第10世代 iPad、低速USB-Cと判明
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Appleの第10世代iPadは見た目こそ上位モデルの「iPad Air」や「iPad mini」に追いついたものの、USB-Cポートが低速だったと指摘されている。
そのため、第10世代iPadの大容量ストレージを選択して頻繁にデータ転送を行う予定があるなら注意したほうがよさそうだ。
第10世代 iPadのUSB-Cポートとは。
今週リリースされた第10世代 iPadをレビューしたThe VergeはUSB-Cの項目でデータ転送速度が最大480MbpsのUSB2.0規格に制限されていると指摘した。
そのため格安で販売されていたiPad 9のLightningポートと転送速度は変わらず、他のUSB-Cポートを搭載するiPadシリーズより遅いという。
M1チップ以降のiPad ProシリーズはThunderbolt 3と互換性があり、そのデータ転送速度は最大40Gbpsになるほか、第5世代iPad AirのUSB-Cは最大10Gbps、第4世代iPad Airと第6世代iPad miniは最大5Gbpsとなっている。
以上のことからUSB-Cでデータ転送を頻繁に行う予定があるのであれば注意したほうがよさそうだ。
第10世代 iPadについてはApple Pencilが第1世代にしか対応していないことから側面充電が行えず、付属の変換アダプタを使ったUSB-C充電が必要なことも話題となった。
第1世代Apple Pencilを再利用してベゼルレスな側面Touch IDの無印iPadを使いたいという場合は選択肢になるが、価格が第9世代iPadの49800円から68800円へと大幅に上げられているため購入者が限定されるタブレットとなっている。