Fire7を「ラジオ」に、SDカードへ録音。
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最終更新日:2022/08/22
Amazon Kindle Fire, Fire 7, 製品レビュー
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先日からFire 7 (2022)タブレットでポメラ化やドラクエプレイといったことを試してきたが、どうやら「ラジオ」として使うことに落ち着きそうだ。
とりあえずラジオ音源をmicroSDカードへ録音することまでできた。
もっとスマートな方法はあると思うが、アプリやOSの影響を受けないという意味で今回の方法は「強い」と思うので録音までをシェアしたい。
Fire 7 にラジオを、SDへデータを
モバイル端末でラジオを聴くためのサービスといえば「radiko.jp」(Amazonへ)が有名、Amazonアプリストアでも配信されているのでFireタブレットへ気軽にインストールできる。
Fire 7(2022)で使用したところ、文字通り「1日中」再生しても落ちることなく安定していた。
オーディオストリーミング・サービスなのでFireタブレットの画面をオフにしていてもバッググラウンド再生可能。バッテリー消費は緩やか、携帯しやすいFire 7と相性の良いアプリだと思う。
このままradikoの有料契約をして録音まで行えたら良かったが、残念ながらAmazonアプリストアでは契約することができない。
そのため別の方法で録音することになる。
ちなみに2022年になっても録音機能や予約機能を持つポータブルラジオは少なく、語学学習などに使える多機能なラジオは数万円といった感じ。
上図のソニー「ICF-P36」は4720円(Amazonへ)で予約機能や録音機能はなく、昔ながらの外部レコーダーで録音することになる。
なお、中華タブレットと同じく中国ブランドと思われる安い多機能ラジオ(Amazon検索結果へ)があって、それらは録音機能やMP3再生機能に対応しているが対応バンドが表示と異なっていたり、物理ボタンの故障、特定の機能が使えないといった報告もあり、「それならradikoで良い」と買えずに現在へ至っている。
録音する方法。
radikoの音源を録音する方法はWindows/Macでは「らじれこ」、Android/iOSには「らくらじ2」(開発者サイトへ)が有名。
「らくらじ2」についてはAmazonアプリストアでも配布(Amazonアプリストアへ)されているが、Fire 7 (2022)は非対応となっている。
今回「らくらじ2」がインストールできないので、Fire OS標準の「スクリーンレコーダー」を試したが音声データはミュートされてしまい画面だけが録画されていた。
そこで再びF-Droidを召喚、完全なオープンソースで広告表示も権限要求もないAndroidアプリ「シンプルボイスレコーダー」(F-Droidへ)をインストールした。
このアプリはradikoの音声データだけを録音する機能はない。
アプリ名のとおり単純にFireタブレットのマイクへ入る音声を録音するというレコーダーアプリなので、雨の日であれば雨音は入るし、ラインイン録音よりも音質は落ちる。
しかし、確実に録音できる。
しかも、味のある音に仕上がっていてアナログ録音を見直すかもしれない。
例えば今日、2022年8月21日という日に録音した唯一無二の音が残るので見逃し配信より価値があるのではないだろうか。
この方法の良し悪しについては次のような感じ。
- (○)バッググランド録音に対応、画面OFFに対応
- (○)設定画面から録音場所を変更可能(microSDカードへ変更)
- (○)完全な無料、広告や権限がない
- (○)FireOSやアプリストアに依存しない
- (△)録音停止を忘れると録音データのファイルサイズが・・・
- (X)ラジオ開始に遅れると綺麗に保存できない
- (X)賑やかな場所での録音は解決力が試される
スマートフォンにradikoをインストールしていて、アプリを終了したつもりがバッググラウンドで再生が続き、帰宅時にバッテリーがゼロなんて経験を抱えているなら、Fire7にradikoを入れて持ち歩くのはいかがだろうか。
(追記)
先日のFire7レビューで登場した無料の多機能プレイヤー「VLC」をインストールすればラジオ音源をリピート再生、A-B間再生といった多機能なラジオ端末と同じような使い方ができる。