首振りUSB扇風機「WINDPOWER」購入レビュー
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アマゾンに注文していたUSB扇風機が到着した。
風量は数年前のUSB扇風機に比べて強くなっていたが、最終的に返品となった。その理由や強風モデルの難点などを記録したい。
首振りUSB扇風機「WINDOPOWER」レビュー
アマゾンの段ボールから化粧箱を出した瞬間から嫌な予感はあった。
そのパッケージは長く埃を被ったようなザラザラ感があり、湿気で変色した開封口、どこかに落としたのか角は潰れていた。
それでも中身が正常ならと開封した。
説明書や特典などを伝える紙類と上図には映っていないが白いUSB-A to USB-Cケーブルが同梱されていた。
上下180度に手動で回転できることを活かしたコンパクト収納はあるのか試したが、上図のとおり後ろを向いただけだった。
空気を循環させるのに適した真上を向けるUSB扇風機は初めてなので動作が楽しみだ。
前面カバーを回転させると上図のように取り外せた。
羽は小さいものの「風量がある」という報告があがる製品に多い7枚タイプ。同製品のレビューにも風が強いとあったので期待は高まる。
しかし、バッテリー残量はゼロ。しばらく充電してから電源を入れることにした。
風量良好、バッテリーは疑問。
3時間ほど充電して27%、さらに3時間の充電で47%、そこから追加で6時間ほど充電したがバッテリー残量の数字が49%を超えることはなかった。
「ん〜」 と思いながらも電源ON。
電子パネルにある数字が「1」となり、この時点で見た目よりも強い風が吹く。「2」にすると十分だと思えるくらいになった。
「3」以降も順調に強くなるが、同時にモーター音と風切り音も大きくなる。
風量が強いのはレビュー通り、素晴らしい。
しかし、最も弱い「1」の状態でも60秒くらいでバッテリー残量が1%ずつ減っていく、さっきまで45%だったが記事を1行進めて振り返ると44%になっていた。
何度か充電や放電を繰り返せば安定する可能性もあるし、もしかすると30%あたりから減りにくくなるのかもしれないが、検証する前に返品となった。
返品する理由。
やはりアマゾンのレビュー欄に投稿されていたように「首振り」が機能しなかった。
正確には右回転は正常に動作するが、左へ回転しない。
そのため手動で左の位置まで戻して再びボタンを押すと右回転が始まり、また止まるといった具合で一般的な扇風機のような左右首振りはできなかった。
上図の首振りボタンを押すと「ヴィーー」という音とともに色のついた部分が回転する。
スティック型USB扇風機の台には全て搭載して欲しい機能だ。
WINDPOWERで最も驚いたのが上図の状態だ。
なんとUSB扇風機の本体が金属端子で「充電台に電源供給」していた。
これは同時にマイナス面もあって、USB扇風機の本体スイッチをOFFにしても回転台への電源供給は継続する(回転し続けている)ため、上図の状態で置いておくと充電台がバッテリーを使い果たす。
風量は過去最高クラスだが、残量表示や駆動時間に充電台への電源供給などバッテリー関係で不安が残る製品となった。
ちなみに左への自動回転後に回転ボタンを押さずに手動で右回転させようとすると抵抗を感じるため、回転モーターは常に左側へ力を加え続けていることがわかっている。
底面にネジ穴があれば分解したいところだが、どこにも見たあたらないので返品を選んだ。
前回の話
首振りできるハンディUSB扇風機を注文、あの機器は今。
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