SwitchBot S1 レビュー、最新ロボット掃除機の違いをチェック
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SwitchBot社より本日2022年7月6日に発売した最新のロボット掃除機「SwitchBot S1」を提供いただいたのでレビューしていきたい。
お話をいただいた当初は「SwitchBot S1 Plus」ということだったが配送の手違いにより「SwitchBot S1」が届き、同社からは謝罪とともにレビューしなくてもよいと連絡があった。
しかし、アマゾンの公式ストアから39800円と低価格で購入できる「SwitchBot S1」を知りたいというニーズもあると思いレビューしていきたい。
過去に家電量販店で馴染みの顔となったエコバックス社のロボット掃除機を何機種かレビューしてきたが、また新しい構造をしているところもあり、外観や付属品をチェックしていく。
先に感想を書くとエコバックスは家電量販店でも多く展開しているだけあって消耗品の対応がわかっているという印象だったが、今回の「SwitchBot S1」はシンプルなのに意外と尖った製品に仕上がっているという印象を受けた。
SwitchBot S1 レビュー
はじめに「どういったロボット掃除機」なのか箇条書きで見ていきたい。
SwitchBot社は次のように特徴を伝えていた。
- LDSレーザーセンサーでお掃除最適化!人間が見落としがちな死角もバッチリ
- 21種類の高精度センサーで住人よりもお部屋を熟知
- 水タンク搭載!「吸引+水拭き」もワンステップのハイブリッド設計
- S1 Plusは自動ゴミ収集ベース付き!ゴミ捨ては70日に1度でOK
- 超高性能エアフィルターで99%のハウスダストを捕集し衛生的な環境を構築
- 大容量リチウムバッテリー搭載!1回の充電で最大250分稼働
- コンパニオンアプリで掃除エリアや掃除時間、掃除内容を指定
- シーン設定で毎日のルーティンを自動化
- スマートスピーカー対応!話しかけるだけでお部屋がピカピカに
また、製品仕様は次のようになっている。
S1 | S1 Plus | |
販売価格(税込) | 39,800円 | 69,800円 |
消費電力 | 30W | 30W(本体) 950W(自動ゴミ収集ベース) |
サイズ | 340*340*95mm | 340*340*95mm(本体) 220*180*380(自動ゴミ収集ベース) |
重量 | 約3.06kg | 約3.06kg(本体) 3.65kg(自動ゴミ収集ベース) |
吸引力 | 最大2700Pa | 最大2700Pa |
バッテリー容量/持続時間 | 3200mAh/ 静音モード : 140分間 標準モード : 110分間 パワーモード : 90分間 MAXモード : 70分間 | 5000mAh/ 静音モード : 250分間 標準モード : 210分間 パワーモード : 140分間 MAXモード : 110分間 |
ダストボックス容量 | 360ML | 350ML |
水タンク容量 | 340ML | 300ML |
パッケージ内容 | メインユニット 充電ステーション ACアダプター サイドブラシ×2 モップ取付ブラケット モップ 小型メンテナンスツール 防水シート 取扱説明書 | メインユニット 自動ゴミ収集ベース ACアダプター サイドブラシ×2 モップ 取付ブラケット モップ ダストバッグ×3 小型メンテナンスツール 防水シート 取扱説明書 |
それではSwitchBot S1の製品パッケージから順番にチェックしていきたい。
実際に購入した人にとって「何がどのように入っていたか」をチェックできるよう心がけて撮影したつもりだ。
実際のパッケージは上図のようになっている。
パッケージの蓋を開けると青系の淡いシートと説明書があった。
このシートは防水マットとして充電器と一緒に床面に設置するためのパーツ。
それらを取り出すと上図のような状態に、「SwitchBot S1」本体と充電器、電源アダプターなどがあった。
本体の下にはモップと回転ブラシが1つずつ入っていた。
付属品から見る他社ロボット掃除機との違い。
下段の中身を取り出して同梱品を並べた。
ロボット掃除機の付属品と言えば拭き掃除用の替えモップが数枚は入っているイメージだったが、そういった付属品はないので上図で既に取り付けられているモップを大切に使うよう心がけた方がよさそうだ。
先ほどの同梱品を裏替えにして撮影、ここで上図右にある回転ブラシが1つしかないことに気付いた。
他社のロボット掃除機だとタイヤの前に1つずつ回転ブラシを搭載しているモデルもあるが、「SwitchBot S1」は片方に1つだけという点も知っておくと良いと思う。
そのため、上図中央の下にある回転ブラシは取り付け用ではなく替えブラシとなる。
本体に装着されていた水タンクを取り出すとダストボックスと一体になっていた。
エコバックスではロボット掃除機の天面が蓋になっていて、そこからダストボックスへアクセスしてゴミを取り出すという流れになるが「SwitchBot S1」は水とゴミを一緒に対処できる。
先ほどモップが1つしか入っていないことから大切に扱う必要があると書いたが、具体的な動作としては「掃除完了後に水タンクを外す」という意味だ。
これはエコバックスの水拭きモデルも同じで、それをしないとモップが乾燥せず黒ずみ・カビの原因となる。
そういった意味では水タンクとダストボックスが一体になっているのは便利だと思った。毎回タンクを外すのでゴミを捨てやすい。
ごみ収集ベースを備えた「SwitchBot S1 Plus」も同じような構造なのだろうか。
上図は左から水タンクと中身を捨てられる状態にしたダストボックス。
実際にゴミを捨てる際は水タンクから取り外す必要があるため片手でサッと終わらせるということはできないので注意。
ダストボックスの天面からはフィルターへアクセスできるようになっていた。
続いて本体の底面にあるブラシをチェック。
上図の中央にある黒色のブラシは初期状態で装着済みだが、髪の毛などが絡まったときに掃除できるよう取り外せるようになっている。
上図の右下にあるメンテナンス用ブラシは本体に装着することができないため、製品パッケージか別の収納に仕舞うことになる。
上図が回転ブラシ、1つしか取り付けられないようになっている。
本体の外観をチェック。
本体サイズはエコバックスなどのロボット掃除機と変わらないサイズ感だが、大きく異なるのは天面が徹底してシンプルに造られている。
天板が開くようなこともなく、ボタンが2つあるだけ。
ユーザーは底面後方にあるタンクを取り出して水の補充やゴミ捨てをするという作業に限定されるため、とても管理しやすい。
動線が1つしかなく、外観もシンプルなため無印良品とか好きな人であれば気に入る設計・デザインだと思う。
他にアクセスすることがある場所といえば側面の電源スイッチ。
このON/OFFスイッチは滅多にアクセスしないと思うので、やはり管理しやすく設計されたロボット掃除機と言えそうだ。
モップ部分のパーツは突起を押し込むだけとなっていた。
設置イメージ。
続いて充電ドック、最初に登場した防水シートを組み合わせると上図のような感じになる。
実際に本体を設置すると一回り分だけ防水シートが大きいことがわかる。
充電ドックの底面にはDCポートとコードを巻き付けて収納できるスペースが設けられていた。
エコバックス製品では背面に巻き付ける仕様だったので、ロボット掃除機本体と同じく、充電ドックもシンプルな見た目となっている。
取り扱い説明書は日本語もサポートしているので、上図のように充電ドックの各パーツについて確認することができた。
実際に床へ設置すると上図のようになった。
仮置きなので充電コードが自由になっているが充電ドックへ収納してしまえば更にスッキリするだろう。
次回はSwitchBotアプリを使って実際に「SwitchBot S1」でできること、操作した感想をレポートしていきたい。
価格・発売日
この「SwitchBot S1」は発売日が2022年7月6日となっており、アマゾンの公式ストアでは購入できる状態となっている。
価格は39800円で、プライム対応。
しかし、SwitchBotではプライムデーで特売セールを実施する予定となっているので欲しいものリストへ追加するだけという選択も良いだろう。
そうとはいっても人気製品の場合、値下げを待って購入できず数ヶ月待ちということも十分に考えられるため購入タイミングには注意したい。
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