（初回48％OFF）アマゾンから2.83型「Echo Spot」発売、スペックやAlexa問題の現在ほか

「Echo Spot」のスペック、価格

アマゾンの製品画像には「ベッドサイドにもAlexaを」とあり、製品タイトルの中には「鮮やかなサウンド」といったメッセージが掲載されていた。”スマートアラームクロック with Alexa”という説明からAlexa対応で同社のスマートホーム機器を音声操作、定型操作できるようになっている。

まずメインとなる2.83インチ(320×240)ディスプレイを見ると、指で操作できるタッチスクリーンとなっている。半円形着色カバーガラスが印象的。リマインダー、天気、タイマーの確認や曲名の表示、タッチ操作による音楽操作が行えるという。

また、Alexaを利用することでベッドサイドからリビングの照明を消したり、対応するエアコンやスマートプラグのON/OFFが操作可能。もちろん音声操作にも対応する。

次に目玉パーツとも言える「フルレンジ1.73インチ内蔵スピーカー」がある。

「アレクサ、朝の支度」といった定型アクションを音声操作できるほか、amazon musicやラジオ配信「radiko.jp」、オーディオブック「audible」といったサービスと連携することでスピーカーを最大限に活かすことができる。

処理性能をみるとプロセッサとして”MT8519”とあり、Fireタブレット・シリーズと同じくMediaTek製とわかる。メモリはDRAM 1GB、ストレージはeMMC 8GB。

本体サイズは幅103mm x 奥行き113mm x 高さ111mm、重量は405g。

少し気になったのは電源の確保がUSB-Cではなく、電源ポートとなっていること。気軽に持ち運べる小型軽量だが付属の電源アダプタ（15W）が必要になるので注意したい。

その他の注意点としてビデオストリーミングサービス（Prime Video、Netflix、YouTubeなど）には非対応。音楽サービスの歌詞表示にも非対応。カメラ非搭載なのでビデオ通話はできない。もちろん通常のEchoデバイスやAlexaアプリ間での音声通話、アナウンスには対応している。

Alexa問題は解決しているのか

Alexaといえば2019年に海外メディアBloombergが「録音内容を数千人のアマゾン従業員が聞いている」と指摘したことで大きな話題となった。それだけでなく他の家に自分たちのプライベートな会話が転送されるといったトラブルもあった。

今回の「Echo Spot」はスマートアラームクロックということでベッドの近くに設置するアイテム。家の中でもっとも安らげる場所のため電話や趣味の動画・音楽を再生したり、家族との会話などプライベート情報の宝庫でもある。

それでは「Echo Spot」は危険なのだろうか。

2024年7月の時点で調べたところ、今ではウェイクワード（「アレクサ」、「アマゾン」、「コンピュータ」または「エコー」）のみを検出するよう設計されているようだ。そして、Alexaの録音内容を確認したり削除することにも対応、その取り組みに関する詳細はAmazonヘルプへ。

また「Echo Spot」本体背面にはマイク オン/オフ ボタンが搭載され、物理的に音声をシャットアウトできるよう配慮されている。

上図は「Echo Spot」の背面物理ボタン。

なお、Alexaの録音プライバシーについては専用ページ（Amazonへ）を用意、わかりやすくまとめられていた。

「Echo Spot」の価格・セール情報

「Echo Spot」は定価11,480円。そこへプライム会員限定で発売記念セールとして定価から48％OFFとなる特価5,980円にて販売中。

セール期限は7月17日まで。

カラーバリエーションはオーシャンブルーとグレーシャーホワイト、ブラックの3色展開。いずれも在庫あり、最短プライム配送に対応していた。

→最新のセール状況やスペック・製品画像はAmazon販売ページへ