防災ラジオになるスマホ24選、白ロム活用術 #ラジスマ

公開日: : 周辺機器 ,

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海外では2019年から続くバッタの大群(TBS報道特集の動画へ)、各国で2年連続にわたる最大規模の洪水、そしてコロナという疫病が加わり、食糧危機の声も聞こえ始め、助け合う余力さえ奪われつつある。

日本ではまだ東日本大震災の返し地震が終わっていない。1度だけ震度7は起きたが専門家は「小さな地震」と評価している。

そして、地震発生から数分で大津波が押し寄せ最大32.3万の死者数が想定される南海トラフや東京直下型が周期を迎える。

自助のためにも「情報源」となる防災ラジオは欠かせない。

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ECサイトを開けば、魔女の宅急便に出てくるようなレトロなものからラジカセ風のインテリア仕様、散歩に便利なカード式まで様々なラジオが並んでいる。

しかし、今の時代はスマートフォンが重要アイテムであり、ラジオ用に乾電池を用意するよりもモバイルバッテリーのほうが手にしやすいのではないだろうか。

この記事では防災ラジオとして機能する「ラジオチューナー搭載スマートフォン」について、対応機種を調べたのでシェアしたい。

ラジスマ、ラジオ受信できるスマートフォンについて

日本民間放送連盟(民放連)が2019年3月に発表したラジスマ、その対応機種として富士通やシャープ、京セラなどから継続的に最新スマートフォンが投入されている。

ラジスマの強みとして、FM放送の受信とネット回線によるラジオアプリ「radiko」の2つを受信できることを挙げている。

radikoは大抵のスマートフォンが無料で利用できて便利だが、被災地の通信基地局は街の崩壊から逃れられず一緒にダウンするため利用不可となる可能性が高い。

ここで鍵となるのは遠く離れたラジオ放送を受信できる「FM機能」だ。

ここからはFM放送を受信できるスマートフォン一覧を見ていきたい。

はじめにラジスマとして紹介されているモデル。

  • NTTドコモ
    らくらくスマートフォンme F-01L
    らくらくスマートフォン F-42A
  • Y!mobile かんたんスマホ2
  • 京セラ URBANO V04:ワイドFM
  • 京セラ BASIO4
  • AQUOS R6
  • AQUOS sense5G
  • AQUOS sense4
  • AQUOS sense4 plus
  • AQUOS zero5G basic
  • arrows NX9
  • arrows Be4:ワイドFM
  • arrows Be4 Plus:ワイドFM
  • ASUS ZenFone 6 ZS630KL
  • ASUS ROG Phone II ZS660KL
  • ASUS ZenFone 6 | ZS630KL
  • SAMSUNG Galaxy A20

続いて、メーカーが独自にラジオチューナーを搭載したスマートフォン。(自社アプリ併用という場合あり)

  • Xperia 10 II:ワイドFM
  • Galaxy A41:ワイドFM
  • LG V60 ThinQ 5G:ワイドFM
  • LG style3:ワイドFM
  • moto g8:FM
  • moto g8 power:FM
  • moto g8 plus:FM

※FM補完放送(ワイド FM)とは、難聴対策や災害対策のために、AMラジオ局の番組をFM波で同時に放送しているもの。

残念ながら人気のApple製iPhoneはラジオチューナーを搭載していない。

「iPod nanoはラジオが聴けたのに・・・」「ハリケーン被害時に必要だ!」と海外ユーザーも嘆き訴えているが、アンテナ代わりにしていたイヤホンもAppleのコードレス計画を前に消えたため、ラジオチューナー復活の可能性は低くなり続けている。

スマートフォン選びの注意点。

先ほどのリストにあっても古い機種はバッテリー劣化で駆動時間が短くなる可能性もあるため、出来る限り最新モデルを探した方が良い。

また、防水スマートフォンを選んだ方が粉塵や海水による故障率は低く、避難先の不衛生な環境でも端末を洗えるため病気リスクを減らせる。(日本製品に防水モデルが多い)

次の動画は、内閣府が制作した南海トラフ地震対策編と首都直下型地震編。

南海トラフは発生から数分で大津波が到達するため、東日本とは異なり逃げる時間はない。

最初の揺れで電気・ガス・水道やスマホ基地局をはじめとする多くのインフラが機能しなくなり、家の倒壊と家具転倒により、総死者数32.3万人の半数以上まで一気に達するともいわれている。
事前に行える最も費用対効果の高い最大の防災活動は、津波を考慮した築浅マンションへ引っ越しすることだろう。(私は誰かに迷惑をかけたくないし、支援へまわりたいと思い引越しをした。)

生き延びた場合は、ラジオ局から情報を入手することになる。
そこから1ヶ月は続くであろう避難生活をどこで過ごすか、なぜ救援物資が届かないのかなど必要な情報が入るだろう。

大地震といえば冬のイメージが強く、先ほどの内閣府が制作した動画でも「ある冬の日の夕方」と設定している。早ければ数ヶ月後に発生するとイメージをして防災活動を行いたい。

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