Pixel Tablet向け「充電スピーカー ホルダー」発売・価格、ミスリードに御用心。
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Google Nexus Pixel, Pixel Tablet, 新製品
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Google Japanが先日リリースしたPixel Tabletに付属する「充電スピーカー ホルダー」の単体販売を開始した。
カラーは2色展開、すでに注文できる状態となっている。
Google「充電スピーカー ホルダー」の価格
「Pixel Tablet」の大きな特徴として標準付属してくる「充電スピーカー ホルダー」の販売が開始された。
その製品ページをみると、次のような特徴を挙げている。
- 常時充電できる。
- ワンランク上のサウンド
- ホルダーに簡単装着
- デバイスを引き立てるデザイン
技術仕様には最大充電出力は15W、スピーカーは43.5mmフルレンジと記載されていた。
「Pixel Tablet」購入者のレビューを見る限り、同アイテムはモノラルスピーカーであったり、充電がUSB-Cではなく電源アダプターが必要といったことが不満としてあがっていた。
他には「Pixel Tablet」で音声を流した状態にしてホルダーへ装着すると音量調整機能が実行されて困るといった投稿も見かけた。
やはり「Pixel Tablet」はスマートスピーカー出身なのだと思う。
そもそもTensorチップを搭載している時点でペン入力やAndroidタブレットとしてのアプリ実行環境は一般的ではない。
ましてやヘビー級に重くなるお絵描きアプリなどを使うならTensorのベースチップを提供しているSamsungが販売するGalaxy TabシリーズのようにQualcommチップが良いだろう。
今後発売される「USIペン=お絵描きできる!」というミスリードには注意したい。
少なくともChromebookでUSIペンの入力体験(書き心地、アプリ対応状況、充電手段)をしてから検討したほうが良いと思う。
ミスリードに御用心。
私が下記リンク先でPixel 7aを高く評価しているのは「TensorチップによるカメラとGoogleフォトの最適化」だけ、それ以外の評価はiPhoneに敵わない。
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Pixel 7aで高級コンデジを手放した話、理由はピクセルビニング。
Fire Max 11といい最近はミスリード製品が増えているように思う。
- Android OSが動作するから「Pixel Tablet」(Pixelのタブレット!)
- 廉価版でもTensor G2だから「Pixel 7aはTensor G2」(最新チップ!)
- RAM4GB+MediaTekで筐体金属にしてペン同梱なのでお絵描き対応!(Amazonアプリスストア限定、ホーム画面も固定)
・・・うーん。
そして今回の「充電スピーカー ホルダー」製品ページにも”モノラル”や”ステレオ”といった記述はなく、Pixel Table購入検討者は同梱品のミスリードにかかりそうだ。
よく営業で使われる「言わない選択」なのかもしれないけれども・・・。
Pixel Tabletはスマートスピーカーとして、どのように進化するのか注視したい。
価格・配送予定日
Pixel Tablet向け「充電スピーカー ホルダー」の価格は17,800円。
注文画面へ進むと東京都内で(2023年6月24日午前5時時点)6月27日〜28日に配達予定と表示されていた。
Source : Googleストア