小さなポタ電「BougeRV JuiceGo」はサブバッテリー化が最適解か、追加費用0円の設置方法
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わずか2.85kgという軽さに240Whバッテリーを積んで、USB-CとDCとPVの3つから充電できるコンパクトなポータブル電源「BougeRV JuiceGo」を2ヶ月半ほど使ってきた。
当初は一緒に届いた次世代ソーラーパネルを接続して自宅の太陽光発電システムとは別に小さな発電所として使っていた。しかし、気付いてしまった。「BougeRV JuiceGo」は車にインストールしてこそ実力を発揮するということを。
「BougeRV JuiceGo」の追いレビュー。
アウトドア製品ということでキャンプの写真などが多くなっているが「BougeRV JuiceGo」は自動車に積んでこそ威力を発揮する。いわゆる「サブバッテリー」として使えるのだ。
それを実現するために必要なアクセサリーは次の写真にあるうち2つだけ。
1つめはバッテリー本体、もう1つはシガーソケットtoDC充電ケーブル。つまり同梱品だけでサブバッテリー化することができる。
それでは具体的な使用方法を見ていきたい。
「BougeRV JuiceGo」をサブバッテリー化しよう。
はじめに「BougeRV JuiceGo」のインターフェイス面のうち左から4つめの「IN 11-32V」へ下図(左)のシガーソケット to DC充電ケーブルを差し込む。
シガーソケット側は自動車のシガーソケットに差し込む必要がある。このとき既にシガーソケットを使ってUSB-Cポートなどを拡張している場合は上図右にあるUSB-C to USB-Cケーブル(こちらも付属品)を使い、インターフェイスの「C1」と書かれたUSB-Cポートへ接続すれば良い。
ちなみにシガーソケット経由であってもUSB-C経由であっても最大入力値は100Wとなっている。レビュアーたちの情報によれば100W対応のUSB充電器であれば実際の数値は93W前後で充電が行われ2時間半ほどでフル充電できたという。またシガーソケットは83%前後で3時間ほどだったという。もちろん自動車の出力やUSB充電器との相性によってワット数と充電時間は変わるので参考程度に。
以上の作業でサブバッテリー化は完了したことになる。
本来であればメインのバッテリーに接続して電圧チェックなどの作業が必要なほか、設置場所にも悩まされるところだが、このサイズなら自由なレイアウトが可能だ。
シガーソケットのケーブルが短いので、そんな時は先日レビューしたUSB-Cの延長ケーブル(記事投稿時点795円、レビュー208件の詳細はAmazonへ)を使ってUSB-C充電するほうが良いかもしれない。入力手段が豊富なのも「BougeRV JuiceGo」が持つ魅力の1つだ。
◇サブバッテリー化して何に使うのか
無事にサブバッテリー化できるとエンジンをかければ充電が開始される。とくに嬉しいポイントは「BougeRV JuiceGo」が持つパススルー機能によって繋いだままでも電池劣化を抑えられるところ。それもあってアマゾンではドラレコやポータブル冷蔵庫への接続報告(レビュー詳細はAmazonへ)があった。
とくにポータブル冷蔵庫では日常の買い出しで活躍している模様。エンジンをかけるとアイドリン時から充電が開始され、スーパーに着く頃には帰宅に十分な充電が行われているだろう。冷蔵品を新鮮なまま、あるいは冷凍品やビールをキンキンに冷やしたまま持ち帰るということが可能。ちょっとした違いかもしれないがQOLが向上しそうだ。
ちなみに何故「サブバッテリー化」としてオススメするのかというと「BougeRV JuiceGo」の電池が安全なリン酸鉄リチウムイオンバッテリーだから。少し前のポータブル電源で広く採用されていた三元系は充放電中に発熱し、熱暴走による発火リスクが知られている。そんな安全性からも推奨させていただいた。
それとリン酸鉄バッテリーはサイクル回数が多く寿命が長いことばかりクローズアップされているが、最低放電温度がマイナス20度と低いことが魅力。私のようにマイナス19度へ至るという寒冷地に住む場合は三元系のマイナス10度まででは困る。同じく寒い地域にも行く可能性がある自動車に積むという点でリン酸鉄の「BougeRV JuiceGo」は頼れる存在ではないだろうか。
「BougeRV JuiceGo」の価格、セール情報について
2024/12/17時点の価格をチェックしたところ、Amazonの公式ストアでは20%OFFとなる特価23,980円にて販売中。dポイント連携キャンペーンを利用すれば別途5%還元(要エントリー)となる。レビューを見るだけでも参考になるが公式動画が4つもあるので使い方を知るのに使えそうだ。
次に楽天公式ストアを見ると定価29,980円となっているが、20%ポイントバック+SPU還元で私の環境(楽天モバイルや銀行、カードあり)で6103ポイント還元となっていた。そのため実質ベースとなってしまうが金額的には変わらない。ただ私は楽天モバイルの還元UPが上限に達しているので僅かに楽天のほうが安いと思う。
→レビュー45件の詳細はAmazon販売ページへ
→レビュー22件の詳細は楽天公式ストア販売ページへ