Amazonプライムの年間費、欧州では最大43%値上げへ
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REUTERSは米国時間7月25日、Amazon.comが欧州でプライム会員への年会費を最大43%引き上げるようだと報じた。
新しい年会費は欧州の地域によって異なり、いずれも9月15日から有効になる。
迫る、Amazonプライムの値上げ。
Amazon.comは2022年2月に米国でプライム年会費を119ドルから139ドルへと値上げしたが、今度は米国に次ぐ第2第3の市場を含む欧州が対象となった。
まず第2市場となるドイツのプライム年会費は30%上昇で89.90ユーロに、第3市場である英国は20%上昇の95ポンドに、スペインやイタリア/フランスをカバーするAmazonサービスでは年間39%〜43%の値上げが実施されるという。
これらの新会費は9月15日より適用、それ以降に新規登録や更新をしたユーザーが対象となる。
Amazon.comは2022年4月、賃金やガスコストの上昇に加えRivian Automotive Incの株式などの逆風により7年ぶりに四半期損失を計上。6月の四半期には投資価値を更に40億ドルも減少させている。
各ECサイトの配送サービスを利用した感想。
Amazon.co.jpと言えば7月26日、日本経済新聞などが国内の宅配拠点を新たに18新設して自社配送を拡大、地方でも翌日配送を拡大することが報じされていた。
日本では楽天「あす楽」やヨドバシカメラ「ヨドバシエクストリーム」など配達スピードが競わてれいる。
利用者視点では「あす楽」がサービス開始当初こそ発送に関する注文締切時間がショップごとに異なることに違和感を覚えたものの「専業の配達会社で配達」されることが多いため、Amazon DS配送に比べて安心感が日に日に増している。
ヨドバシも当初は注文から3〜4時間で届いたものの半年ほど前から「翌々日までに配達」といった表記しかなく、しかも困ったことに大抵は翌日チャイムが鳴るので慌てるというイメージ。
(宅配ロッカーを指定しても何故か玄関配達が多い)
その中でAmazonの自社配送は「配達されない」こともあったりと散々な思い出がある。
その配送サービスが日本でのプライム年会費を値上げする理由になるのかは不明だが、Amazonプライム年会費の値上げは迫っているのかもしれない。
なお、日本では2019年に年額3900円から4900円へと初めての値上げが行われたが、当時は米国の年会費に比べて3分の1以下に収まったということもあってか大きな不満へつながることはなかった印象がある。