Google I/O 2023の視聴方法、PixelやBardなどリークまとめ

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Googleは日本時間2023年5月11日午前2時に毎年恒例の年次開発者会議「Google I/O 2023」を開催する。

それに先立ちYouTubeでライブ配信動画も用意された。

この記事では最近Amazon.co.jpでフライング掲載された「Pixel Tablet」やフラッグシップキラーともいわれる「Pixel 7a」など発表が期待されている製品の最新リークをまとめていく。

Google I/O 2023の視聴方法、リークまとめ

「Pixel Tablet」のリークまとめ

はじめに昨年のGoogle I/Oで発表された「Pixel Tablet」について。

「Pixel Tablet」は2023年5月に入ってからAmazon.co.jpでフライング掲載が行われ、価格79,800円で専用ドックとセット販売であることが明らかになった。

(画像)Pixel Tabletの価格は79800円に、アマゾンで発売日など誤掲載より

ほぼ最終スペックと思われる製品仕様は以下のとおり。

  • 画面:10.95インチ(2560×1600)LCD、276ppi / 16:10 / 500nit
  • SoC:Google Tensor G2(Titan M2コプロセッサ)
  • RAM:8GB
  • ROM:128GB / 256GB
  • 電池:27Wh、最大12H動画再生
  • カメラ:前面8MP/背面8MP
  • 通信 : 802.11ac対応、UWB(超広帯域無線)対応
  • サウンド:クアッドスピーカー、トリプルマイク
  • 端子:USB-C 3.2、4pinコネクタ
  • センサー:光、加速度、ジャイロ、磁力、ホール

このフライング掲載から充電ドックは「タブレットで8万円は高い」「別売りにならないのか」といった声が飛び交った。

2023年4月20日の記事を振り返ると、海外アマゾンで充電ドックの単体販売ページがフライング掲載されているため、単体販売の可能性は僅かながら残されている。

しかし、Amazon AlexaやApple Siriなど音声アシスタントのビジネス展開を考えるとスマートスピーカーとしてGoogleアシスタントを普及させたい思惑も垣間見える。

Googleの広告・販促タブレットとして、かつてのKindleタブレット(現在のFireタブレット)のように手頃な価格にしてもらいたいところだが・・・

筆圧検知4096段階スタイラスペン対応の可能性

Amazon.co.jp販売ページに掲載されていないことで実装の可能性は低くなってしまったが、Pixel Tabletはコードネーム「Tangor」が筆圧検知4096段階スタイラスペンの「USI製品リストで発見」されている。

(画像)Pixel TabletはUSIペン対応か、リークまとめより

USIはスタイラスとコンピューター間の双方向通信プロトコルを定義するスタイラスの独自技術標準を推進しているGoogleや3Mを含む企業の非営利団体、AppleとMicrosoftは参加しておらず、Chromebook向けスタイラスの仕様策定団体と認識されている。

USIペンは2019年ごろから複数のChromebookでサポートされ、すでに日本でも入手できる状態までは普及済み。

目玉機能ではなく別売り扱いであればAmazon.co.jpの製品画像に掲載されるなかったことも頷けるが・・・。

なお、Pixel Tabletは2022年2月までに書類を提出し2023年4月にはFCCより承認を通過、UWB対応などが判明している。

最新記事はタグ「Pixel Tablet」へ

Pixel Foldのリークまとめ

iPhone miniやiPhone SEに負けないくらい冗談だと思われながらも数々のリーク情報が飛び交い、2023年5月にはGoogle自らティザー動画を公開(記事へ)するまでに至った「Pixel Fold」。

短い動画ではベゼル幅やトリプルカメラ仕様といった外観の情報が多く伝えられている。

そのデザインは実績あるリーカーが公開したレンダリング画像に近い。

2023年4月には指紋センサーや7.6インチで120Hzといったスペック情報がリークされている。

指紋センサーが不評だったディスプレイ埋め込み型からXperiaスタイルの電源ボタン内蔵型に変わるといった具体的な内容やトリプルカメラの画素数が伝えられた。

本体サイズや重量といった詳細スペックは記事「Pixel Foldは全5カメラなど詳細スペックと価格がリーク」へ。

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Pixel 7aのリークまとめ

もっとも注目されているフラッグシップキラー「Pixel 7a」については数日前、マーケティング資料がリークされて話題となった。

以前よりプレス資料のリークはあったものの、それはマーケティング用というだけあってPixel 6aとのスペック比較、製品特徴、同梱品の一覧といった具体的かつ鮮明だった。

上図ではリーク情報を肯定するようにメインカメラがPixel 6aの12MPから64MPへ大幅にアップグレードするといった内容が記されている。

他の資料ではPixel 7aがAシリーズ初となるワイヤレス充電対応を伝える画像もあった。

上記以外の画像と詳細は記事「Pixel 7aのプレス資料リーク、スペック比較や同梱品など」へ。

Pixel 7aの発売日はGoogle I/0 2023基調講演を終えてから、すぐに販売が開始されるため5月10日と伝えられている。

カラーバリエーションは以下のとおり。

  • Charcoal
  • Snow
  • Sea(ライトブルー)
  • Coral(Googleストア限定カラー)

これを伝えた実績あるリーカーJon Prosser氏はPixel 7aが価格499ドルになるとしており、同じタイミングで独占スクープを掲載した9TO5Googleも同氏と同じ価格になると聞いたと伝えた。

これはPixel 6aから50ドルの値上げとなる。

日本でPixel 6aの価格は53900円、50ドルUPであればPixel 7aの価格は6万円前後になりそうだ。

また、9TO5Googleは小売店での販売についても言及しておりGoogleストアの翌日(5月11日)になること、Coralカラーが店頭販売されないことを付け加えた。

上記の詳細は記事「Pixel 7a の発売日5/10か、価格や限定色もリーク」へ。

最新記事はタグ「Pixel 7a」へ

Google検索を強化「Google Bard」

Google I/O 2023ではPixelシリーズの各製品だけでなく、次期OS「Android 14」とChartGPTのライバルになりえるGoogleの対話型AIプラットフォーム「Bard」(公式サイトへ)の追加情報が伝えられるとみられている。

ChartGPTといえばGoogle最大の強みである「Google検索」にとって代わると予想されている対話型チャットボット。

AIについてピチャイ氏は2023年2月(Google The Keywordへ)、Googleが6年前から取り組んでおり世界中の情報を整理し、誰もがアクセスできるというミッションを達成できる最重要技術と位置付ける。

Google Bardは「Google検索」に搭載され、より高度な検索が可能になるという。

例えば楽器を習いたいとき、これまでは「ピアノ教室」や「ギター 楽譜」といった検索をしていた。

では、Google Bardならどうなのか。

Google幹部によれば「ピアノとギター、どちらが習いやすい?」「それぞれの練習時間は?」といった情報を対話を通じて収集できるようだ。

Google Bardは、2023年3月に一部テスターが開始され4月には日本も待機リストへの登録・サービス利用が可能となり、米国時間5月5日には「Google Workspace」でもBardを順次ロールアウトしたことが明らかにされている。

この対話型Google検索はPixelスマートフォンのリアルタイム翻訳やPixel Tabletで充電ドックの強制セット販売にも繋がる技術。

もしかするとPixel製品を通じたBardのグローバル展開が発表されるのかもしれない。

Google I/O 2023ライブ中継動画

Googleが日本時間2023年5月11日に公開予定と設定しているYouTube動画には、記事投稿時点で227人が待機していた。

上記動画のライブ中継は2023年5月11日午前2時に設定されており、通知の受付が開始されていた。

PixelシリーズなどGoogle I/O 2023最新情報は「Googleの記事一覧」へ

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