まもなく10.1型ゲーミングPC「GPD WIN Max 2」が早期販売スタート
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ようやくGPDの最新ゲーミングノートPC「GPD WIN Max 2」がIndiegogoで出資を開始する。
10.1インチでメモリは最大32GB、ストレージを2TBまでサポートしているほか、キーボードを抱えるようにしてゲームをプレイできる専用コントローラーを内蔵するほか、筆圧検知や外部GPUをサポートするなど仕事用としても幅広く使えるPCとなっている。
「GPD WIN Max 2」が早期販売スタート。
GPDはこれまで公式Twitterアカウントなどで「GPD WIN Max 2」の最新情報を明らかにしてきたが、ついにクラウドファンディングで出資を募る段階まで辿り着いた。
以前Twitterで公開された製品画像や当時の仕様は2022年6月の記事より確認できる。
また、Indiegogoのキャンペーンページでは紹介動画も公開されていた。
さて、注目の早期出資者向けの構成を見てみよう。
- AMD Ryzen 7 6800U
- メモリ:16GB
- ストレージ:128GB
- 価格:7,040HKD(約12.2万円)
上記の構成にしては破格、そのためか限定50台となっていた。この早期出資割引プランは争奪戦になるだろう。
出荷は2022年9月を予定、GPDはAmazonなどでも様々な機種を販売しているメーカーなので出資だけ受け取ってドロンということはない。そういった面では安心できる出資先だ。
もう少し出資額を増やした7,830HKDであればストレージは1TBに増量したうえで200台まで受け付けているので最初からコチラを狙うという手もありそうだ。・・・いや、こっちのほうが早くなくなるかもしれない。
また、9,400HKD出せるなら先ほどのストレージ1TBに加え、メモリが32GBになる。
さすがに100台限定と少なめに設定されているが、メモリ喰いで消費電力の多いOS「Windows 11 Home」をプリインストールしたPCでゲームを楽しむならメモリ32GBを積んでファンをフル回転することで重量級のゲームも安定するかもしれない。
上記の他にIntelチップ版もあり、Intel Core i7-1260Pを搭載していた。
(余談ここから)
Qualcommに頑張ってもらってARM版Windowsが普及すればスマートフォンにモバイルディスプレイをつないでWindowsパソコンとして楽しめる世界線もあるのにと思ってしまうが、ゲーミングPCを見ているとApple Siliconのようにモバイルチップへの移行にMicrosoftが積極的ではないように感じてしまう。
Windows OSをプリインストールして販売してくれている古い付き合いのPCメーカーから反対はあるだろうけれど、「WindowsでAndroidアプリが使えるようになった!」とかよりも早くスマートフォン1台でPCまで使えるようにしてほしい。
M1チップのiPadが最も近い存在だが、Mac端末の売り上げを落とすわけにもいかないのでiPadOSを継続するはず・・・。
そろそろディスラプターが現れてもよい頃合いだろう。
ちなみに、ヒトの最期には石板(タブレット)が残り、それを次の知的生命体に発掘されることを願って理想(最後)のタブレットを探す「タブクル」というブログ名にしている。
(余談ここまで)
今回の「GPD WIN Max 2」はスマートフォンとは言わないまでも筆圧検知をサポートしていたり、タブレット端末やモバイルゲーム機としての顔を持ち合わせているため1つの理想を形にしている。
また、eGPUもサポートしているため本格的なゲームや4K動画編集を処理できる可能性があり、Microsoftが動かない中で最も柔軟なPC端末をリリースしようとしているのかもしれない。
「GPD WIN Max 2」は日本時間7月7日AM11時よりIndeigogoのキャンペーンを開始する。
Source:Indiegogo