CPU偽装問題でChuwiが声明を発表、一部機種のみ条件付きで対応へ
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中国メーカーChuwiは現地時間2026年3月23日、3週間ほど前から騒動となっていたCPU偽装問題について初めて声明を発表した。
それによるとCPU偽装が伝えられている全ての機種ではなく、一部機種を対象に返品ガイドラインに従った状態であれば返金に応じるといった内容になっている。
これを受けて海外メディアでは全機種ではない理由がわからないと疑問の声があがっている。
CPU偽装問題でChuwiが声明を発表
Chuwiは今回のCPU偽装問題について「製造上の不具合」としており、対象機種をNotebookCheck.comが分解して告発した「一部のCoreBook XおよびCoreBook Plus」に対して返品手続きを開始することを明らかにした。
また2機種については「誤ったプロセッサが搭載された状態で組み立てられてしまいました。」という表現をしており、海外メディアが指摘していた上流工程(サプライヤー)で差し替えられた基盤を信用して入手した可能性を示唆した内容になっている。
声明文には返品することで”全額返金”対応することも明記されていた。
次に海外メディアで疑問の声があがっている「返品に関するガイドライン」についてみていきたい。
- デバイスが付属品全て揃った状態で、元の状態であることをご確認ください。
- 有効期間:現在から2026年5月31日まで
上記2点を満たすことで返品が受け付けられるようだ。
今回の騒動を知らない対象機種オーナーがいれば2ヶ月しか猶予がないことを教えてあげたほうがよいだろう。
また付属品を即捨ててしまうユーザーは全額返金は叶わないと思った方がよいかもしれない。
返品手続きは購入した店舗(販売チャネル)から行うか、声明文に書かれたサポートチームのメールアドレスへ問い合わせるようにあった。そのため、購入店舗で断られた場合でもChuwiサポートへ直談判することができそうだ。
今回の声明が1週間ほど前にリリースされたAMDの「我々は関与も黙認もしていない」といった内容の激オコ声明の話(この件は記事にしていないので詳細はtom’s HARDWAREへ)も影響しているかもしれない。
それとは別にChuwiから名誉毀損のような圧力をかけられていたNotebookCheck.comだが、新たなCPU偽装として取り上げられているミニPC「Chuwi Ubox」が返品プログラムに含まれていないことに疑問を呈している。
その指摘とともに同メディアはChuwiを救うかもしれない先日の記事(別のCPU偽装メーカーの基盤がChuwiの委託したPCBメーカーと同じ件→下図)について、本件の問題が契約製造業者のEmdoor社である可能性も改めて伝えた。

(画像)CPU偽装で新たな展開、別メーカー発覚でCHUWIも被害者の可能性より
CHuwiの声明にあった表現から「Chuwiは被害者」とみるのが正しいのかはわからない。
不正を黙認して他社より(型落ち+格下CPUで)安く販売していたのか、製造業者に無理な圧力をかけた結果としてCPU偽装が行われたのかなど被害の割合も不透明だ。
もちろん、Chuwiが正規に注文したCPUで製造すべきところをEmdoor社がBIOSまで変更して偽装CPUで製造した可能性も十分に残っている。
今後、Chuwi Uboxの返品プログラムが発表されるのかも含め動向を注視したい。
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気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。



















