最新の走行充電器「BougeRV DC600」実装レビュー、対応ポタ電「Rover 2000」開封から省スペース化できた話

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前回の走行充電器「BougeRV DC600」開封レビューから時間が経過してしまったが、BougeRVよりDC600に対応する高入力をサポートするポータブル電源「Rover 2000」を短期間だけ貸していただけることになった。

そのため、私の12Vサブバッテリーでは充電できなかったDC600の力を確認することができたのでレポートしていきたい。

「BougeRV DC600」実装レビュー

先に感想を書くなら「走行充電+サブバッテリーが超簡単に実装できる」ということだろう。

キャンピングカーなどを購入したり、自作すると12Vや24Vのバッテリーを購入して走行充電器を接続する必要がある。

私が使っている下記のRENOGY走行充電器は実装したレビューが非常に多く、はじめての自作・軽キャンに挑んだ私のような素人には情報の多さが救いだった。

(画像)簡単設置が魅力の走行充電器「BougeRV DC600」開封レビュー

しかし、だ。

上図をご覧いただくとわかるかもしれないが、少し古いのとソーラーパネル充電にも対応する多機能モデルということもあって、筐体が大きく、かつ配線の多くは自分で作業する必要がある。

これは前回の記事(上記リンク)でも触れたが、それなりの電流が流れるケーブルに円形端子を取り付けるとなると手動で圧着することが困難になる。とはいえ、ケーブルを作っていかないとスターターバッテリー(車の外にある起動用電池)との接続などが行えない。

それに対して「BougeRV DC600」は最初からほぼ全てが揃っている。

詳しくは前回の記事に譲るが、そういったケーブル作成の手間がなく、筐体も小さい。

余談だがRENOGEYはソーラーパネルにも対応しているが同時に接続しておくと走行充電の能力が制限される設計になっている。私の軽トラのように初期搭載のオルタネーターの発電量が少ない車種ではソーラーパネルを接続しない方が能力全開で充電(600W充電)できて便利だった。

そういった事情からもソーラーパネル接続は廃止して、筐体を小さく、必要なケーブルとの接続も専用に近い機能実装で繋げるようにされてセットアップが簡略化されている「BougeRV DC600」は素晴らしい。

2025年の走行充電器という呼ぶにふさわしい製品だと思う。

ポータブル電源「Rover 2000」を使って走行充電しよう

ここからは貸与品のポータブル電源「Rover 2000」を見ていきたい。

私が高出力の充電に対応するポータブル電源を持っていなかったため、急遽「Rover 2000」を貸していただくことになった。

同ブランドの最上位モデルだけあって重厚感が漂う。

操作パネルのある面にはUSBポートとDCポート、そしてLEDランプ+点灯ボタンが配置されている。

背面にはAC差し込み口が5つもあった。

こちらの面にはINPUポートが設けられているので、操作パネル側に配線が集中することは避けられそうだ。

ROVER2000のスペックが印字されていた。

電池容量2008Whの半固定電池となっている。ACとソーラー充電に対応していて、それぞれ90〜140V/20A、11〜100V/30Aと大型ポータブル電源らしい余裕あるスペックに。

同梱されていたケーブル類をチェック。

シガーソケットにソーラーパネル、ACと様々な方法で充電できるのも魅力。

説明書は日本語で記されていた。

公式アプリで「Rover 2000」の電池残量やLEDランプを操作できる。

古いポータブル電源しか持っていないので遠隔操作や情報確認のしやすさに驚いてしまう。

 

こんな感じで接続するようだ。

実際に走行充電器「BougeRV DC600」と接続した状態を撮影。

サブバッテリーシステム+走行充電システムを導入したことがあれば共感していただけると思うが、配線がシンプルでコンパクトなことがわかると思う。

さっそく軽トラのエンジンをかけてアイドリング状態にして、「BougeRV DC600」側で電力供給ボタンを押してランプを点灯させた。

上図は走行充電を実行している時の操作パネル画面だが、左上に301Wという充電状態が表示されていた。

BougeRVアプリで確認してみよう。

上図3枚は左から登録済みデバイス/DC600画面/ROVER2000画面となっている。

DC600は安全確保のため「充電電圧」は初期値が30Vに設定されている。Rover2000で30Vのままだと上図右のとおり300Wあたりが限界となっていた。

上記よりも早く充電させたい! とか能力を発揮させたい! という場合は、車種というかオルタネーターの能力に応じてDC600の「充電電圧」を適切に設定する必要がある。

Amazonレビューでは60Vに設定したところキャラバン(車種名)で500W充電が行えたという報告がある。

「BougeRV DC600」の価格、クーポン情報

「BougeRV DC600」は2025年12月4日に発売された新製品、定価は税込29,998円。

発売記念セールで33%OFFとなる特価19,998円にて販売中。そこへ5%OFF追加できるクーポンコード「TABKUL600」を発行いただいた。

有効期限は2026年5月2日までとなっているが、予定数量に到達して早期終了した場合は適用できないので注意したい。

→最新の在庫状況や先行レビュワーの感想はAmazon販売ページ

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