液タブ購入から1ヶ月、絵は上手くなったか | クリスタ導入など
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最終更新日:2023/05/26
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2023年3月16日に23.8インチ(2560×1440)の液晶ペンタブレット「XPPen Artist 24」がアマゾンから到着した。
それから2週間ほどの間は幸せだった。
なんといっても絵の練習をしてこなかったものだから絵の比率など知れば知るほど絵が上達していくのだ。
しかし、3週間目から伸び悩んだ。
そこで名著とされる本を図書館で借りたり、手元に置いておくべきと判断した「やさしい人物画」とスカルプターのための美術解剖学」(rakutenへ)を購入して知らない世界をインプットしていく。
そして本日2023年5月25日、気付けば1ヶ月以上も毎日絵を描いていた。
念願の絵を描く習慣が身についたと思う。
とくに驚いたのは、絵を描いていくうちに文章を書くこと、創作が好きだったことを思い出して物語を書き始めたこと。
好きな小説やアニメ、漫画などは媒体が変わるたびに知らない顔を見てしまい辛い思いをすることもあったが自分で綴る物語は延々と続けることができる。
これまで文章だけの存在だったキャラクターを絵で描けるようになりかけていることが何よりも嬉しかった。
・・・・前置きが長くなってしまった。
現在は先日よりレビューしている13.3インチの防水+ワコム+Windowsタブレット「Arrows Tab Q736/M」で描いているため、液タブやクリスタを含めた環境の変化を記録していく。
液タブ購入レビュー
購入してよかったこと。
液晶ペンタブレットを購入して最も良かったこと。
それは紙に書こうとすると身構えてしまっていた絵を気軽にかけるようになったことだと思う。
またディスプレイ前に立っている時間が長いため、ブラウジングに疲れた時など何かにつけてディスプレイに映る何かを脳内で3D化して描写するといった遊びもできる。
つまり脳トレアイテムとしても使えた。
GoodNotesはホワイトボードとしても便利
GoodNotesとの相性も良く、アプリを最大化して23.8インチのホワイトボードとしてマインドマップを書くといった思考整理に使えた。
その一方で”ほぼ直角のディスプレイ”にペンを走らせるのは壁に落書きをしているような姿勢が続くわけであって、疲れる。
その救世主となったのが「Arrows Tab Q736/M」だった。
Arrows Tab Q736/MとQ508/SEの機動力
「Arrows Tab Q736/M」については、イオシスが6980円でAtomプロセッサの簡易的なワコムPC「Arrows Tab Q508/SE」を販売していなかったら辿り着くことはなかった。
この2機種は現在次のような使い道になっている。
- Arrows Tab Q508/SE:キッチンやバスルームにサッと持ち込める防水タブレット
- Arrows Tab Q736/M:文章作成+お絵描き+バスルール・キッチンで使う大画面の防水タブレット
Q508/SEはシングルタスクといった感じの軽作業メイン、軽くて防水・タフネス筐体なので機動力がズバ抜けている。
Q736/Mは990gとMacBook Airよりは軽いものの、タフネス筐体+防水IP58に加え、5年前に37万円で販売されていたSurface Bookと同じCPUとRAM・DISK容量を搭載しているので映像処理以外は大抵こなせている。
この2機種があるおかげで絵を描いたり文章を作成する行為がグッと身近になった。
子どものころみたいに寝そべって絵を描いたり、文章を書くのは楽しい。
現在の環境
現在は、、、というより液タブ購入3週間目からずっと「やさしい人物画」と格闘している。
読めば読むほど奥が深く、そうやって世界を見ているんだと知らない景色をみせつけてくる。情報が押し寄せてくる。
骨人形、棒人形ともいわれる人間のランドマークを捉えた描き方を何度も、何度も、何度も描いていくうちに自然と立体で人物を捉えられるようになってきた。
ただ遠近感が強かったり、漫画的な強調する表現になると積み重ねたものがないものだからボロがでる。
現在はArrows Tab Q736/Mで絵を描くことが多い。
正直、絵の練習には疲れている自分がいる。
それもあってArrows Tab Q736/Mの秀丸エディタを小説モードにして物語に出てくるキャラクターを絵にするといったことをしている。
上図は左画面で小説モード@秀丸エディタ、右画面でクリスタを開いて小説に書いたシーンの登場人物を映像化しているところ。
絵は上手くなったか。
今までは何か元データとして絵・イラスト・写真を見ないと何も描けなかった。
それが徐々に見たものを脳内撮影する癖がつき、立体で捉えて特徴を抑えるということに専念すれば想像したキャラクターも少しずつ映像化できるようになった。
絵は上手になったと思う。
やはりデジタル環境により描く頻度が増えたことが大きい。
現時点でアニメーターや絵師になるつもりはなく、自分の書いた物語の挿絵さえ描けたら満足。
それでも絵を描いてこなかったため引き出しが絶望的、そこは小説家がいうような膨大な資料集めで空想と現実の整合性を保つ必要がありそうだ。
→今回レビューした液晶ペンタブレットの詳細はAmazon販売ページへ