Mactilo 電熱ベストは使えたか、室温6度からの購入レビュー
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昨日Amazonで注文した電熱ベストと電熱タイツが届いた。今回は電熱ベストを24時間ほど使用したのでレビューしていく。
最初に感想を書かせてもらうと「もっと早く買えばよかった系アイテム」だった。
すでに高原の限界別荘地は最低気温1度くらいなのだが、窓を空けて澄んだ空気の中で作業できるというのは幸せの1つではないだろうか。これまで屋内でもアウターを3枚重ね着する時があったくらいだったが、袖なしの電熱ベストと防風裏起毛のチャンピオン・パーカー(着用品の画像やレビューの詳細はAmazonへ)だけで済んでいる。
肌着はパタゴニアのフーディーというオールシーズン着ている手洗いでも60分くらいで着られる速乾ロンTなので保温効果など皆無。ということは実質2枚だけで結構な寒さに対処できていることに。
そんな「Mactilo 電熱ベスト」(登録から35日間のレビューは14件しかないけれど→Amazonへ)のレビューを記録していく。
Mactilo 電熱ベストの購入レビュー
はじめに実際に着用していてよかったことを挙げていく。
- 室温6度でも最低発熱モードで暑いくらい
→前述パーカーを着用して座っている時、DIYとかすると暑すぎてOFFに - 部位別に温められる(ボタンで切り替え)
- ボタンのLEDを消灯できる
- 質感と縫製が良い(ユニクロや無印のライトダウンと比較した場合)
- 消費電力が少ない
- ライトダウンの袖なしなので軽い
- YKKっぽい大きめのファスナーが良好
上記のとおりライトダウンとしての素材・質感が良く、電気カーペット(手持ちは最大65W前後)より省電力(基本10Wですぐに0Wや3Wになる)、軽く、ポケットも大きいし、付属バッテリーのサイズ感・重量も許容範囲内(少しでも重ければ肩が痛くなるとか書いたと思う)だった。
次にその反対、改善してほしいと望むのは次のようなこと。
- 防風機能が欲しい(そうしたら薄いセーターだけで良さそう)
- 付属バッテリーの充電速度が遅い
- フィットさせるための紐が内側にあると良いかも
- 丸ボタンがかため
なにはともあれ、実際のアイテムを見ていただきたい。
まず質感。テカることもなければパリパリという音がなるわけでもなく、手触りも滑らか。普通にジャーナルスタンダードの店舗に陳列されていても違和感がない質感だった。
上図は電源ボタン消灯時の状態。このままだとエンブレムやマークのように見える。
上図は本気モード。
赤色は最大、緑、青の順で弱くなる。モバイルバッテリー接続時は勝手に起動しないので中央のボタンを長押しして起動させる。あとは中央のボタンを押して温度調整。
下図のように部位別に暖かさを調整できるのも素晴らしい。
上図では腹部を強、肩を中、背中は弱にしている。何かを担いだり、リュックを背負うといったときに便利そうだ。
ちなみに最下部にあるボタンでライトが消灯となる。
説明書は全て日本語。この質感は日本メーカーの企画ではないと出せないと思う。
側面は伸縮素材になっているので残念デザインになるのかと危惧していた。
しかし、実際に来てみると側面がスリムになってライトダウンにありがちなモコモコ感が解消されていて「なるほど」と呟いていた。さらに伸縮素材なので動きやすい。よく考えられている。
無印良品あたりにありそうなVネックにできるボタン付き。これも素晴らしい。
本当にファッションとして電熱ベストを考えて作っている。
上図はカーボンナノチューブというヒーターを内蔵している箇所と思われる。一部の縫製が甘い部分はあるがモンベルやパタゴニアといった登山向けの本格ダウンでもっと酷い縫製を見てきているので許容範囲内。というか、かなり良いほうだと思う。
(最低温度モードにおいて)ヒーターは発熱最大となっているホッカイロを内ポケットに入れている感じ。肩と背中、腹部がじんわり暖かくなる。
私は普段Mサイズだが、不安からLサイズを注文してしまった。Mサイズを選んでいればヒーター密着により、かなり暑くなれたかもしれない。
モバイルバッテリーを入れるための内ポケット。USB-Aオスとなっているので本日「2in1 USB-Cケーブル」+「USB-C to USB-A メス変換」を注文した。これが使えたらバッテリーレスで暑い日々を送れそうだ。
タグも当然ながら日本向け。
取扱方法は上図のとおり、全て日本語で表示マークも日本仕様となっている。
前述のYKKっぽいファスナー。
見た目で予想していたが滑りも良く、メッキ剥げていない。丸井とかで9800円で売っていても違和感がない真面目な製品。
付属のバッテリー。電熱タイツのほうは延長ケーブル的な使い方をできたが、こちらはバッテリー充電用ケーブル。
MicroUSBとUSB-Cいずれかで充電できる。出力はUSB-Ax2ポートとなっていて電熱タイツと同時に使えないか試したが電熱ベストが落ちてしまい諦めた。
というのも最大出力の問題がある。
上図のとおり5V/2.1Aまでの出力。もっと高出力なモバイルバッテリーを用意すれば自動車や屋外作業などをしていても電気毛布に包まれながら作業できるはず。というわけで先ほど書いたようにUSBケーブルを注文した。明日には届くようだ。
最後に実際に使っている時の消費電力。
最大モードと最小モードを試したが最大10Wといった印象。
付属のモバイルバッテリーが高出力モデルではないので当然なのだが、DCやバッ直を謳う高出力タイプはいらなかったと安堵した。Mactilo 電熱ベストでさえ最小モードしか使わないのだから。
次回は電熱タイツをレビューしたい。こちらはこちらで凄かった。電熱ベストの後発なのか一部改善されていて電源OFFの状態が多いという電熱ウェアにあるまじき防寒性能。いや、有難いのだけれども。
正直、石油ストーブやこたつ、キャンプ用の薪ストーブに電気毛布といったアイテムをギリギリまで検討していたがリフォームをする関係で「ぬくぬくできるアイテム」の購入に躊躇いを感じていた。電熱ベストがあるおかげで、すでに目を覚ますと息が白い世界に住んでいても活動的になれた。(ちなみに就寝時は暑すぎるのでOFF、バッテリーは枕元に置いていた)
USBケーブルのほかに別メーカーがだが充電式で高評価な電熱手袋’(指出しのミトンタイプ)を注文したので追ってレビューしたい。
————・・・最後に残念なことを書くなら私が注文した時よりも安くなっていたことだろうか。もう1枚、買おうかな・・・。
→今回レビューした電熱ベストの最新価格とレビュー14件の詳細はAmazon販売ページへ