ワコムペン付属の10.1型「aiwa tab AE10」発売、スペック・価格
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アイワマーケティングジャパンは2025年3月21日、ワコムの特許技術EMRとActive ESに初めて両対応した10.1インチのAndroidタブレット「aiwa tab AE10」を同日付けで発売した。
標準装備として充電不要の専用EMRペン(筆圧4096段階)が用意されている。
10.1型「aiwa tab AE10」のスペック・価格
はじめに製品仕様を見ていきたい。
- 型番:JA4-TBA1009
- OS:ANdroid 14
- 画面:10.1インチ(1920×1200)
- ペン:ワコムEMR方式スタイラスペン付属(筆圧4096、傾き検知、充電不要)
- SoC:MediaTek Helio G99(8コア)
- RAM:6GB
- ROM:64GB
- 外部メモリ:microSDカード最大2TB対応
- カメラ:フロント:500万画素 リア:500万画素(AF)
- 衛星:GPSとQZSS(みちびき)対応
- センサー:加速度センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、ホールセンサー、Eコンパス
- 振動機能:あり
- スピーカー:1W 8Ω ×2
- マイク:内蔵x2
- 端子:USB2.0(PD対応)、3.5mmイヤフォンジャック
- 電池:8000mAh(3.8V)
- 本体サイズ:W244.4 × D9.5 × H159.7 mm(突起部除く)
- 重量:560g
「aiwa tab AE10」は本日記事にした液タブメーカーXPPenと同じ筆圧検知ペンを備えたAndroidタブレットとなっている。どちらもSoCがHelio G99+RAM6GBと共通しているのが興味深い。
目玉機能としては「ワコムソリューション初のEMR・AES両対応タブレット」というところ。筆圧感知や傾き検知はもちろん、パームリジェクション機能も完備し、デザイン、メモ、イラスト、文書作成まで、用途に合わせて最適なペンを自由に選択可能という。
筆圧4096段階ということで液タブには程遠い検知レベルだが、傾き検知に対応。充電も不要なのでデジタル筆記用具として馴染みそうだ。
ペンは本体の天面にあるホルダー穴から差し込む仕様となっていて、それは同時に「ペンが細い」ことを意味する。充電不要だが長時間の使用ではペンの細さから中指あたりが痛くなりそうだ。最終的にワコムなどをはじめとする液タブの極太ペンが(性能的にも)良いと誘導する目的であるのなら正解かもしれない。そう考えるとカフェで軽く絵を書くといったライト用途なのかもしれない。
XPPenの独自アプリと同じようにプリインストールアプリとして「Wacom Notes」が用意されている。Android OSの画面分割機能に対応し、手描き文字のデータ変換、さらにワコム開発のSemantic Ink機能によりブラウザを用いらずに手書き内容を直接検索できるといった機能まである。
次に面白いのがWiFiモデルにも関わらず衛星に対応すること。ブラウザやアプリでの位置情報確認で時間がかかることが多いので高額なSIMフリーモデルではないWiFiモデル端末に搭載されているのは有難い。しかも日本の衛星みちびき対応というのも嬉しい。
バッテリーについては製品ページ冒頭のスペック要約で「8500mAh」と記載されているがおそらく誤記だろう。製品仕様や製品画像には「8000mAh」と明記されている。
バッテリー駆動時間は12時間ほど、Helio G99で長時間のゲームプレイなどはできないのでイラスト制作などであれば十分という印象。
他には底面にキーボード接続用の金属端子が設けられている。Android タブレットなので画面の制約が厳しいため文章入力の範囲を超えることは難しいが、軽作業なら行えそうだ。
「aiwa tab AE10」の発売日・価格。
「aiwa tab AE10」の発売日は2025年3月21日で、すでに楽天のAIWA公式ストアで販売を開始している。定価は74,800円。
ちょうど楽天お買い物マラソン開催中でポイント9倍になっていた。例として私個人のアカウントでは、楽天モバイルや楽天証券を利用しているため還元率が高くなっているが8254円相当のポイント還元となっていた。
私のケースとなってしまうが、実質67000円前後といったところだろうか。あとは0と5のつく日といった別の還元を狙うことになる。
→最新の在庫状況や製品画像は楽天ストア販売ページへ