Amazonが仮想通貨「Amazon Coins」を予定通り開始、日本で展開するのか考える
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米アマゾンは13日、仮想通貨「Amazon Coins」の提供を開始しました。サービス内容のほか、日本でも展開するのか考えたいと思います。
仮想通貨「Amazon Coins」
「Amazon Coins」の価値は1コイン≒1セント、100コインで1ドル相当。
AmazonのAppstoreやKindle Fire上でのアプリやアイテムを購入する際に使用可能。またコインは、まとめて購入すると最大10%まで割引されるためアプリなどを安価に購入する手段となります。
Amazon Coins の販売ページを見てみます。
- 500枚:4.8ドル(4%OFF)
- 1,000枚:9.50ドル(5%OFF)
- 2,500枚:23ドル(8%OFF)
- 5,000枚:45ドル(10%OFF)
- 10,000枚:90ドル(10%OFF)
Amazonは仮想通貨「Amazon Coins」の開始を記念して、米国内のKindle Fire利用者アカウントに対し、500コイン(5ドル相当)のコインを無償付与するとのことで2月にサービスを発表した時と同じ換金率やレベニューシェア、キャンペーンとなっていました。
仮想通貨「Amazon Coins」は日本に来るのか
AmazonのKindleアプリストアやKindle タブレットなど日本への提供は毎回遅れてはいますが登場しています。
その一方で、以前に記事で取り上げた子ども向けのTVや映画、書籍の見放題、月300円のサービス「Kindle FreeTime Unlimited」などは2012年12月5日より米国で開始されていますが日本では未提供です。理由として日米のコンテンツや著作権の壁により実現できない可能性もあります。しかし、Huluのようなサービスが日本でも展開されていることを考えると実施できないというわけでもなさそうです。
「Kindle FreeTime Unlimited」については時期を見ている、または調整中かも知れません。
仮想通貨「Amazon Coins」はカード決済が主体でAmazonポイントとも似ており日本での障害は少なく見えます。Amazonにとってもアプリストアの促進にも繋がるサービスでGoogle Play やAppStoreなどとコンテンツ販売を競う上で重要なサービスとも言えます。特に日本はガンホーのパズドラが商業的に大成功を納めており米国では日本のアングリーバードとも言われているようですから日本人のコンテンツ購入意欲が高いことをAmazonが知らないはずもないと思います。
「Kindle FreeTime Unlimited」のように著作権といった障害がなく、アプリストアやKDPなどの下地も整ってきたことを考えると、Amazon Coinsは比較的早く登場してくるように思います。
これまでのAmazonサービス
Source : Amazon Coins