6型GPD WIN4(2023)のクラファン開始、早期価格とスペック・ROG Allyとの違い

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GPD Technologyは2023年7月17日、クラウドファンディング”Indiegogo”で6インチ「GPD WIN4(2023)」の出資募集を開始した。

最小構成の出資額は699ドル、最大構成はメモリ64GBを積んだ1299ドルとなっている。

6型「GPD WIN4(2023)」のスペックと価格

ROG Ally人気の中で出資スタート。

日本ではROG Ally旋風が巻き起こっているが、その風圧の中で「メモリ16GBは辛い」と口にしては吹き飛ばされていく人を何度も見かけている。

ROG Allyは大手PCメーカーらしくAMD協業チップを搭載し、コストパフォーマンスに優れ、故障リスクが異様に高いハイエンドUMPCの中では安定しているように見える。

ROG Allyは保証対象外ながらSSD換装により512GBというAAAタイトルを数個インストールしたら満腹という頼りない標準ストレージを自己責任で2TBなどにアップグレードできる。

しかし、SSDが一般的なノートパソコンにあるような割安な形状ではないため結構な値段となり、背面ネジを外してSSDスロットの差し替え、OS入れ替えだけとはいえ失敗すれば10万円が文鎮化することもあって様子見というユーザーも多い。

先ほどSDカードリーダー不具合の記事を書いたが不具合による「メーカー本体交換」が発生するかわからない状況が続くことからSSD換装も気軽には行えない。

ちなみにTwitterで「ROG Ally 返品」(Twitterへ)と検索すると価格コムに投稿した多くのユーザーが返品しているのではと思えるほど不具合や不満の声を確認できた。

そういった点で言えばSSDとメモリが豊富でUMPC歴の長い「GPD WIN4(2023)」は魅力的だ。

「GPD WIN4(2023)」のスペック

WIN4 2023の基本スペックは以下のとおり。

  • 画面:6インチ(1920×1080/ 16:9 / 368PPI / 60Hz 40Hz / Gorilla Glass 5)
  • APU:AMD Ryzen 7 7840U or Ryzen 5 7640U
  • メモリ:16GB / 32GB / 64GB
  • ストレージ:512GB / 2TB / 4TB
  • SDカードリーダー:読み書き速度312MB/s対応
  • 通信:4G/LTE対応
  • キーボード:QWERTYフルキーボード、白色バックライト搭載
  • マウス:筐体右下に搭載
  • 指紋センサー」筐体左下に搭載
  • 冷却システム:デュアルヒートパイプ+ターボファン

拡張ドック「GPD G1」はRX 7600M XT+8GB GDDR6 + 32MBキャッシュという構成で、インターフェイスにUSB3.2×3(5Gbps)/ HDMI x 1 / DP x 2 / Oculink(64Gbps)を備え、TGP:75〜120Wとなっている。

最新モデル「GPD WIN4(2023)」とは

最新モデル「GPD WIN4(2023)」はRyzen 7 6800Uを搭載したWIN4の後継機種。

新世代となるRyzen 5 7640U or Ryzen 7 7840Uから選べる。

新たにOCuLink(PCI Express 4.0 x4)を搭載し、有効帯域幅63Gbpsの高速な外付けGPU接続が可能。別売りGPUドック「GPD G1」(Radeon RX 7600M XT)をサポートする。

ストレージ構成は512GB / 2TB / 4TBのPCIe 4.0 M.2 2280 SSDから選択可能、AAAタイトルも内部ストレージに沢山詰め込めそうだ。

メモリは16GB / 32GB / 64GBに対応、LPDDR5x 7500 MT/sとなっている。

先ほどのROG Allyは7インチと大きいが、6インチ「GPD WIN4(2023)」は持ちやすさと携帯性に優れる。

Steam Deckとのサイズ比較を見てもポータブルゲーミングPCの中で持ちやすい機種であることは間違いない。

「GPD WIN4(2023)」の強みはインターフェイス

スライド式のQWERTYフルキーボードやフィンガーマウスを搭載し、プリインストールOS「Windows 11」を使いやすくしている辺りも老舗UMPCメーカーならではといったところ。

Steam DeckはSteam OSによりゲームタイトルへアクセスしやすいという声がある一方で、ROG AllyにはWindows 11でデスクトップ画面に戻りやすかったり、ゲーム一覧に時間がかかるといった声があった。

Steam Deckはゲーム特化、ROG AllyはPCとの中間という評価に対して、「GPD WIN4(2023)」はキーボードやマウス搭載によりWindows機としての操作性を高め、6インチで小さなゲーム機として携帯性を持たせているところが強みだろう。

他にもインターフェイスが親切ということが挙げられる。

ROG Allyの天面にUSB+独自eGPUポート(で高速化を実現)という構成に対して、「GPD WIN4(2023)」はシンプルにUSB4を搭載、65W PD 3.0充電をサポートする。

ROG Allyも高速充電に対応しているがAnkerなどメジャーなUSB充電器でも上手く充電できないといった相性問題が複数報告されているあたり、UMPCを長く手掛けるGPDの強みかもしれない。

さらに言えばUSB-Cポートが底面にあり、専用ドックによる拡張性も二重丸。

上図を見る限り(個人的には)理想的なUMPC・ポータブルゲームPCの充電ドックだと思う。

ROG Ally購入を検討した際、USBポートが天面にあり充電ドックよりも手に持ってプレイすることを優先した構造となっているところが気になった。

その構造のため、ROG Allyは充電ドックに差し込んで使用する際に常時USBケーブルが上から降りてきて、底面には支えるスタンドもあるという賑やかな状態になることを知っておいたほうがよい。

「GPD WIN4(2023)」の価格

INDIEGOGOでは2023年9月出荷分の13%OFF早期価格モデルが200件中129件まで売れていた。

同モデルの構成は7840U+32GB+512GBで価格は13%OFF=116,647円。容量1TB版は11%OFF=138,887円、64GB+4TB版は13%OFF=180,597円。

APUが7640Uの16GB+512GBは15%OFF=97,194円だった。

次にGPD WIN4ドックは割引なしで12,549円となっており、400台中328台が購入済み。こちらは2023年8月と本体より1ヶ月早く届くという。

そして4G LTE Moduleは20%OFF=13,844円、同じく2023年8月着。(500台中422台が購入済み)

GPDは実績あるメーカーで保証対応もしっかりしているイメージだがクラウドファンディングは「出資」であって購入・契約ではない。そのため「投機」を意識して支払う必要がある。

価格コムに寄せられたレビューを見ると「ROG Ally」はASUSだから安心という書き込みを見かけるが、同社のノートパソコンなどではサポートに対する不満を昔から見かけるので必ず調査してから比較検討したいところ。

なお「ROG Ally」発売1ヶ月前に投稿されているASUS提供のサンプル機によるレビューには広告塔としての役割があることから、販売開始後に投稿されたリアル購入者の声も収集するよう注意したい。

Source: INDEIGOGO

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