iPadより使っている激安タブ「Arrows Tab Q508/SE」、２ヶ月目のレビュー

あの「Arrows Tab Q508/SE」は現在。

実はクローゼットの中にしま・・・ってることもなくフル稼働中だ。

先に白状してしまうと、1台1.5万円で追加購入した上位モデル「Q736/M」のほうが使用頻度は減っている。

それでは「Arrows Tab Q508/SE」の何がよかったのか。

日常で感じたことをありのまま書くと次のようになった。

• Atomなのに動画視聴が快適だった。
• Atomなのにブラウジングも普通にできる。
• 意外と電池が減らない。
• 防塵防水で軽量＆小さいからバスルームに持ち込みやすい。
• ワコムペン＋クリスタ（レイヤー数枚程度）の落書きに最適。

「Q736/M」（下図）は大画面、Core i7でファンがついているのに防塵防水IP68というハイスペックモデルの名に相応しいモンスターマシンだ。

しかし、それなりに重いので「Q508/SE」を持ち出すことが多い。

「Q508/SE」の良い点をあげるなら、高速ではないものの全てにおいてキチンと動作してくれるところ。

固まらない、Atomなのに！

つまり「軽い」「小さい」「仕事をしてくれる」の3つが揃っていた。

なんて健気なんだ。

iPadより使っている「Q508/SE」

Windows版GoodNotesがリリースされていて、クリスタもAtomで動作するためiPad mini 6を使用する頻度は大幅に減った。

この記事を書くにあたり、iPad mini 6を取り出したところバッテリー切れで電源が入らなかった・・・長いこと使っていなかったのだと思う。

それもそのはず、MacBook接続の23.8インチ液タブとワコムペン搭載「Q508/SE」の2台で完結しているのだ。

Fire HD 10 PlusやiPad mini 6は薄くて軽いと思っていたが、「Q508/SE」はタフネス筐体なので【保護ケースが不要】で結果として「軽量」という強さがある。

もちろん6980円で購入したこともあって雑に扱えるという強みも嬉しい。

富士通が未だに文教モデルでAtom後継を採用している理由も頷けた。

古い「Q508/SE」の機動力がハイスペックモデル「Q736/M」や高級品「iPad」を上回った。

見た目こそ無骨だが「Q508/SE」は万能、ーーーーただし使わない限り伝わらない・・・それが残念だ。

もちろんWindowsユーザーの嗜みとして高速化の設定や常駐アプリの停止、ユーザーインターフェイスの最小化といったベーシックな設定を終えたうえでの話だけれども。

このタブレットに出会ってWindowsに戻りたいと思った。

それくらい「Q508/SE」には衝撃を覚えた。

おそらく壊れるまで・・・電源が入らなくなるまで使うような気がする。

最後に、これまでのレビューを書き出してみたい。

1. イオシス/中古ランクC「ARROWS Tab Q508/SE」は使えるか、開封レビュー
2. Arrows Tab Q508/SE レビュー、電池の劣化状況
3. Arrows Tab Q508/SE レビュー「ベンチマークを測定、倍速で動画視聴できるか」
4. ARROWS Tab Q508/SE レビュー：風呂タブレットは実現できたか
5. 非対応CPUでWindows 11に強制アップグレードする方法｜Arrows Tab Q508/SE レビュー
6. 非対応CPUで「Windows 11」は動いたか、ベンチマークスコアほか | Arrows Tab Q508/SE レビュー
7. USBメモリ型SSDからWindowsを起動、準備編 | Arrows Tab Q508/SE レビュー
8. 外付けSSDにWindows11をインストールする方法、実行編 | Arrows Tab Q508/SE レビュー
9. ドライバのバックアップと復元方法、Arrows Tab Q508/SE レビュー
10. 「Arrows Tab Q508/SE」をUSB-Cで充電した話
11. ARROWS Tab Q508/SEを置き時計に、Winタブ活用術
12. Arrows Tab Q508/SEを「RAMディスク」で高速化、ImDiskは使えたか
13. Arrows Tab Q508/SEを「PowerToys」で快適に、2画面が便利だった話
14. RAMディスクからブラウザ起動は快適か | Arrows Tab Q508/SE レビュー

いやはや、我ながら遊んだなぁと思う。

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