、フル充電で20~22時間駆動するとしています。充電は末端にあるminiUSBポートから行うとのこと。
本体サイズは139 x 9 x 9mm、重量は15g。ハードウェアで256段階、ソフトウェアでは512段階の筆圧検知がある模様。OSはWindows/Androidに対応。
開封レビュー
それでは『CHUWI Hi10 Pro』の開封レビューに入りたいと思います。
化粧箱は最近よく見かけるシンプルなダンボールタイプ、各国の色が出すぎないので個人的に好きです。
側面には簡単な仕様、スペックが記されています。
蓋を開けた状態を撮影。
同梱品を見る
中に入っていた本体と小箱を取り出しました。
説明書や電源アダプター、USB Type-Cケーブルが入っていました。
電源アダプターは日本向けではありませんが、充電は専用コードではなくUSB Type-CのフルサイズUSBから行うのでUSB充電器があれば問題ありません。出力という問題は残りますが、、、。
実はUSB Type-Cケーブルを初めて使います。
CHUWI Hi10 Pro本体を見る
はじめにディスプレイ面、サイズ比較用にiPhone 5を設置しました。
ディスプレには保護フィルムが貼られています。
背面を見る
背面にはカメラとロゴがありました。
ロゴ周辺を拡大して撮影、やはりUSB Type-Cなので3A充電ですね。
背面カメラを拡大。
側面を見る
別売りの専用キーボードと接続するための箇所を撮影しました。
底面にはキーボード接続端子とホールド用の穴が2つありました。
両側面にはスピーカーホールが設けられています。
天面には電源ボタンと音量ボタン。
インターフェイスは全て左側面に纏められていました。
左からMicroSDカードスロット/USB Type-C/MicroUSB/MicroHDMI/3.5mmイヤホンジャックとなっています。
重さを量る
タニタのキッチンスケールによると『CHUWI Hi10 Pro』本体の重量は541gとなっていました。10.1インチであれば十分に軽いと思います。
ちなみに画面サイズ10.6インチのMicrosoft Surface Pro 2は重量907gですから、スペックこそ違えど、、、ただただ凄いなと感心しますね。
筐体を触った感想
『CHUWI Hi10 Pro』は側面の金属感が素晴らしく光の反射がクールだと思いました。中華タブレットにあったチープさというのは全く感じない質感で驚きます。数年前と比べて格段にクオリティが向上しています。
541gという軽さと手に持った時のフィット感が気に入りました。
インターフェイスが左側面に集められ、ボタン類が天面に、Windowsキーがディスプレイ右に配置されているあたりもノートパソコンとしての使用を想定して考えられているなと感心します。
普段はレビューでベタボメしませんが「持っていて満たされるタブレット」は久々です。キーボードを接続したら実用的なネットブックの出来上がりになるだろうと楽しみです。
次回は専用キーボードの製品レビューを行いたいと思います。
価格
GEARBESTでは現在セールを行っており、記事投稿時点における『CHUWI Hi10 Pro』の販売価格は30%OFFの16,620円となっています。
スペックなど詳細は次のリンクより確認できます。