ペン対応の5.54型+7.1型スマホ「OPPO Find N2」発表、スペック・発売日・価格
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日本進出を果たしている中国メーカーOPPOは2022年12月15日、折りたたみディスプレイを搭載した最新スマートフォン「OPPO Find N2」を発表した。
常に外部へ向けて表示されるセカンドディスプレイは5.54インチ、本のように開くことで表示できるプライマリディスプレイは7.1インチとなっている。
「OPPO Find N2」のスペック・特徴
OPPOが公開した製品ページの冒頭には「軽量」「使いやすさ」といった文字が並ぶ。
ディスプレイと筆圧感知ペン
その次に登場する言葉も「超軽量」「折りたたみ設計」と軽さを強調しているが、かといってディスプレイで手を抜いているわけではなくプライマリとセカンダリでSamsung E6素材による120Hzという高いリフレッシュレートを採用している。
ディスプレイはCorning Gorilla Glass Victusで保護、40万回の折りたたみ損傷テストにより10年間の品質保証を掲げる。
ユーザビリティにおいては同社のColorOS13により、45度〜125度の角度を認識して画面を上下に分割して小さなノートパソコンのように自立型スマートフォンとして利用可能なホバービューを搭載。
主に次のようなモードがあるようだ。
- 2本指で画面を縦に分割
- 分割画面のキャプチャ、1つに統合することも可能
- 画面間をまたがって写真やコンテンツを共有、情報収集に最適
- 単一アプリで長いページを分割して表示する機能
- 先ほど登場した上下を分割する機能
上記の中では「4」の単一アプリの価格設定がKindleなどではなく任意のPDFで読む小説などで活躍するかもしれない。
また、OPPOペンに対応している。
OPPOペンは筆圧感知4096段階に対応、物理ボタンを1つ備え、専用のペンケース経由でUSB-C充電を行う。
OPPOペンは599元、記事投稿時点で141人が予約していた。
重量と耐久性、バッテリー
重量は233gと大画面化の続く大型スマートフォンと変わらない数値を実現、屏風型スマートフォンのデザインで限界に挑み、片手でも操作できるレベルに仕上げたという。
初代OPPO Find Nに比べてヒンジのボリュームが37%縮小し、36%も軽量化、それにより空きスペースへの電池投入が可能となり大容量バッテリーを実現できたようだ。
折りたたみディスプレイといえば耐久性が取り上げられるが、同社は業界初となるカーボンファイバー素材を含めた3層でスクリーンをサポートすることで34%のスクリーン軽量化と折り目の幅が60%も減少してフラット状態を維持することができたと続ける。
バッテリーは4520mAhを搭載、最大67Wのスーパーフラッシュ充電により10分間で37%まで充電、42.5分でフル充電できるとしている。
カメラ性能
OPPOはHASSELBLADと提携して共同開発したというカメラも特徴としている。
メインカメラは5000万画素F1.8光学手ブレ補正と超広角(115度)4800万画素F2.2、望遠3200万画素F2.0光学2倍ズームのトリプルカメラを搭載している。
また、自社開発のMariana MariSilicon Xという画像専用のNPUチップも搭載した。
撮影機能としては4KタイムラプスのほかにISO等を自由に設定できるカメラアプリを搭載、それらを先ほどのホバー機能による自立した状態で自撮りや集団撮影できるとしている。
その他(スピーカー、指紋認証など)
サウンドではOPPO独自の低圧保護とNLC低周波アルゴリズムを組み合わせた世界初というデュアルリング磁気スピーカー(ドルビー準拠)を搭載、低周波は40%増加し、全体的なラウドネスも20%増加したとしている。
筐体の側面にある電源ボタンには指紋センサーを内蔵。
NFC決済は業界初という通常時と展開時どちらでも対応できるとのこと。
価格・発売日・カラーバリエーション
OPPO Find N2のカラーバリエーションはブラックとホワイト、グリーンの3色展開となっている。
価格は16GB+512GBモデルが8,999元(17.7万円)、12GB+256GBモデルが7999元(15.8万円)となっていた。
発売日は2022年12月を予定している。
Source:OPPO Find N2