CPU偽装で新たな展開、別メーカー発覚でCHUWIも被害者の可能性
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中華タブレットや中華カーオーディオでマルウェア「Keenadu」混入(関連記事の一覧へ)が大きな話題となっているが、それとは別に中華ノートパソコンでCPU偽装が新たな展開を迎えている。
Chuwi社の主力ノートパソコン「 CoreBook X 」と「 CoreBook Plus 」の2機種においてCPU偽装が告発されていた件で、別メーカーのCPU偽装が発覚したのだ。
そこには奇妙な共通点が見つかっている。
これによりChuwi自身も被害者の一部なのではないかという見方も出てきた。
別メーカーのCPU偽装発覚、CHUWIも被害者か
ComputerBaseは現地時間2026年3月16日、コミュニティカテゴリーの記事として「フェイクCPUはChuwiだけではない?」といったタイトルの記事を公開した。
2番目のOEMが影響を受けたとして紹介された事例は、Ninkear A15 Proというノートパソコン。
こちらのデバイスもChuwiの2機種と同じくRyzen 5 7430Uを謳っているものの、実際はRyzen 5 5500Uという全く同じケースだという。
この「Ninkear A15 Pro」というノートパソコン、なんとChuwiとバチバチに睨み合っているCPU偽装を告発したNotebookCheckがサンプル機を所有しているのだ。
名前のとおり当然ながら「ノートブックをチェック」するわけだが、同メディアが2025年夏にテストしたサンプル個体は「Ryzen 5 7430Uを搭載していた」とのこと。
そして、ここから興味深い話に続いていく。
Chuwiも被害者という可能性
NotebookCheckはRyzen 5 7430Uを搭載したNinkear A15 ProとCoreBook Plusが「同じマザーボードを採用している」ことに気付く。
これによりChuwiとNinkearがオンボードチップを載せたPCBを購入しただけという可能性が高まった。
PCBメーカー「Shenzhen Emdoor Digital Technology Co., Ltd. 」(公式サイトへ)は、コンシューマー向けモバイル端末、産業用端末、人工知能端末ソリューションに特化した国家ハイテク企業であるEmdoor Groupの子会社として2010年に設立されているODM企業。
ComputerBaseは記事のアップデートとして、Ninkear A15 Proについて少なくとも一部にRyzen 5 5500Uが搭載され、これはRyzen 5 7430Uと認識されている状態だとする読者の情報を伝えた。
この情報が本当であればスーパー(Chuwi等)が産地偽装を知らずに仕入れた食材で作った弁当(ノートパソコン)を販売して調査会社(NotebookCheck)に叩かれている状態となる。
そして、偽装品が「何社に販売されたのか」によって騒動は拡大するだろう。
一部メディアではChuwiが3月18日に当該デバイスの購入者に対して返金するといった趣旨の内容を伝えていることが伝えられている。
CPU偽装を暴いたNotebookCheckが図らずもChuwiを救うのか、今後の展開も注目したい。
なお、Ninkear A15 Proを販売中のBanggood販売ページをみると「Ryzen 5 5500U搭載」として掲載(Banggood販売ページへ)されており、説明欄には赤字で「Ninkear A15 Pro CPUは5500Uに変更されました。」という追記が確認できた。
(これまでの話)
・Chuwi CoreBook XでCPU偽装が発覚、Officeもコピー品か(MAK認証とは)
・2機種目のCPU偽装が発覚、CHUWI CoreBook PlusもBIOSレベルで書き換え

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。


















