Mactilo 電熱ベストが良すぎたので新たに「inotenka 電熱ジャケット」を注文、開封レビュー

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いやはや、失敗した。

きっと、最初に購入した「Mactilo 電熱ベスト」が良すぎたんだ・・・確かに今からユニクロや無印良品のダウンベストを手にとっても質感に不満を抱くだろうから追加注文した「inotenka 電熱ジャケット」は悪くないようにも思う。

その少し前に購入したネイチャーハイクの800FPのダウンパンツは素材がテカテカと黒光していてモコモコと足が太く見えるシルエットでとても外出用には履けないくらいだった。それに対して「Mactilo 電熱ベスト」は付着したチリ・埃が目立ちにくい素材でマットな感じ、かつ手触りと見栄えがよいのだから仕方がないのかもしれない。

そう、だから「inotenka 電熱ジャケット」の購入は失敗ではない。

断じて、だ。

そう自分に言い聞かせたい。

どこが残念に思ったのか、レビューしていく。

電熱ジャケットを注文したのだけれども。

やはり2024年は買い物をしないほうが良い年だったのかもしれない。

それはAmazonの段ボールから電熱ジャケットを取り出した時に思ったことだった。

「Mactilo 電熱ベスト」の時は洗濯ネットと一緒に保管できるよう半透明のファスナー付き収納袋に入っていた。しかし、今回はメーカーが異なるということもあり様子が大きく異なる。

あっ、このジッパーは見たことがある。

圧縮袋、————それの留め具がないバージョン。ダウンジャケットだから圧縮して発送するというスタイルなのだろう。残念ながら空気が入ってパンパンに膨れ上がっていた。

圧縮袋から取り出した時点で小さなチリや埃が付着していることに気付く。安価な生地にありがちな見た目に少し動きが固まったものの、電熱機能さえ問題なければ安かったので善しとしようと先へ進んだ。

A4用紙にプリントされた説明書を見ると、部位別ヒーターはあるもののライトの消灯はないようだ。「Mactilo 電熱ベスト」で良かった機能の1つだけに残念。常にLEDランプ分の消費電力が発生することになる。

ボタン部分、パネル部分の見やすさを重視してフォトアプリによって明るくしたことで青色が強調されているが、これまでの暗めのブルーが肉眼で見たときの色味に近い。つまり「こんなにブルーではない」と伝えておく。

それにしても・・・開封直後なのに上図の汚れ。

ここで「Mactilo 電熱ベスト」を振り返ってみよう。

違う。やっぱり素材というかデザイン、ボタンとか・・・纏っている空気が違うのよ。

電熱ウェアを製造する大元の工場が変わらなければと思ったが、甘かったようだ。

背面にはアルミらしき素材。Amazon製品説明では記載されていないが、レビューの中にアルミ素材によって電源OFFでも暖かいという評価があった。それがどれくらい効果があるのかも試したい。

サイズについてはAmazon販売ページで次のような注意書きがあった。

  • ★★ご注意★★:サイズが若干小さめで、普通のサイズより1~2サイズ上をおすすめします。

私は普段Mサイズを選んでいる。Amazonで類似品のレビューを見ると2サイズでも小さかったとか、普段のサイズでピッタリだったや、腕と首周りが異常に小さいといった投稿が飛び交う。

そこでほぼ同じ製品画像を使っていてレビューが豊富な楽天市場の投稿を1件ずつチェックしていった。その結果、2サイズUPにしないと「腕と首がきつい」という可能性がわかった。

そこで納得できないまま「XLサイズ」を注文した。

悪い予想は的中するものだ。

やはり、非常に大きかった。

成長期前の男子中学生が大柄な男性のダウンジャケットを羽織っている。そんな姿が鏡に映し出され、思わず口角が上がってしまった。

「なんや、大きいやんけっ」

はじめて使うので正しいのかわからない方言を口走るほどのサイズ違いだった。販売元はAmazon.co.jpではなくマーケットプレイス。しかも楽天ショップでもないので交換は絶望的だろう。とりあえずAmazonカスタマーに連絡をしたので何か進展があれば追記したい。

もはやマミー型の寝袋で下半身を取り除いたバージョン。恐らくMサイズで良かったのだ。

ちなみにタグでも違いを見てみよう。

これと。

これ。

改めて見るとかなり良い。Mactiloの中の人は大手アパレルとかのデザイナーかもしれない。よく元Google社員とか元Apple社員のアプリやサービスが売れるみたいな、それくらい「当たり前の基準・次元が違う」と思った。見えている世界が違うんだろうなぁ・・・先生、Mactilo 電熱ベストの袖付きバージョンを発売してほしいのです。

せっかくなので中身をチェック。

Amazonレビューでは縫製が悪いと投稿されていたが、言うほど悪い印象はない。トゥモローランドやアンデルセンアンデルセンといった素材重視のブランド品も縫製が悪いときは悪いので個人的には許容範囲だった。

それよりもワークマンのようなアルミ素材を採用したウェアを一度は試したかった。実際に着用してみると確かに熱を逃さない。登山の緊急シェルターとして準備するような薄いアルミを縫い付けてあるのだから当然か。防寒という点において頼もしい。ただ背面だけにしかアルミがないので前面はライトダウンくらいの暖かさだった。

そんな造りだから余計に背面のアルミ部分にあるヒーターだけが暑く感じてしまう。アルミ素材は良いのだけれども・・・ままならない。

フード部分にはファスナーがあって着脱可能。ご覧のようにフチの加工が残念。すごーく遠回しに言えば「ダウン生地を縫い合わせただけでよかったんじゃない?」となる。

あと全体的にダウンが薄い気がする。フィルパワー表記がないのでなんだかんだというつもりはないが・・・なんというか、その———薄い気がする。

USB-Aポートへ接続して動作するタイプ。

ここがDCプラグだったりすると厄介で、下手すると専用バッテリーやらUSB変換アダプタを用意したり、電線を切ってUSBに変更する加工が必要だったりする。その手間がないことが良いと思って選んだ理由の1つとなっている。

Amazon製品ページでは言及されていなかったが洗濯トラブルを防止するためなのか、キャップが付けられていた。これは嬉しい。

ただ電線はフラットケーブルを採用している。電熱パンツや電熱インソールのように座るとか歩くときに負荷がかからない場所なのだから頑丈なケーブルが良いと思う。その点でも「Mactilo 電熱ベスト」(下図は質感が残念なパンツ版)のケーブルは耐久性が考えられていると思った。

改めてUSB端子とケーブルだけを見比べても品質の違い(上図はMactilo 電熱パンツ)を感じてしまう。

せっかくなので電源ON。

!!!!

少しでも出力が弱いUSBアダプターに接続すると電熱ウェアが落ちてしまった。この製品はAmazonと楽天では2024/11/20時点でヒーターの数が最大数クラスとなる21個だったので選んだ。それが仇となった模様。

実はMactiloブランドの電熱ベストと電熱パンツを1本のケーブルで発電できるよう加工してつかっていたのだが、それが21個ものヒーターによって実現できないことがわかった。

そこで背面が暑かったので先に背面ヒーターをOFFにしてから電熱パンツをONにしたが10秒ほどで2つとも電源が落ちてしまった。まじか。

しかもXLサイズが大きすぎてヒーターと肌が離れてしまい暖かさを感じにくいことも判明。電熱ウェアはジャストサイズを選ばないといけないようだ。

うーん・・・大きすぎるし、外出用の雰囲気はないし、意外と電力を消費するし————どうしよう。寝袋か、もう寝る時だけ使う寝袋にしてやろうか。

そんなことを思いながら、そっと脱いで下図の「Mactilo 電熱ベスト」を羽織った。

ベスト型は腕が寒く、今回のジャケットを購入した。

しかし、当分は「Mactilo 電熱ベスト」(詳細はAmazonへ)+「モンベル アルパイン ダウンパーカー」(詳細はAmazonへ)で過ごすことになりそうだ。

Amazonにはダメ元で今日届いたばかりで試着したマーケットプレイス品のサイズ変更は可能か質問を送っておいた。回答があり次第、更新する予定。

たくさん酷評してしまったが「inotenka 電熱ジャケット」の良いところは次の点だと思う。

  • ヒーター数が21個と多い(消費電力も多いし使えるUSB機器が限られる)
  • 腕も暖かい(2サイズUPにすると指先も隠れるので電熱グローブ要らずかも)
  • 圧倒的に安い(他の底値が5980円前後のところ、4482円だった)

まだセール特価は続いている。しかし、XLより上のサイズは定価6,980円なので注意。とはいえ他ブランドも含めダウン系は6980円〜9980円あたりが多く、その価格帯を選んだ方がよかたtのかもしれない。

→今回レビューした「inotenka 電熱ジャケット」の詳細やレビューはAmazon販売ページ

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