モバイルQi充電器「SGBD-MCB02」を注文、類似商品との違い

ワイヤレスチャージャーマルチケーブルボックス「SGBD-MCB02」

ゲオの製品ページには「名刺サイズでスマート収納」と説明があるほど本体サイズは「幅59×奥行90×高14.5mm」と小さく、クレジットカードを数ミリずつ広げた大きさとなっている。

重さは64gと軽量。

そこへ次のアイテムが収納されていた。

SDカードリーダー搭載、マルチツールとしての性能。

上図の通りLightningやUSB-A、microUSBといった変換アダプタ、SIMスロットにSIMピン、SIMカードを収納、さらにmicroSDカードリーダーまで搭載している。

iPad mini 6がUSB-Cとなったものの、iPhone SE 2とAirPods ProがLightningのままだったので出先の充電用にQi充電器かLightningケーブルが必要だったが、まさか2つの環境を同時に入手できると思わなかった。

つい最近までQi充電器用にマルチケーブルか変換アダプタを1500円前後で購入しよう検討していて、思わぬ形で満たされることになった。

その他の機能として、LEDライト機能とスマートフォン程度の重量に対応したと思われる簡易的なスタンド機能を備えている。

Qi充電（ワイヤレス充電）の性能

肝心のワイヤレス充電機能を見ると5W、7.5W、10W、15W出力に対応。

この15W出力はアマゾンにて2倍以上の価格で販売されている類似商品でも非対応のため、「SGBD-MCB02」を見かけた時は信じられずにGoogleでレビューを探し回ったほどだ。

結局「SGBD-MCB02」のレビューは見当たらなかったが、旧モデル「SGBD-MCB01」のレビューはYouTubeなどで発見、しかしQi充電に非対応のため参考にならなかった。
（旧モデルの価格は998円と現行モデルの半額だった模様）

カードサイズということでiPad mini 6のQi充電が大変になるのではと心配したが、先日レビューした下図のQi充電器と大きく変わらなかったので問題ないと判断した。

画像：ケーブルレスなiPad mini 6、最高かよ！っていう話。より

上記のQi充電器は15W充電が安定して動作すると思えたので注文した。

「SGBD-MCB02」も15W充電対応だが、似た製品を倍以上で販売しているアマゾンの中国メーカー製品と同じルーツだとしたら・・・という心配は残っている。
それでもゲオが製品ページに「15W」と掲載しているため動作確認くらいは実施していることを期待して注文した。

価格の話。

ワイヤレスチャージャーマルチケーブルボックス「SGBD-MCB02」の製品ページを見ると「税抜1,980円(税込2,178円」とあり、ゲオのオンラインストア送料は税込2000円以上が送料無料となっている。

これは親切だなと思い注文画面を進むと「税込1,980円」となり、送料550円が加算されていた。

税込2,178円のほうが総額は安く済むのでゲオのサジ加減で高くなる方に設定されるのだろう。
有難いことに、ちょうど欲しかったSwitchハードカバー（ゲオ販売ページへ）が税込540円と新品定価 1,738円（アマゾンでは1680円で販売されていた）より安くなっていたので一緒に注文した。

ちなみに記事冒頭で取り上げたアマゾンで倍以上の価格がする類似商品（Amazon販売ページへ）をみてみるとQi充電が15Wではなく最大5Wとなっており、それでもレビュー数は165件もあることからモバイルQi充電器の需要は少なくないのだろう。

他に2999円と「SGBD-MCB02」と1000円違いの製品（Amazon販売ページへ）もあったが、やはり15Wではなく5W充電、同じくレビュー数は34件もあった。

上記の2商品は非常に似た形状をしているため、先ほども触れた同じルーツ説による品質の不安も残っている。

ゲオはAmazonのようにレビューがなく、発売日も2021年8月5日と新しいためGoogleで検索してもレビューが1件もなかった。今回も人柱になりそうだ。

メーカー「STYLED株式会社（スタイルド株式会社）」を見ると商品情報に旧モデル「SGBD-MCB01」しか掲載されておらず、「SGBD-MCB02」に関する新しい情報は入手できなかった。
救いは楽天に出店しているという安心感。
消費者による事前調査は限界があるので、あとは信じるしかない。

はじめてゲオで購入するためストア記載通りの日程で到着するのかわからないが、到着次第レビューする予定だ。

前回の製品レビュー
2種類のiPad mini 6 保護ケースを使った感想。

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