Apple、任天堂SwitchとDS風のコントローラー特許を出願
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Appleが任天堂スイッチのような形状を含むゲームコントローラーの特許を出願したとして海外メディアが速報を伝えている。
映像処理能力が評価されているApple SiliconはMacとiPadに積まれているが、今回の特許を見る限り想像するより早くiPhoneにも搭載されるかもしれない。
中国メーカーが展開しているゲームボーイ風のAndroidやLinux搭載端末は今後レッドオーシャンになる可能性がでてきた。
iPhone / iPad がポータブルゲーム機へ。
今回の件を報じたPatently Appleによると、Appleが世界知的所有権機関(WIPO)に申請した特許には2つのデバイスがあった。
Joy-Con風コントローラー。
1つは図1にある任天堂SwitchのJoy-Conに似た製品で、1つずつに十字キーとジョイスティックのようなインターフェイスがあることから二人プレイも可能だと思われる。
図1にあるとおりスマートフォンだけでなくタブレットにも対応することから共通アクセサリーとして発売されることが予想される。
コントローラーの接続方法は不明だがスマートフォンに対して縦向き横向きで装着できていることからMagSafeなどのようなマグネット吸着が有力。しかし、レースゲームなどでも外れないのかなど疑問も残る。
仮にマグネットなどで吸着する場合、現行モデルは側面に磁石やパーツがないことからiPhone 14以降で対応してくるかもしれない。
スタンドにもなるDS風のディスプレイ付きコントローラー。
もう1つのゲームコントローラーはラップトップのように使うポータブルと据え置きの中間に位置する製品。
カバーと思われる部分はスタンドとなり、LenovoのYOGAに近い使い勝手となりそうだ。
また、十字キーとABXYボタンの間にあるパーツには「ゲームユーザーのインターフェイス2」と書かれており、サブディスプレイとなっているようだ。
他の特許資料を見ると「インターフェイス2」には、仮想キーボードと検索フォームが表示されたり、録音ボタンの表示、主人公の体力(HP)が少ない時には回復するよう警告している画像もあった。
iPhone本体と物理接続なのかは不明だが、リアルタイムが求められるゲームの映像を表示するためBluetooth/WiFiではタイムラグがありすぎる。そのことからiPhone 14以降で金属端子が搭載が予想される。
もちろん高い防水性を維持するために金属端子は肉眼で確認することはできないはずだ。
先ほどのJoy-Con風コントローラーも考えると内蔵された金属端子部分に吸着するようiPhoneの側面には縦横に合計4つのマグネットが装着される可能性が考えられる。
(iPadは横持ちでのゲームプレイが考えにくいため、マグネットは側面だけだと思われる。)
普通のコントローラーも。
3つめは一般的なゲームコントローラー。
こちらは形状に関する特許出願ではなく、Apple TVもゲーム端末にすることを想定していると思われる。
e-Sportsやリモートワークなど電子機器を経由した本格的なコミュニケーションが成長し、高性能なカメラと映像処理を備えたモバイル端末の需要は増すばかり、そんな時代に強力なM1チップをタブレットに積んできたAppleの今後に注目したい。
Source:patentlyapple