Fire HD 8で無効化したAlexaを復活できるか、3つの方法を試す

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以前、Fire HD 8タブレットで使えないはずのAlexaが何故か動作していたため、RAM節約を目的に無効化したところ、先日のアップデート発表後も利用できる気配がない。

そこで今回は無効化が原因という視点で、AlexaとShow Modeは使えるのか試した内容を記録する。

Fire HD 8のAlexa無効化から元に戻せるのか

読者よりAlexa無効化をしたところ、Alexaが今も使えないといった内容のメッセージが届いた。そこで早速、有効化したら利用できるのか試した。

今回は過去記事「Fire HD 8 タブレット利用不可のAlexaを無効化、RAM圧迫を解消する」で行った作業の後日談となる。

Alexa関連サービスの有効化

はじめに無効化した作業と真逆の有効化を行った。これは上記リンクにあったコマンドの「disable」を「enable」に書き直して実行するだけで良いので簡単だ。

しかし、残念ながらクイックパネルや設定メニューにAlexa・Show Modeのアイコンや項目が表示されることはなかった。

Alexaアプリを起動するとログインが求められたので、ログインしたところFire HD 10 タブレットと同じような画面で最新バージョンといった感じだった。

何か作業する度に再起動をして、その都度アイコンが追加されていないか確認したがサービスの有効化だけでは利用できないようだ。

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念のためシステムアップデートを見るとFire OS 6.3.0.1を実行中で、ビルド日時は2019年7月19日となっていた。コンポーネントのアップデートが複数あったので順次適用していったが、結果は変わらない。

工場出荷時にリセットする

次に試したのは工場出荷時にリセットするという方法だ。

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これまでの作業が全て消えてしまうという上記のメッセージにたじろいでしまうが、リセットを選択した。ほどなくして端末が再起動し、記事冒頭の何とも言えないメッセージが表示された。

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何食わぬ「ようこそ」メッセージから初期設定を進めていく、念のためWi-Fi設定はスキップしてOSのバージョンを確認することにした。

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ホーム画面はFireランチャー仕様になっている。2重ランチャー時代が懐かしい。改めて快適だったと思い知った。

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システムアップデートを開くと7月18日と1日だけ古くなっていた。このあとWi-Fi設定をしたところAmazonアカウントの登録が求められ、それからアップデートを行った。

しかし、これをしてもAlexa/Show Modeのアイコンや設定は表示されなかった。

Recovery Modeでキャッシュごと削除する

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こうなってくると攻め手は限られてくる。一般的な作業の最後はRecovery Modeによるリセットに託された。

ここでは上図のdata/factory resetとcashe partitionを実行した。

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データ領域とキャッシュ領域がフォーマットされた。

しかし、カスタムROMを焼いたことのある人なら気付いたかもしれないが、システム領域には手が付けられていない。ここではAlexa/Show Modeの機能がOS側ではないことを祈るしかないのだ。

案の定、結果は変わらなかった。

まとめ、残された方法

今回はAlexaを無効化にした状態でアップデートしてしまったからShow Modeなどのサービスが利用できなくなってしまったという前提で作業してきた。

しかし、そもそもビルド日時にもあったように以前からFire OS 6.3.0.1のままだったのだ。

コンポーネントのアップデートはFire OS上のリセットとRecovery Modeのリセットで同等の数を行ったので、2019年7月18日のROMで変わりがないのだと思われる。

そのため1つの可能性としては「Show Modeアップデート自体が届いていない」ことが考えられる。つまり配信されていない。

そして、もう1つは「無効化していたからアップデートが受信できなかった」という可能性だ。これはAmazon側のアップデート手法にもよるので何とも言えないが、いずれにしても工場出荷状態にしている以上「アップデートが届いていない」ということは考えられそうだ。

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リセットする度にAmazonアカウントの登録が求められた。

最後に”残された方法”は、通常では手がつけられない「システム領域」に手を出すことになる。

これを成すためにはFire OSの旧ROMが必要だ。

アマゾンでは配布していないはずなので海外から入手することになるだろう。今までは手軽なroot化で楽しんでいたがROM書き換えはバージョンの相性もあるので難易度が高く、失敗すれば文鎮化まっしぐら、リスクのほうが大きい。

やはり、しばらくはアップデートが届くかもしれないとピュアFire OSの状態で待つのが上策ではないだろうか。

仮にROM書き換えをする場合は、失敗したときにFire OSではなくカスタムROMへ切り替えるという不退転の覚悟で臨むことになりそうだ。

今回レビューしている端末は、2018年9月に発売されたアマゾンFire HD 8 タブレット(第8世代)となっている。(製品の詳細は販売ページへ)

続き⇒Coming Soon.
前回⇒Fire HD 8がAlexa対応、Show Modeなど音声操作が可能に

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