寝具のモバイル化2022冬、雪の日は耐えられたか
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2022年1月は東京でも積もるほどの雪が降り、羽毛布団やベッドを手放して初めて寒い夜を過ごした。
2021年2月ごろから乗り換えた寝袋とキャンプマットを床に敷いただけの軽装備で大丈夫だったのか、注意点などを記録する。
寝袋とマット、雪の日は耐えられたか。
ここは東京23区内、隙間風のない部屋のため2021年12月中はエアコンの暖房をつけたのは片手で数える程度の環境で行ったレポートとなる。
そこへ冬の嵐が訪れ、暖房をつけないと指先が痛くなるほど部屋が冷えた。
これはチャンスと、この冬で初めてインナーシェラフを寝袋に設置して無印のパジャマを着たまま飛び込んだ。
それまでのインナーシェラフなしでは寝袋が冷えていて温まるのに時間を要したが、最初から暖かく「これは快適」と幸せに包まれていた。
・・・ここで気付けばよかった。
ロゴスの寝袋「丸洗いソフトタッチシュラフ」は-4度モデル、そこへインナーシェラフを投入したら暑すぎるのだ。
数時間後、うなされて目覚めた。
朦朧とした頭で覚えているのは既にパジャマの上下を脱いでいて、汗だく、インナーシェラフも濡れて不快な状態だったこと。
慌てて飛び起きたところへ冷え切った部屋の空気が濡れた肌を突き刺す。意識とは裏腹に素早く下着を変え、エアコンをつけていたが身体の震えが止まらないためダウンジャケットに避難した。
超インドアなので心配することではないが、これが人里離れたキャンプ地だったらと思うと恐ろしい。キャンプ用に寝袋を購入した際は入念にシミュレーションをしたほうが良いだろう。
救いだったのは敷いていたキャンプマットが水分を全く受け入れなかったこと、これが敷き布団などであれば汗を吸い込んでいたはずだ。
部屋が暖まってくると今回の失敗について考えられるようになってくる。
隙間風の有無などで変わるものの、屋内で使うには-4度モデルの寝袋1つで十分だったこと、寝袋に入った時点で「暖か〜い」と思ったら過剰装備だということ。
それでもインナーシェラフを寝袋に入れた時の「温もりスタートダッシュ」は就寝時間を楽しみにするほどの価値があった。かといって窓を開けて冷やすわけにもいかないので結局は寝袋1つで冬を過ごすことになりそうだ。
以上のことから、各アイテムを使う期間は次のようになるだろう。
- ロゴス寝袋:秋〜冬
- インナーシェラフ:春〜夏
- キャンプマット:オールシーズン
ロゴス寝袋については秋なら下着オンリー、冬はパジャマ着用といったイメージ。インナーシェラフは春がパジャマ着用で夏は下着オンリーもしくはインナーシェラフを上から掛ける程度。
暑がり寒がりあると思うが、私の場合は2つを揃えて使う機会はなさそうだ。
キャンプマットは床の冷たさを遮断して、程よい弾力でオールシーズン快適に使えた。
実はキャンプマットを信頼できず、人生の半分近くは寝ているのだからと評判の良いマットレスを何個か試したが以前のベッドマットと同じように身体が沈み、(メーカーによると人間にとって最適な沈み具合らしいが)寝起きに首や肩が痛くなる。
もちろん「身体の慣れ」も考慮して2週間ほど連続して使用するなど試したが結果は変わらない。使用開始時に頭痛がすれば、それは基本的に合わないようだ。
そんな感じで、この1年間はキャンプマットと(エアウィーブや低価格ながら高評価なレビューが多い)マットレス等を交互に試して寝起きの不快感を試したが、大きく沈まないキャンプマットだけが寝起きの頭痛や肩こり、首の痛み、だるさを感じなかった。
1日1食や湯シャンと同じく、敷物はキャンプマットで必要十分なのだなと思った。
各アイテムの詳細や購入先リンクは前回まとめ記事に記録している。
→寝具のモバイル化(2021冬)、寝袋やシュラフ・キャンプマットの現在