iPhone15からiPhone13Proへ、型落ちPROモデルで得た2つのメリット・4つのデメリット

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ソフトバンクの返送キットを使って1年レンタル「iPhone15」を返送した。

それを実施する前にiPhoneデータ引継ぎとして「iPhone 13 Pro」を中古で購入、Pixel 7aを含めてカメラ撮影比較などを行っていた。

その過程で感じたiPhone15との違いについて話をしたい。

はじめてのiPhone Proモデルということで色々と試したいことが増えていき、その中でApple intelligenceの価値を理解できるようになってきた。それと同時に廉価版Pixel 7aで同等機能を無償提供していたGoogleの素晴らしさを再認識している。

とりあえず、数日間の使用だけでも判明した型落ちでもProモデルにすることのメリットとデメリットを記録していく。

iPhone15からiPhone13Proへ乗り換えた良し悪し

はじめに結論を書くと「PROモデルを侮っていた」だろう。

現在はiPhone 16シリーズが最新モデルとなっているのでiPhone 15も型落ちではあるのだが、そこからさらに古いiPhone 13 Proを選んだというのにPROモデルの強みというのを痛感した。

型落ちPROモデルにしたデメリット。

先に購入前から理解していた型落ちPROへの以降によるデメリットを箇条書きにしていきたい。

  • ❌USB-Cポートではない
  • ❌Apple Intelligence非対応
  • ❌SoC/チップが古い
  • ❌ダイナミックアイランド非対応

細かな違いを挙げればキリがないので、わかりやすい型落ちによるデメリットを挙げた。

やはりUSB-CではないLightning端子なのは残念。MagSafe充電をメインで使うことで対処する予定。ここで敢えて「細かい違い」を1つ挙げるなら「バッテリー充電制限」の機能がない。自動学習によるバッテリー労り機能はiPhone 13 Proにも搭載されているが、パーセンテージ指定できる充電管理メニューは存在しない。

次にApple Intelligenceをサポートしていないこと。

未だ日本語対応すらされていないが、写真アプリでのGoogle 消しゴムマジックに相当する”クリーンアップ”といった機能はApple Intelligenceの一部として提供されている。

それを知っていながら古いiPhone 13 Proを選んだ理由は、撮影データは最終的にブログを書くM1 MacBook Airへ転送するから。何を隠そう古〜いM1 MacBook AirはApple Intelligenceに対応していて”クリーンアップ”が利用できるのだ。

つまり私が欲しがったのは「iPhone Proシリーズのカメラ撮影能力」であって、Apple Intelligenceを使った「フォトエディタ機能」ではない。それは母艦のMacBookで行う。

そこへ至った理由はiPhoneの写真アプリの編集作業が馴染まなかったことが挙げられる。単純に相性の問題かもしれない。他には画面の大きなMacBookで自動化アプリを使ったほうが便利というのも影響しているだろう。

それに対して「Pixel 7a」はカメラ撮影におけるJPEG現像が素直で画角も申し分ない。フォトエディタ機能はApple intelligenceと同等でありながら、全てスマートフォン単体で完結できるほど秀逸なインターフェイスまで備える。なにより端末価格が安い。唯一無二の存在だと思う。

————話を戻すと、iPhone 13 Proの古いチップはデメリットではあるものの、個人的にマイナスポイントではない。私は「Apple Intelligence非対応」という代償を引き換えに容量256GBのPROモデルを6.5万円で手に入れた。

なお、「ダイナミックアイランド」に関しては、そもそも不要だった。

iPhone Proモデルを検討中はデメリットに感じていた上記の項目も「カメラ撮影能力だけを求める」「M1 MacBook Airでの編集に頼る」といった分担を前提にすることで解消。

安く256GBのPROモデルを購入できて満足している。

型落ちPROモデルへ乗り換えて得たメリット。

型落ちが持つ最高のアドバンテージは安くPROモデルの機能を入手できることだ。

その最たるものが先ほど触れた「カメラ撮影能力」だった。

具体的には望遠レンズマクロ撮影、この2つは単純に物撮りメインのブログ写真で威力を発揮する。それと動画撮影に強いiPhoneという声を支えたProモデルの動画映像を確かめたかった。夜間撮影では明るさを問わず赤外線で被写体との距離を測るLiDARも使いたかった。そしてLiDARには3Dプリンターで印刷するためのスキャナとしても期待している。

実際に撮影してPixel 7aと比べても引けを取らない仕上がりに驚いた。iPhone 15では終始”残念な写真”という結果でブログ用の写真で使う機会はPixel 7aを撮影する時くらいだった。それに対してPROモデルはiPhone15の48MPより低い画素数12MPなのに「使える」と感じた。おそらく光学3倍ズームの望遠カメラ(撮影距離や画角など)が合っていたのだろう。

それと同時に価格差2倍以上もある廉価版モデル「Pixel 7a」の静止画撮影能力が凄まじいことを思い知る。やはり名機ではないだろうか。

次に意外だったのが「120Hzリフレッシュレート」の効果。

iPhone 15は60Hz、Pixel 7aは90Hzとなっていて違いは気にも留めなかった。よく「120Hzのヌルヌル表示を体験したら戻れない」といった類のフレーズを聞いていたが、私の場合は少し異なる。

タッチ感度が向上、無駄な操作が大幅に減った」という体験だった。

テスト用に「ダンクロ」という恐ろしいソシャゲを再インストールして少しプレイしたところ、60Hzに比べてタッチ操作がスムーズになって驚いた。

iPhone 15はメイン画面のアイコンを押しても開かない(反応しない)ということが多く、アプリ落ちも酷かった。それが120Hzでは軽く触れただけでアイコンが開き、アプリ落ちがなくなった。ソシャゲ開発会社の標準値が120Hzなのだろうか。課金するユーザーを優先するならありえる話だ。

この違いについて「利用時期が異なるからアップデートで不具合が解消されたのではないか」とする話もあるだろう。しかし、この話はiPhone 15を返却前の比較記事を作るために2つの端末で同時テストした結果だ。

そう、私は「2025年3月9日」(いま)の話をしている。

そういう意味でダンクロ開発側はトラブルに発展しそうな危険な運営をしている。
”ダンまち5期”に便乗してガチャをフレイヤファミリアのメンバーで毎週更新し続けるといった現金回収に走っておきながら、未だにアプリ落ちの原因を解消していないのだから。大森先生が書き下ろしについてSNSで呟きたくなるダンメモのような運営をしてほしいし、声優さんたちがラジオ等で今もなおダンメモ時代の話題をしていることから、せめてフルボイス廃止をやめてほしいと切実に思う。6期はロキファミリア+連合が深層で壊滅するあたりまでやるはず、それまでサービス継続するのだろうか。

——————話を戻すと、120Hzの恩恵は上記ゲームだけでなくiOS全体の操作感度を高めていた。

私はSwitchBotのスマートホームデバイスを管理するアプリを頻繁に使っているのだが、各部屋の照明を微調整する際もiPhone 15では何度かタップ操作をして「ようやく照明がON/OFFになる」といった有様だった。正直SwitchBot側の問題ではないかとさえ思っていたが、iPhone 13 Proでは軽く触れただけでキチンと動作してくれるようになった。

これはA16からA15へと1世代前の古いチップになったので処理性能の問題ではないはず。

そうなると120Hzリフレッシュレート、もしくはタッチサンプリングレートのPROモデル仕様が影響していると思う。

もし無印iPhoneを使っていて操作・動作に不満を覚えていたら、携帯ショップやAppleストアでPROモデルを操作してみることを推奨したい。

そして「最低価格124,800円か・・・高いな」と思ったら私のように2年前ながら容量2倍の256GB搭載PROモデルを半額で購入するのも良いと思う。近くにヨドバシなどがあってMNPの手間を惜しまなければもう少し安く新品+CBが手に入るだろう。ただドコモとahamo、Irumoの回線移行による月額料金を抑える技は塞がれつつある。ソフトバンクの「新トクするサポート」も割高になった。その環境で私は楽天ショップにて中古iPhone 13 Proを選んだ。

長くなったが、メリットは2つ。

たった2つだけ。

しかし、スマートフォンを買い替えても処理性能やバッテリー持ちくらいしか変化がない世界で、カメラで切り取る世界が変わり、端末の操作感・反応が大幅に向上したのは大きな変化だった。

それも2世代前の古い端末で、だ。

余談だがストレージは128GB以下を選ばないほうがいい。

それはiPhoneに限らずMacとiPadにおいてもAppleは128GB以下のストレージは低速モデルを採用する傾向にある(Antutu Storage Test結果は下記)からだ。

  • iPhone 15(128GB):51万点|書=1460MB/s|読=845MB/s|乱=157MB/s
  • iPhone13Pro(256GB) 59万点|書=1624MB/s|読=1442MB/s|乱=147MB/s

いかがだろうか。

読み込み速度では大きな差が開いている。

実際に見て回っていただきたいのはストレージの比較レビューだけでなく、Antutuといったベンチマーク比較をする際に同じ容量を揃えられなかったレビュワーが稀に存在する。その際は大抵「あれ?新しいのにスペックダウンした??」といった感想を漏らしているはずだ。その原因はプロセッサとメモリ、ストレージという体感速度に影響するなかで最も低速なストレージが足枷になっているからだと思う。私は同じ価格のiPhone 14 Pro(128GB)を躊躇して、最終的にiPhone 13 Pro(256GB)を選んだ。

ゆえに私は無印iPhoneを買うくらいなら型落ちPROモデル(できれば256GB以上)を試した方が良いと提案させていただきたい。

→実際に注文した楽天販売ページ

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