iPad mini 6でブログ執筆、どこまで出来たか
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
Fireタブレットに続き、iPad mini 6でもブログの執筆(下書きから画像の添付、校正チェック)を快適に行えるのか試した。
各作業の中で気付いたこと、Fireタブレットとの違いなど実際にブログ記事を書いて感想を記録していく。
iPad mini 6でブログは執筆できたか。
はじめに結果を報告すると、iPad mini 6でブログを書くことができた。
それはFireタブレットと同じ方法で画面分割機能を使い、2つのブラウザからブログシステムのウェブアプリを使ったもので操作感はMacやFireタブレットと大きく変わらない。
何より衝撃的だったのは、モバイルモニター接続時に充電しながら大画面でブログを書けたこと。
いや、それが出来ることはApple発表時の記事を書いていたので知っていたが、その機能を使って生産性ある行動をiPadで行って初めて凄いことだと気付けたのだ。
iPad mini 6はタッチ操作とApple Pencilによる操作が可能で、キーボード側のタッチパッド操作による画面スクロールも行える。
その姿はMac miniやMacbookに比べて驚くほどコンパクトで、優雅だった。
作業順序で感想を書く。
ここからはブログを書く際の具体的な作業手順にあわせて気付いたことを書いていく。
- 情報収集
記事のタネとも言える重要な作業。
→Fireタブレットに比べて情報集アプリの選択肢が多く悩まない。
Macと同じような感覚で情報収集が行えた。
→複数の海外メディアを翻訳するときもキビキビと動作していた。
→キーボードを打たないときはMacBookより気軽に持ち歩けてハッピー。
- 白紙からの脱出
いわゆる記事にすべきかどうか、記事にする意味があるのかという状態。
→このエンジン始動時に端末の動作が遅いと文字数が減ったりするので意外と重要。
→FIreタブレットに比べてウェブアプリの表示が早く動作に入りやすかった。
- 下書き・翻訳
誤字脱字や翻訳ミスと話の組み立てチェック時に何度もウェブページをリフレッシュするため文章を書けるスピードは重要。物理キーボードとの接続性や相性も大切でキーの反応次第では大きな時間のロスとなる。
→Fireタブレットは動作が遅めで削除キーが遅れて連打されることがあり、クセをつかむのに苦労したがPadは安定していた。
→Macと同じくiPadの音声によるテキスト入力は便利だった。
- 画像・動画、メディア作業
ブログ記事へ掲載する画像やカメラデータ転送のしやすさ、加工スピードも重要。
→iPadはカメラロール保存で少し手間はかかるも「慣れ」の話だろう。
→画像圧縮や編集については過去に購入したiOSアプリが使えず手間がかかった。
iPadをメインにする際は画像編集もウェブアプリに頼るかもしれない。
- 仕上げ・校正チェック
ここでは再び誤字脱字や文章の流れをチェック。
具体的には情報元の推測や正確性の確認、複数のメディアを読んで整合性がとれているかといった確認。
ここでも画面スクロールやブラウザ更新の速度に応じて作業が遅れる。
→iPadはタッチパネル操作が安定しているため、その点でMacより直感的に操作できて快適だった。
ふとWindows時代にキーボードとタッチパネルの併用が便利だったことを思い出した。
- 記事の公開
ブログ記事を公開した途端、何十回と見直していたはずの誤字脱字や意味不明な内容に気付くことがある。かといって記事を公開しないと全く気付かないという「黄昏時(誰そ彼時)」のような不思議な時間。
→そんなときでもiPadではブラウザ表示が早いので修正も滞りなく行えた。
- SNS投稿
Twitterアプリは不便という声も多いが、呟き専用の投稿アプリも更新で使えなくなることがあり、ブログシステムのプラグインで投稿しようとしても同じような理由で使えないことがあるなど定期メンテが必要な項目。
→Macでは自動化してブラウザ投稿を行っていたが、iPadはショートカットアプリを使っても限界があった。
→Fireタブレットは制限が強く、意外とピュアAndroid OS+Taskerがモバイル端末では強いのかもしれない。
iPad mini 6でブログを書いた感想。
WindowsやMacでさえ満足することはできなかったので、生産性とは真逆に位置する消費専門のようなモバイル端末、どこまで作業を簡略化できるのかはモノの片づけと似ているように思う。
その点でMac以上に出来ることが制限され、Fireタブレットよりも良い感じに枯れたアプリが豊富なiPadは「集中しやすい」という意味で優秀だと感じた。
意外だったのはiPad mini 6の画面分割だ。
これまでWindowsやMacのサードパーティ製アプリや自作スクリプト等でウィンドウサイズを細かく指定して「仕事モード」や「動画視聴モード」といった配置にしていて、それが快適でモバイル端末へ移行できない理由でもあった。
しかし、複数のソフトウェアを起動しているとウィンドウの切り替えミスも多発していた。
具体的にはOSやアプリのアップデートがはじまって知らないうちに新規ウィンドウが生成され、ブラウザより前に表示されてしまったりといったこと。
それがiPad mini 6は2画面固定なので他のアプリへ誤って飛んでしまうこともなく、例え別アプリを起動しても2つのうち1つのブラウザアプリを開けば2画面に戻れる。
これが思いのほか便利だった。
デスクトップOSではブラウザで散歩してしまうところも2画面固定だと「書き終えるまで変えれま10」といった雰囲気になる。
そして、今回のレビューで最も衝撃的だったのはモバイルモニターへ接続した時。
iPad mini 6は充電を継続したまま画面は転送、懸念材料だった「画面の小ささ」と覗き込むことで起こる「姿勢の崩れ」が解消された。
そのまま動画配信サービスを視聴したが大画面で楽しめた。
USB-Cケーブルを抜けばデスクから離れて好きな体勢でブログの情報収集やサービスをフル充電で楽しめる。
iPad mini 6、恐ろしい子。
他の良い点を挙げるならブラウザをはじめOS全体の動作が軽快で、タッチ操作も正確、音声入力に至ってはMacと変わらない精度だったのも印象に残っている。
ノートパソコン以下のモバイル端末ではキーボード環境が著しく劣ることが多いため、Appleの音声によるテキスト入力は強力な武器だ。
ここまで良い結果が出てしまうとiPad mini 6用のキーボードやショートカットによってはMac自体が不要になるかもしれない。
iPhoneとiPadだけの暮らし。
やはり理想のタブレットはiPadだったのかもしれない。