16K筆圧ペン付属で世界初3in1カラーを謳う11インチ「XPPen Magic Note Pad」発売、スペック・価格
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液晶ペンタブレットなどを手掛けるXPPenが新たに16384 レベルの筆圧感度をサポートしたX3 Pro Pencil2 スタイラスペンが付属する10.95インチのAndroidタブレット「XPPen Magic Note Pad」を発売した。
直販サイトでは発売記念セールも実施している模様。
11インチ「XPPen Magic Note Pad」のスペック・価格
はじめに白黒とカラーといった情報から「カラーE-INKか!」と誤解を与えてしまう可能性があるディスプレイについて触れておきたい。
XPPenは「XPPen Magic Note Pad」について3 in 1 カラーノートパッドを謳う理由は3つのカラーオプションが挙げられる。
- ネイチャーカラーモード(フルカラー)
- ライトカラーモード(彩度を下げた色味)
- インクペーパーモード(白黒)
次に、残念ながら最新E-INK搭載ではない。
「XPPen Magic Note Pad」はフルカラーLCDディスプレイを搭載しており、そこに反射防止やアンチグレアに対応するAGナノエッチングを施し、より紙に近づけた仕様になっているようだ。
ただXPPenらしいというか、素晴らしいことにXPPen X3 Pro Pencil 2 EMR スタイラスが標準で付属する。このペンは充電やペアリングといった作業を求めない。XPPenの液タブと同じ感覚でペンを取り出したら、そのまま使える。
ペン側面にあるボタンでは消しゴムやアンドゥといった機能を割り当て可能。16384 レベルの筆圧感度に対応しており、これだけでも一般的なAndroidタブレットとは大きな差別化に成功している。
「XPPen Magic Note Pad」のスペック。
ここからは「XPPen Magic Note Pad」の製品ページからスペックを書き出していく。
- モデル名:MNP1095
- OS:Android 14
- 画面:10.95インチ(1920*1200 | リフレ90Hz | sRGB 95% | 400nit)
- ペン:X3 Pro Pencil 2(筆圧16384|重量3g|5080LPI)
- 付属の保護カバー:マグネット付きカバーにペンを装着可能。
- SoC:MediaTek MT8781(8コア)
- RAM:6GB
- ROM:128GB
- バッテリー:8000mAh
- 端子:USB-C 20W充電に対応
- 本体サイズ:182 x 259 x 7 mm
- 重量:495g
- Google Play:対応
- プリインアプリ:XPPen Notes(後述)、WPS Office(30日間トライアル)
カラー版を含むE-INKタブレットにありがちな古いAndroid OSではないところが強みだと思う。
SoCのMT8781について、日本では「Helio G99」という名称で見かけることが多い。このチップで上記のカラーやペン搭載を提供するのは興味深い。
メモアプリ開発会社Jnotesと共同開発したというXPPen Notesは手書き入力をテキストに変換するといったGoodnotesなどにあるような機能を備えている。
仮想RAMで数字を盛らないあたりもXPPenらしいというか、そういう不器用さに物欲を刺激されてしまう。
「XPPen Magic Note Pad」の価格
「XPPen Magic Note Pad」は定価439、99ドル。今回は発売記念として特別価格395.99ドルで販売中。
XPPenは過去にメインディスプレイとして液晶ペンタブレット「XPPen Artist 24」を購入したが、非常に満足している。
こうしてAndroidタブレットの製造・販売を継続していることは嬉しい限り。
願わくばAppleエコシステムのような(たとえば絵描きアプリなどで)XPPen連携があればと思わずにはいられない。
最新情報は下記の公式製品ページ兼販売ページへ。
Source : https://www.xp-pen.com/store/buy/magic-note-pad.html