Fire Max 11が6000円OFFに、過去最安と比較
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アマゾンジャパンが本日2023年8月20日まで開催している「Amazonデバイス 夏セール」においてFireタブレットの一斉値下げを実施している。
その中でも11型「Fire Max 11」は新製品ながら6000円OFFという大盤振る舞い、USI2.0ペンとのセットも同額の値引き額となっていた。
Fire Max 11の価格比較と買い時
アマゾンジャパンのFireタブレットが黄金時代を迎えていたのは「格安タブレット」として7型「Fire タブレット」がセールで3980円で買えていた頃だと思う。
最新Fire 7は2023年2月の一斉値上げまで定価6980円と手頃だったが、定価8980円へと値上げされた。
USB-Cなど強化された箇所もあるが動画視聴に向いた端末、カラー版Kindleリーダーといった立ち位置は変わらない。
そう考えるとFireタブレット・シリーズ自体は進化しても、Google Play非対応+Amazonアプリストアのアプリ不足(アプリ更新停止も多い)など「出来ること」は初期の頃から変わっていない。
そんな中で初の筆圧感知ペン対応モデル「Fire Max 11」がリリースされた。
Fire Max 11 夏セールの価格をチェック
「Fire Max 11」は一斉値上げ(一律4000円UP)した後に発売されたため、大安売りという前例がない。
定価は34,980円、今回の「Amazonデバイス 夏セール」では17%OFFとなる28,980円にまで値下げされた。
金額で書くと6000円OFF。
これは標準ストレージ64GBから128GBに変更しても同額の値引きとなっており、以下の構成を選んでも同額値引きだった。
- 本体+キーボード:6000円OFF
- 本体+スタイラスペン:6000円OFF
- 本体+スタイラスペン+キーボード:6000円OFF
記憶が確かであれば通常時はキーボードやスタイラスペンをつけると値引きしていたので、今回の買い時は「本体のみ=6000円OFF」と思われる。

過去最安との比較
誕生して間もないFire Max 11にとって過去最安は2023年7月のプライムデー。
Amazonデバイスに限ってはブラックフライデーやサイバーマンデー、正月セールを持ってしてもプライムデーより安くなることは2016年ごろから見た限り1度もなかったと思う。
そのプライムデー価格は本体のみで26,980円となっていた。
今回の夏セールは28,980円のため、プライムデーの方が2000円安いことになる。
ただプライムデーの場合はポイントアップキャンペーンが同時開催され、大抵Amazonデバイスへのポイント還元率は高く設定されている。
そこまでを含めると少なくとも3000円ほどの違いはあるとも言えそうだ。
買い時を考える。
買い時は欲しい時、それをベースとすると来年のプライムデーを待つくらいなら2000円分の時間を購入したと思って突撃するのが吉だと思う。
スタイラスペン付属モデルが同じ6000円OFFというのは残念だが、USI2.0ペンはChromebookで普及したこともあり、別デバイスで所持していれば購入不要となる可能性が高い。
また、Fire Max 11でペン付きを購入してもPixel TabletなどUSI2.0対応デバイスで使える可能性も高い。
ただレビューを見る限り、液晶ペンタブレット並みの筆圧検知や書き心地は求めないほうがよさそうだ。
大抵のユーザーがペンよりも動画視聴に特化した使い方を報告しており、2016年ごろからあったレビューと同じくAmazonアプリストアが充実していない、ペン対応アプリが少ないといったソフト面の不満が投稿されていた。
そんな状況のためか、RAM4GB+Qi充電に対応したFire HD 10 Plusでも良いのではといった意見もあった。
ちなみにFire HD 10 Plusは夏セールで22%OFFとなる17,980円(最新情報はAmazonへ)となっていた。
今後、Amazonアプリストアで筆圧感知ペンを活かせるソフトが充実してくると状況は変わるかもしれない。USI2.0規格は幅広いデバイスに対応しているため今後に注目したい。
プライムデー並みは滅多にないことから値引き額がプライムデーと2000円差なら買い時ではないだろうか。
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