天井照明をネット対応リモコンにしよう!SwitchBot シーリングライトプロ試用レビュー

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

SwitchBot製品を持っているユーザーならミニハブという端末をご存知だと思う。

それを内蔵した天井照明「SwitchBot シーリングライトプロ」が税込8980円(6畳モデルの価格)で2022年7月6日より順次発売を開始、まもなく開催されるプライムデーで値下げ対象となっている。

また、ミニハブ購入済みユーザーには嬉しいリモコンを内蔵しない「SwitchBot シーリングライト」が税込4980円(6畳モデルの価格)にて同時発売、状況に応じて選択可能だ。

「SwitchBot シーリングライトプロ」を天井に設置することでインターネット回線を通じて外出先からエアコンやテレビなど赤外線家電を遠隔操作できるようになるという。

今回はSwitchBot社より6畳モデルを提供いただいたので開封から設置、実際に試用した感想をレポートしたい。

SwitchBot シーリングライトプロ試用レビュー

はじめに「SwitchBotシーリングライトの特徴」の特徴をSwitchBot社が箇条書きにしてくれているので見てみよう。

  1. 調光・調色機能で光をカスタマイズ。お好みのライティングが楽しめる
  2. 声で、スマホで、リモコンで。自由な明かり操作OK
  3. ワンタッチでお好みの照明に。多彩な照明モードはシーン別に活用
  4. 目にやさしい。自然光のような優しい明るさ
  5. ハブミニとしても使える。赤外線家電をスマート*にスイッチ(*シーリングライトプロのみ対応)
  6. らくらく一括管理。照明以外のIoTデバイスと連携が可能
  7. 工事不要で取り付け簡単:設置方法は4ステップのみ

色温度は2700K~6500K相当の範囲を1〜100%の明るさで無段階に調整できるほか、WiFi/Bluetooth内蔵のため付属のリモコンだけでなく、スマホアプリやAlexa、Googleアシスタント、IFTTTを利用して遠隔操作できるのも特徴。

今回レビューする「SwitchBot シーリングライトプロ」はSwitchBot ハブミニと同じ機能を備えており、エアコンやテレビといった多くの赤外線家電に対応、スマホアプリに登録することでLANだけでなくインターネット回線を介して外出先からコントロールできるとしている。

エアコンなどを一気にスマート家電へとグレードアップできるようだ。

他にもSwitchBotシリーズと連携することが可能、例として先日レビューしたSwitchBotロックと連携するとドアを解錠した時点でライトをつけたり、SwitchBot人感センサー併用でシーリングライトのON/OFFを自動化するといったことができるという。

もちろんタイマー、スケジュール機能も備えている。それを利用して旅行や出張など長期不在の防犯対策としても活用できるとのこと。

主な製品仕様表は次のようになっていた。


製品
シーリングライトシーリングライトシーリングライトプロシーリングライトプロ
適用畳数6畳8畳6畳8畳
外形寸法Φ390×H96mmΦ480×H102mmΦ390×H96mmΦ480×H102mm
本体重量1.1Kg1.7Kg1.1Kg1.7Kg
器具光束3500lm4000lm3699lm4299lm
色温度2700K(電球色)ー6500K(昼光色)
無段階調色
2700K(電球色)ー6500K(昼光色)
無段階調色
2700K(電球色)ー6500K(昼光色)
無段階調色
2700K(電球色)ー6500K(昼光色)
無段階調色
調光1%〜100%無段階1%〜100%無段階1%〜100%無段階1%〜100%無段階
電圧AC100V(50Hz/60Hz)AC100V(50Hz/60Hz)AC100V(50Hz/60Hz)AC100V(50Hz/60Hz)
タイマー30分/60分30分/60分30分/60分30分/60分
定格消費電力36W43W36W43W
通信機能Wi-Fi+BluetoothWi-Fi+BluetoothWi-Fi+BluetoothWi-Fi+Bluetooth
リモコン
スマートリモコン  
コントロールリモコン、音声操作、アプリリモコン、音声操作、アプリリモコン、音声操作、アプリリモコン、音声操作、アプリ
定格寿命約40,000時間約40,000時間約40,000時間約40,000時間
プリセットモード常夜灯
おやすみモード
読書モード くつろぎモード
食事モード
常夜灯
おやすみモード 読書モード
くつろぎモード
食事モード
常夜灯
おやすみモード 読書モード
くつろぎモード
食事モード
常夜灯
おやすみモード
読書モード
くつろぎモード 食事モード

 

上記4機種いずれも購入日から5年間の無料修理・交換に対応するとのこと。

長くなってしまったが、さっそく開封していきたい。

SwitchBot シーリングライトプロの開封。

製品パッケージは梱包用の段ボールを兼ねた状態で届き、その段ボールが少し柔らかいので前後の広い面が潰れた状態になっていた。

今回レビューするのはSwitchBot ミニハブを搭載したプロ版の6畳用。

上図の製品パッケージに印字されているとおりエアコンやテレビなど赤外線に対応する家電をLANだけでなくWAN経由で遠隔操作できるのも特徴。

ミニハブのような製品を壁面に設置したり、赤外線の通りやすい場所へ置くために苦労した経験があれば遮るものが限りなく少ない天井に設置できる「SwitchBot シーリングライトプロ」の強みを感じ取ってもらえるだろう。

製品パッケージの同梱品は上図にある専用取り付けアダプターとリモコン(単4型乾電池x2本は取り付け済みだった)、ネジx2、リモコンケースとなっていた。

意味なく操作したくなるモード切り替えリモコン。

リモコンケースはネジを使って壁や木製デスクなどに取り付けることが可能なほか、上図のように自立できるようになっていてデスク上やサイドテーブルに設置するというのも良さそうだ。

SwitchBotアプリがあればリモコンは不要とも思えたが、次のようなモードボタンが用意されていて使いやすいと感じた。

  • 読書
  • くつろぎ
  • 食事
  • 30分
  • 60分
  • メモリ設定

上記については設置後の写真と一緒に見ていきたい。

他にも暖色と白色の割合を変更したり、明るさを無段階で操作、常夜灯に切り替えたり、ON/OFFが行える。

一人暮らしであればSwitchBotアプリが遠隔操作もできて便利だが、複数人が行き来する環境であればリモコンは大いに活躍するだろう。

それでは肝心のシーリングライト本体を見ていきたい。

シーリングライトをチェックする。

本体サイズΦ390×H96mm、重量は1.1kgと軽め。

今回のシーリングライトプロの明るさは3699lmとなっていて、昔ながらの蛍光灯を見慣れている身としては時代を感じる造りとなっている。

蛍光灯に比べたときのメリットとしては照明の寿命が挙げられるだろう。

一般的な大型シーリングライトの蛍光灯は6000時間から16,000時間とも言われているが、今回のSwitchBotシーリングライトプロの寿命は約40,000時間となっていた。

次に電気代が安いということも有名だ。

1Wあたりの光量は『lm/W(ルーメン/ワット)』で表され、蛍光灯であれば一般的に1Wあたり約40lmだがLEDは80〜120lmとも言われている。今回のプロ6畳モデルの定格消費電力は36Wで最大3699lmまで対応。

屋内の物撮りをする際に活躍してくれそうな明るさだ。

天井に取り付ける側を見ていると大きな黒いスポンジがあった。

これは天井にある様々な引掛シーリングに対応するため、よほど特殊な配線器具になっていない限り取り付けで苦労することはなさそうだ。

その他の付属品としては上図の説明書とサポートカードがあった。

取説は注意・警告ページを除けば目を通す箇所は4〜5ページしかなく、どれもが重要なので取り付けが難航して天井付近で腕をプルプルさせる前にサラッと読むことを推奨する。

実際に取り付けよう!

SwitchBotシーリングライトプロを取り付ける天井は下図のようになっていた。

レールに取り付けられているので移動できると思われるが、初期値が部屋の中央だと思えたので動かさずに取り付けることにした。

先ほどの同梱品を装着、上図のケーブルにシーリングライトを接続してから取り付けるという流れ。

部屋の照明スイッチをONにしたままだったので突然の目眩しにスツールから落ちそうになったが、無事に点灯した。

このときに1つだけ設置ミスをしているが、それについては後ほど触れていく。

ここから先ほどのリモコンを使って色々と色味を変えていきたい。

様々なモードを試す。

はじめに暖色ボタンを連打して白色LEDを消した状態を撮影、下図のように色味によってLEDが設置されていることがわかる。

カメラのシャッター速度を限りなく遅くしているので周辺が闇に覆われているが、LEDの様子がわかりやすいと思う。

次に白色LEDだけに変更して撮影した。

先ほどの暖色LEDは消灯しているのがわかる。

リモコンにあるMAXの明るさへ切り替える「全灯」ボタンを押すと上記の暖色LEDと白色LEDが同時に点いて自然な色味の灯りが広がった。

午後6時すぎの薄暗いときに「全灯」を試したところ正午のような明るさに部屋が染められた。

撮影用のビデオライトもLEDを使っていることが多く、この明るさは動画撮影や物撮りでも活躍しそうだ。

さっそくカバーを取り付けて・・・

「全灯!」

かなり明るい。

蛍光灯の白い明るさとも異なり新鮮だった。

カメラの設定によりオレンジ寄りに写っているが、全灯は日中の太陽が照っている時(正午から午後3時くらい)の部屋の明るさに戻してくれて、活動的になれる色味だった。

LEDといえば目に直接差し込んでくるなど個人的な印象は良くなかったが、ここまで部屋を鮮明かつ均等に照らしてくれるものなのかと考えを改めた。

次に「白色」ボタンを数回押して暖色を消して白色LEDだけにして撮影。

白色に振り切ると部屋全体がフワッと午前中の雰囲気に変わった。

これは、すげー。

え、こんなに天井照明の影響力って凄いんだ。

ここまで自然でクリアな白になると気分があがってしまう。

どこかの撮影でもあるんですか?くらいの白さなので仕事や勉強に集中したいときの場面転換に便利だ。

リモコンに「読書」や「くつろぎ」「食事」というボタンがあって不思議に感じていたが、白色の全灯は早朝の日差しに近い高揚感がある白さなので、各モードを併用して心を落ち着かせるのは重要だと理解できた。

最後に暖色へ振り切ってみよう。

夕方。

それはもう三丁目の夕暮れ。

暖色LEDへの全振りは切なくなるので「読書」や「くつろぎ」「食事」などのボタンやプリセットを併用して好きな色味を設定しておいたほうが良さそうだ。

ちなみに常夜灯モードにすると上図のようになる。

ここまでの写真でお気づきの方もいるかもしれないが先ほどの設置ミスが鮮明にわかるのは上図にある常夜灯の写真。

そう電源ケーブルをフックに引っ掛けていないのでケーブルそのものや影が残念な感じで見えてしまっている。

しっかりと電源ケーブルをフックに掛けて仕舞うとLEDらしい均等な明るさが広がった。

実際に使った感想。

もともと薄暗い中で過ごすのが好きで、先日レビューしたWAQのLEDランタンを購入(レビュー記事へ)してからはランタン生活を満喫していたのだが、SwitchBot シーリングライトプロは全く異なる「照明の価値」を教えてくれた。

もうロウソクの明かりで十分ではないかと思うほどの心理状況だったが、天井照明には集中力・やる気の向上、睡眠促進などQOLを押し上げる効果があるのだと気付かされた。

とくに全灯の白色LED版!

夏の午後7時を過ぎて外が淡いブルーに染まったころに試しても年老いた胸に動悸を起こすほど部屋を白に染め上げてくれる。

朝のラジオでも流せば1日が始まってしまうんじゃないかくらいの新鮮さがある。

もうこれは朝を演出できる大型のLEDビデオライトを天井に設置したような感じ。

他にもミニハブとしても機能するということでAlexa等を経由して先日レビューしたSwitchBot ロックやロボット掃除機S1も外出先から操作できるはず。

ここまで来ると玄関のカメラと連携して留守でも再配達ではなく宅配ボックスなどに入れてもらうよう会話・メッセージ送信するといった対処もアプリから行える日も近そうだ。

価格・セール

SwitchBot シーリングライト・シリーズは下記のような価格となっている。

  • SwitchBot シーリングライト(6畳3500lm)
    価格:4980円(8月1日より価格改定で5480円に)→アマゾン
  • SwitchBot シーリングライト(8畳4000lm)
    価格:5480円(8月1日より価格改定で5980円に)→アマゾン
  • SwitchBot シーリングライト プロ(6畳3699lm)
    価格:8980円(8月1日より価格改定で9980円に)→アマゾン
  • SwitchBot シーリングライト プロ(8畳4299lm)
    価格:9980円(8月1日より価格改定で10980円に)→アマゾン

なお、7月12日~13日に開催のAmazonプライムデーでは新製品もすべて割引価格になるとしており、購入を検討している際はお気に入りリストへ追加しておいてタイミングを見計らって購入するとよいだろう。

前回→SwitchBot S1 レビュー、最新ロボット掃除機の違いをチェック

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑