(特価6000円OFF)L1対応のエントリー11型「Blackview Tab90WiFi(2024)」開封レビュー、HD画質のメリットや初期容量ほか
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最終更新日:2024/10/08
その他・中華タブレット Blackview, 製品レビュー
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Blackview社の11インチAndroidタブレット「Blackview Tab90WiFi」が届いた。
この「Blackview Tab90WiFi」は処理性能を重視したモデルではなく、コストパフォーマンス重視。そのためスペックは抑えめとなっているが顔認証に対応、背面カメラ1300万画素を備え、PD充電対応といったエントリーモデルのなかでは特徴あるタブレットとなっている。
ほかにもWidevine L1とNetFlixに対応、さらにステレオスピーカーを搭載しており動画配信サービスの視聴端末専用にするといった使い方ができそう。そういうタブレットを気軽に用意できるのもエントリーモデルの強みだと思う。
今回は「Blackview Tab90WiFi」のスペックや開封、使用感をレポートしたい。
「Blackview Tab90WiFi」開封レビュー
はじめに「Blackview Tab90WiFi」のスペックを記録していく。
- OS:Android 14
- 画面:11インチIPS(1280×800)
- SoC:UNISOC T606(オクタコア、最大1.6GHz)
- RAM:物理4GB+仮想8GB=合計12GB
- ROM:128GB
- 外部メモリ:microSDカード最大2TB対応
- 動画配信:Widevine L1対応/NetFlix対応
- カメラ:8MP+13MP
- バッテリー:8200mAh
- 端子:USB-C(10W PD充電)OTG対応
- 生体認証:顔認証
- Google Playストア:対応
- 保証:購入時1年間、メール登録で最大2年間に
正直なところ購入検討者にとってのネックは解像度1280×800だろう。L1・Netflix対応ということでSD解像度まで落ちることはないもののフルHD視聴ができないことを意味する。その一方で、11インチの画面サイズではHD解像度で十分という意見もある。
せっかくなので今回のHD画質、いわゆるハイビジョン画質について考えていく。
解像度の違い、HDにメリットはあるのか
たとえば11インチ端末でフルHDとHDの2種類があったとして、2機種の消費電力は変わらないというテスト結果が複数投稿されている。それではHD端末は価格以外にメリットはないのだろうか。
- 720p:1280×720(ハイビジョン画質・HD)
- 1080p:1920×1080(フルハイビジョン画質・フルHD)
- 2160p:3840×2160(4K)
ここでポイントとなるのはYouTubeで動画視聴する際に720pと1080pの差が「不快に感じるか否か」ではないだろうか。
M1 MacBook Airで動画視聴する際、720pでも1080pでも正直わからない。むしろデータ量が60%ほどまで減量できるからスキップや再生位置変更では720pのほうが早い。それもあって動画で調べ物をする際は意図的に画質を落とす時があるくらいだ。外出先でモバイル回線を使う環境なら尚更だろう。
さすがに480pや320pにまで下がると画質低下が顕著になる。しかし、個人的には720pは11インチの画面サイズなら問題ない範囲だと思う。もちろん高精細な画面が良いというユーザーはエントリーモデルの記事なんてみないだろう。HD画質は端末価格だけではないコストパフォーマンスの高さがあると思う。
「Blackview Tab90WiFi(2024)」を開封する
製品パッケージ背面に技適マークがあるかチェック。しっかりと印字されていた。
ディスプレイサイズを見ると正式には10.918インチのようだ。
本体サイズは256.9×168.5×9.5mm。バッテリー8200mAhと大容量なのはポイントが高い。
同梱品は4点。
USBケーブルだけでなく最近は省かれがちな電源アダプタも付属していた。
説明書の他にSIMピンも入っている。
Blackviewなので日本語対応、スピーカーの位置などイラスト付きで確認できる。背面のデュアルカメラ風に配置されていたうちの1つはフラッシュライトだと判明。
傷防止フィルムを剥がすと最初から保護フィルムが貼られていた。別途フィルムを購入しなくてよいので助かる。
PET素材で小傷はつきやすいが、カメラ位置のズレもなく貼る手間もかからない。
背面パネルをチェック。
プラスチック筐体ながらブラックではなくシルバー塗装、さらに塗装デザインも変更されているので華やかな見た目となっている。
フラッシュライトをカメラレンズと同じ円形の枠に入れているので、シングルカメラなのに豪華な印象を与える。この遊び心は興味深い。
エントリーモデルながら1300万画素の背面カメラも驚きだ。
ディスプレイから右側面にはUSB-CポートとmicroSDカードスロット、スピーカーホールがあった。
ディスプレイ左側面には電源と音量の調整ボタン、スピーカーホールが確認できる。
ディスプレイを横向き表示したときに左右へスピーカーが配置される形になる。この状態でYouTubeを再生したところ左右のスピーカーから音が聞こえてきた。
エントリーモデルでは意外と「スピーカーホールだけ」で通気口みたいな状態もあったので、キチンと音が出てくるので安心できた。
microSDカードスロットの確認。WiFiモデルなのでカード1枚分となっている。臍帯2TBに対応するということで動画プレイヤーとして頼もしい存在となりそうだ。
「Blackview Tab90WiFi」のセットアップ
ここからは「Blackview Tab90WiFi」の電源を入れて本体を見ていく。
セットアップ自体は通常のAndroidと変わらない。
今回もセットアップ時にWiFi設定をスキップしてアップデートしないままのストレージなどを見ていきたい。
WiFi未接続なので工場出荷状態の「Blackview Tab90WiFi」ホーム画面。
Google謹製アプリのほかBlackviewお馴染みのアプリ凍結室やノートアプリが入っていた。
右スワイプで表示できたホーム画面の続き。
上図の画面右下にあるメニューボタンは初期設定で非表示にして画面自体のスワイプ操作で戻るなどが行えるようになる。私は11インチの左右まで手を移動するより右手の親指1つで済むようにボタン式を選んだ。
WiFi未接続の状態でストレージ容量をチェック。システム領域で9.1GBを消費していた。全体で128GBもあるのでプライムビデオで好きな動画のワンシーズンを一括ダウンロードしてオフライン再生するといったことも余裕でできそうだ。
「Blackview Tab90WiFi」のシステム構成で積んだUNISOC T606はAntutuベンチマークで26万ポイントを超えるスコアを叩き出したとしている。
PCモードも用意されている。
PCモードを有効化するとAndroid端末ながらブラウザアプリなどをウィンドウ化して扱える。
ブログを含めた文章を書く作業であれば十分に耐えられると思う。
「Blackview Tab90WiFi」の価格・セール情報
「Blackview Tab90WiFi」は価格21,900円。Amazon販売ページで配布中の6000円OFFクーポン適用で特価15,900円に。
ストレージ128GBもあるのでmicroSDカードを購入せずとも動画一括ダウンロードできることを考えると手頃な値段と言えそうだ。
Amazonレビューは146件ほど投稿されており、良し悪しについて正直な感想が寄せられていた。
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