7型ゲーミング「abxylute One Pro」登場、4K対応などスペックとベンチマークスコア・発売日・価格
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2022年に設立されたゲーム特化型ハードウェアスタートアップ「abxylute」(アブシルート)より、最新の携帯ゲーミングデバイス「abxylute One Pro」が公開された。
本日(日本時間:2025年3月28日午前0時)より情報解禁となり、KickStarterでのキャンペーンも開始された。
この記事ではAndroid OSを搭載したストリーミング特化の携帯ゲーム機、その最新モデルを見ていきたい。
「abxylute One Pro」のスペック・発売日・価格
「abxylute One Pro」のスペック
はじめに製品仕様(プレスリリース原文ママ)をチェック。
- ディスプレイ: 7インチ / 1920×1080 / 16:9 / 60Hz
- タッチパネル: マルチタッチ(10点対応)
- Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、2T2R MU-MIMO対応
- 電源: 15W(5V 3A)
- バッテリー容量: 5200mAh
- 本体サイズ: 250mm × 115mm × 30mm
- 重量: 430g
- OS: Android 13
- 言語対応: 多言語対応
- Googleサービス: 対応
- Bluetooth: 対応
- スピーカー: デュアルスピーカー搭載
- マイク: デュアルマイク搭載
- Gセンサー / ジャイロスコープ: 対応
- 振動モーター: リニアZ軸モーター ×2
- オーディオ出力: 3.5mmイヤホンジャック
- 4K映像出力: 対応
上記スペックを踏まえたうえでメーカーが取り上げる「特徴」を見ていきたい。
7インチ1080pディスプレイと最大4K対応のテレビやARグラスに対する映像出力機能。この画面サイズと映像出力4Kは優秀。次に気になってしまうのは重量だが、ジョイスティックなどを備えたうえで430gと軽い。
それでいて世界初の「デジタルジョイスティック搭載のAndroid携帯型ゲーム機」を謳う。この技術は従来のホールセンサー方式のスティックから新たな業界標準になると注目されているようだ。
そして最も注目すべきポイントであるSoCは「MediaTek Genio 510」となっていた。現行モデルに比べてCPUとGPUいずれも強化され、PS2レベルのエミュレーションであれば60FPSで動作するという。
バッテリー駆動時間は最大8時間、これはWindowsやLinux系デスクトップを搭載したゲーミングデバイスでは味わえないAndroid OSならではの駆動時間だ。USB-C端子では15W急速充電をサポートする。
その他、外部メモリとしてmicroSDカード最大2TBに対応。レトロゲームのROMなどであれば読み書き速度の遅いSDカードでも十分。ここも見逃せないポイントだ。
「abxylute One Pro」のベンチマークスコア
同社はプレスリリースで各ベンチマークアプリのスコアを掲載した。
それによると3D MARKのスコアは「1164」、Antutuスコアは「369,467」、GeekBench6スコアは「1,782」となっていた。
それぞれシングルコアのスコアも存在するアプリだが、おそらくマルチコアのスコアだろう。MediaTekチップらしい結果なので誇大広告はしていない印象。レトロレームやストリーミングゲームであれば十分に動作しそうだ。
対応するゲームはリモートプレイ、クラウドゲーム、エミュレーター、モバイルゲームとなっている。手持ちのROG Allyなどのようなパワフル端末とは異なりライトユーザーが気軽にゲームするというスタイルが合っている。430gと軽いので娯楽デバイスとして活躍しそうだ。
「abxylute One Pro」の発売日、価格
「abxylute One Pro」は日本時間2025年3月28日よりKickstarterにて販売を開始、製品の出荷は2025年5月中旬から下旬を予定。
価格は199ドル〜となっており、これは早期支援者価格なので通常のアーリーバード(早期購入者)であれば209ドル、通常価格なら249ドルになるとのこと。
リンク:Kickstarter