遂に前面カメラが見えなくなる。OPPOが「アンダースクリーンカメラ」発表
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OPPO
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オッポジャパンは7月1日、中国深センで開催された「MWC上海2019」で6月26日に新技術「アンダースクリーンカメラ」(Under-screen Camera)を披露したことを日本向けに発表した。
OPPOが「アンダースクリーンカメラ」発表
「アンダースクリーンカメラ」(USC)は、ベゼルレス仕様で画面占有率が高まるスマートフォンやタブレットにおいて前面カメラの取り扱い問題を解決する技術となる。
現在は前面カメラを配置するためにノッチ(切り欠け)やスライドカメラ、ポップアップカメラなどの仕組みが導入されているが、OPPOの「アンダースクリーンカメラ」はディスプレイの内部にカメラを埋め込む技術で、それらを解決できるようだ。
この方法はカメラの前にディスプレイという新たな層が追加されることによる映像の劣化が懸念されるが、OPPOによれば光の透過率を高める”限りなく透明”なスクリーンを採用し、ソフトウェアでホワイトバランスを調整するアルゴリズムを開発したとしている。
既に写真撮影やビデオ通話のほか顔認証にも対応できるレベルに達しているとのこと。
OPPOのプロダクトマネージャーであるシャオ・ジャドン(Qiao Jiadong)氏は、次のように伝えている。
OPPOは、より没入的かつ総合的なユーザー体験を提供するための製品と技術革新に取り組んでいます。USCは、未来に対するOPPOのビジョンの一部であり、業界の技術的進化をゼロから1に前進させることを願っています。
また、当社は技術革新について想像性を拡張する手段としてだけではなく、様々な利用法の可能性を開くための手段としても考えています。
OPPOは他にもMWC 2019で5G通信とIoTの取り組み成果を発表している。
Source:OPPO