Fire TV Stickをゲーム機に、総合エミュ「RetroArch」インストール方法
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最終更新日:2022/04/12
Amazon Kindle Fire, Fire TV Stick
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先ほどのBanggoodセール記事でゲーム機を取り上げた際にデバイスが動作するのか不安という声をいただいたので、有名なデバイス「Fire TV Stick」に総合エミュレーター「RetroArch」をインストールする方法を簡単に書いていく。
記事にするほど難しいことではないが、全くわからないというユーザーもいるようなので数年先でも活用できるよう簡潔なインストール手順を重視している。
「RetroArch」インストール方法。
オープンソースで開発されている「RetroArch」(レトロアーチ)は、Android、iOS、Windows、Linux、macOSといった主要OSに対応、PlayStation3、Xbox 360、WiiUなど様々なゲーム機を再現できる総合エミュレータとして支持されている。
どのようなゲームがプレイできるのかは開発チームがAmazonアプリストア登録を記念して公開した動画を見ると早いだろう。
ここからインストール手順に入るが1つめは簡単な「プランA」、それが実行できないときの「プランB」という順で箇条書きにして書いていく。
なお、「プランA」「プランB」いずれも全てFire TV Stick(またはFire製品)だけで完結する。
最も簡単なインストール方法「プランA」
RetroArch開発チームは現地時間2021年6月17日、Amazonアプリストアに登録できたことを発表している。そのため、この「プランA」はRetroArchとアマゾンが良好な関係である限り利用できる方法だ。
上記でわからないポイントはないと思うが、「RetroArch」はオープンソースアプリケーションのため支払いが発生することはないことだけ付け加えておく。
次に「RetroArch」がAmazonアプリストアから追放されたり、Fire製品のアップデートによって上記の方法が通じない時の「プランB」を書いていく。
公式サイトから直接インストールする「プランB」
- Fire TV Stick(アマゾンへ)を用意する。
- Fire TV Stickで設定画面から「不明ソースからのアプリ」を有効にする。
- ブラウザ等でエミュ公式サイト「RetroArch」へアクセス、DownloadページからAPKファイルを入手。
- 入手したAPKファイルを使ってインストール。
APKファイルとはWindowsでいうところのEXEファイル(実行ファイル)。
ROMの話。
これまでのプランAまたはプランBで仮想ゲーム機(エミュレータ)がインストールできたとして、今度はスーパーマリオやドラゴンクエストなどのゲームタイトル(ROM)が必要になる。
これについてはDVD-ROMや専用の吸い出し機を使って実機(カセットなど)からROMファイルの吸い出し作業を行い、そのROMファイルを保存したWindows / macOS / Linux端末からFire製品へデータを移動する必要がある。
しかし、Fire製品のバージョンによってはmicroSDカードでは上手くいかないという報告もあるため、その時はAmazonアプリストアで無料の「ES File Explorer File Manager」(アマゾンへ)などのFTPやSMBに対応したファイルマネージャーアプリをインストールして転送すれば成功率は高まるだろう。
あとは総合エミュアプリ「RetroArch」でROMを読み込んでゲームを楽しむという流れになる。
(追記)
Fire TV Stickは4Kモデル(アマゾンへ)がRAM2GBなので可能であれば4Kモデル以上が動作良好と思われる。
前回→MIYOO Miniが特価6900円など、最大70%OFFのBanggood桜祭りセール開催中
続き→エミュ用にFire TV Stick 4K Maxを注文した話。