Fireタブレットでブログ更新、書いた感想。
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最終更新日:2022/08/21
Amazon Kindle Fire, Fire HD 10, 製品レビュー
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Fire HD 10 Plusに限らずタブレットやスマートフォンでパソコンの軽作業が行えたら・・・という願いは次々と叶いつつある。
1940年の文通をテーマにした映画「桃色の店」をリメイクしてヒットした1998年公開の映画「ユー・ガット・メール」はパソコンでメールをやりとりするロマンティック・コメディ。20年ほど前は電話機やパソコンを家族で共有することが珍しくなかった。
身近な撮影もカメラからスマートフォンへ代わり、音楽や映像もネット配信が主流でカセット/MD/CD/DVDを見かける機会は減った。
2022年、そろそろモバイル端末だけでブログを執筆できるようにしたい。
モブログ、テレワーク、コワーキングスペース。
ブログ執筆に求めるモノ。
ブログ執筆で必要になる「テキスト」と「映像」さえ処理さえできたら何ら問題はないが、リーク情報や新製品発表といったデータを見ながらの文字入力には画面サイズを求めてしまう。
これは製品の画像や動画をチェックする際も同じ。
小説を書いたりブログの下書き専用もしくはインプットとアウトプットを2台で行うならポメラやスマートフォンも使えるが、1台でこなすとなればタブレット端末となる。
それも8インチ以上は必要だろう。
しかし、小さい筐体で処理性能やバッテリーを求めるとUMPCのように発熱問題や謎の故障が発生しやすく、その割に価格は高くなりがち。
そうなると10インチ以上のタブレット、つまり今回のFire HD 10 Plusあたりが適当ということになった。
ドレで書くか、ソレは続くか。
AmazonアプリストアはMicrosoftも参加してWindows向けAndroidアプリストアとして提供されているため、「閉鎖のリスク」は低い。
しかし、それ以前の問題として大手も含めアプリストアでのアップデートを放棄している開発元が多いという問題を抱えている。
それにより最新Android OSをベースにした新しいFire OSに対応できず、アプリ落ちや起動しないといったことが発生。他にもradikoのように有料サービスが利用できないなどAmazonアプリストア特有の制限もある。
つまり、Amazonアプリストア内のアプリでブログを書くのはリスクが高い。
そうなると野良アプリもしくはTermuxのような簡易Linux内、そしてブラウザアプリが有効だろう。
Mac環境になってから最初は「MarsEdit」というブログアプリを使用していたが、アップデート時の不具合や自動化のトリガーとしていた設定項目が変わったりとメンテナンスに手間がかかった。
最近はブラウザのほうが自動化しやすいので、ブログはブラウザで直接書いている。
そう、Fire HD 10 PlusのChromeやFirefoxでPCモードに設定すればブログは書けるということだ。
上図はChromeブラウザとTermux内のVimでテキスト入力をしているところ。
画像処理、映像処理。
ブログに掲載する画像についてはFireタブレットで問題ない。
なぜかというとFire 7(2022)というRAM2GBしかないタブレットにプリインストールされている画像編集ソフトで何枚か実際にブログの画像を処理できているから。
少し前は矢印のイラストやテキストを挿入するための専用アプリが必要だったが、そういった多くの機能をOS標準アプリが備えてきているのだ。
こうなるとアプリ開発元は「システムに取り込まれるリスク」から開発や更新への意欲がなくなるだろう。
・・・話を戻すとFire 7で編集した画像は自分でブログを読んでいても違和感はなく、タブレットでリサイズ・編集するほうが簡単とさえ思い始めている。
バッチ処理、自動化。
ファイルの一括変更や定型文、テンプレートと同じ作業を繰り返さないための魔法は必要だ。
AndroidにはTaskerという便利アプリが存在する。
しかし、Google Playでライセンスを契約する仕組みになっているほか、Fire OSは制限が厳しくFire OS上での自動化には限界がある。
そもそも、Amazonアプリストアに限らず特定のストアに依存はしたくない。
そうなるとオープンソースのTermuxプロジェクトに頼るのが無難だと思った。
記事にはしていないがUbuntuの他に軽めのLinuxディストリビューションもインストールできている。
プロジェクトの継続を願いながらTermuxを推していきたい。
Fireタブレットでブログを書いた感想。
普段MacBookの内蔵キーボードを使っていることもあって、慣れないところはあったが人間やはり環境に馴染むようで書き終える頃には操作ミスも減っていた。
画面分割によりSilkブラウザとChromeブラウザの同時表示もできるため、MacBookと変わらない環境でブログを書けたのが大きい。
マークダウンからHTML生成という手法も考えたが、ブラウザで直接入力したほうがシンプルで外部からの影響を受けにくいと判断してブラウザを選択している。
今後OSやテキストアプリがアップデートすることを考えてもブラウザが無難。
Fire HD 10 Plus(セール価格1.6万円)でブログが書ける時代になった。
これはブログシステムのWebアプリが進化したり、ブラウザ環境が安定して、Android OSの画面分割、ARMチップの高性能化など様々なアップデートによるもの。
そうなると強力なiPad/iPhoneの組み合わせも再び試したくなる。
しかし、Fireタブレットにしかない強力な機能もある。
次回は何度目の挑戦なのかiPadでもブログは書けるか、Fireタブレットとの違いについてレポートしたい。
→今回レビューしたFire HD 10 Plusの最新価格やレビューはAmazon販売ページへ
関連→iPad mini 6でブログ執筆、どこまで出来たか
続き→Fire7を「ラジオ」に、SDカードへ録音。
前回→Fire HD 10 PlusをPC/MACから遠隔操作、scrcpyのインストール方法