『AQUOS sense3』で旅しよう。すごく長持ちするバッテリーの設定(レビュー)

公開日: : 最終更新日:2020/01/18 シャープ , ,

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外観・デザインや手に持った感じ、ホームボタンなど未だにしっくりこないものの『AQUOS sense3』は素晴らしい。

スマートフォンに求める長時間駆動とアプリ動作速度のバランスが絶妙で、それが他の不満をかき消してくれる。今回は日帰り電車旅をした時に使った『AQUOS sense3』の感想をレビューしたい。

『AQUOS sense3』で旅をしよう。

いきなり違うスマートフォンじゃないか言われてしまうかもしれないが、やはり「iPhone 8」は完成された製品だと思う。

ホームボタンで指紋認証や電子マネー決済が行えたり、手に持った時に馴染む筐体といったハード面も素晴らしい、Apple PayでメルペイなどからSuicaへチャージできたり(AndroidのGoogle Payではチャージできない!)、iPhoneのカメラ用に開発されたiOSアプリの数々を使うとソフト面でも手放せないと思わせられる。

それだけ気にいっているiPhone 8だが、旅には『AQUOS sense3』を選ぶだろう。

最近ではXperiaやBlackBelly、UMIGIDI POWERといったスマートフォンを使っていたが、iPhone 8を含め「安心感」という意味では『AQUOS sense3』が群を抜いている。

記事冒頭に書いた筐体のデザインは本当にしっくりこない、iPhone 8に比べて僅かに幅が広く少し角ばっているから手にフィットしないのだと思っている。ソフト面ではホームボタンの操作性で未だに手間取ってしまう。物理的なホームキーの真上にホームボタンがあり、それを上へスワイプしないと「最近使ったアプリ」や「ドロワー画面」に移行できないのも煩わしく感じる。アプリを切り替えようとしてもスワイプ範囲が僅かに異なるとドロワー画面になってしまったり、アシスタントが起動する。

このホームアプリに関してはNova Launcherに変更できるのか試した内容を後日レビューしたい。

長持ちバッテリーの話

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先ほどの筐体とホームアプリに関する不満を帳消しにしてくれるのが長持ちバッテリーと、そつなくこなす処理性能だった。

午前10時ごろから3時間の電車でテザリングによるPC作業やYouTubeのバックグラウンド再生をしながら将棋アプリをするといったことをして過ごし、賃貸物件の退去手続きなどを行い、午後7時ごろから再び3時間の電車で移動する。この間、途中で充電は行っていない。

上図は20時48分となっているので帰りの電車に乗ってから1時間半ほど過ぎたころに撮影した写真となるが、ご覧のとおりバッテリー残量が77%も残っている。

購入したばかりとか重いアプリを使っていないとか色々な声が飛び交うかもしれないが、一般的に丸一日、充電しないスマートフォンで77%も残っているというだけでも優秀ではないだろうか。

しかし、先ほども書いたように『AQUOS sense3』は次のことをしていた。

  • 午前10時から午後9時ごろまで常時テザリングON
  • テザリングによるPC作業とiPhoneの使用(ルーターとして負荷がかかる)
  • Googleマップでのナビ
  • 駅探で電車乗り換えをチェック
  • YouTubeプレミアムのバックグラウンド再生を合計4時間半
  • 将棋アプリは1時間近くプレイ

結構な作業をこなしているように思うがいかがだろうか、これで20時48分時点でバッテリー残量が77%なのだ。

バッテリー長持ちの理由を考える

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月間900GBという大容量SIMカード「iVideo」が届く前はiPhoneに入れてあるUQ mobileの月間3GBでテザリングをしていた。

このiPhone 8 テザリング時代に上記と同じようなスケジュールをこなしたことがある。その時iPhone8は購入から1年が経過していたこともあってかバッテリー残量は28%だったように記憶している。

しかし、iPhone8のバッテリー持ちが悪いのかというと真逆ですさまじく良いのだ。リペア会社iFixitが分解したときに伝えられたバッテリー容量は1,821mAh、今時の格安スマホより圧倒的に少ない。

これはハードとソフト(OS)の自社開発と外部アプリの徹底管理が成せる業だろう。

そして、今回の『AQUOS sense3』というとバッテリー容量は4000mAhもある。おおまかにいえば約2倍だ。それなら長持ちバッテリーも頷ける、、、となるだろうか?

単純に2倍なら今回は50%~60%のはずだ。

それが77%なのは、前回の記事でも触れた次の機能を有効にしていたからだと思っている。

設定⇒電池⇒「長エネスイッチ」をON

この「長エネスイッチ」は設定すると充電しているときこそOFFになってくれるが基本的に有効となる節電設定だ。この設定については購入前の記事でテザリングを有効にしたままONにできるか試したいと書いていたが問題なく使えた。

そして先ほど箇条書きにしたアプリを含め体感速度が遅くなることもなく使えたので常時ONのまま使うことにしている。

敢えて難点を挙げるならば有効にしているとバッテリーアイコンが赤くなることだ。節電中を伝えるためだと思うが見栄えが悪い。ドラクエの瀕死状態を思い出すので出来ればグリーンにしてもらいたい。

モバイルバッテリー機能を持つスマートフォンは5000mAh以上というイメージだったが、シャープの「IGZO」と「長エネスイッチ」により4000mAhでも同機能を提供することができるのだろう。

次回は優秀なバッテリーを無駄に消費してしまうホームアプリを改善すべくサードパーティ製のホームアプリを試した内容をレポートする予定だ。

今回レビューした『AQUOS sense3』のMVNO価格とアマゾン販売価格、どちらが得かは安く買う方法という記事で比較しているので参考にしてほしい。

次回⇒AQUOS sense3の便利設定、使い勝手の向上・レビュー
前回⇒格安スマホ『AQUOS sense3』の節電モードでゲームやアプリは快適か

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