一気にメイン昇格!横長型のリン酸鉄な最新ポータブル冷蔵庫「BougeRV CRX3」開封レビュー、縦型モデルとの違いほか

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「BougeRV CRX3」はメーカーが試行錯誤の末に生み出した完成度の高いポータブル冷蔵庫となっていた。

荷物入れ替えテストを終えた時点でシェルに積み込むメイン冷蔵庫として採用したほど実用的だ。

◇◇◇

ヤマダ電機やショッピングモールで見かけるアウトドアブランド”BougeRV”より半固定バッテリーとして安心安全なリン酸鉄リチウムイオンバッテリーで動くポータブル冷蔵庫の横長モデル「BougeRV CRX3」がリリースされている。

リン酸鉄の採用というだけで頭一つ抜きん出ているが、同メーカーは標準でアプリ対応、ここ最近では取っ手を省いて省スペース化を意識したポータブル冷蔵庫もリリースしている。

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今回は開封レビューと一緒に、縦型との違いを見ていく。

ポータブル冷蔵庫「BougeRV CRX3」開封レビュー

はじめに「BougeRV CRX3」の配送パッケージを見て、実際に届いた時の雰囲気を把握していただきたい。

上図のようなエコパッケージで届いた。

配送用ダンボールには主な機能が印字されていた。

「BougeRV CRX3」は22Lモデルと28Lモデルがある。

今回は車中泊をする軽トラックのシェルに積み込むので小さくて軽い22Lモデルを選択。

発泡スチロールの上蓋を外すと少し被せるだけの透明な袋があり、それを取ると上図のような状態で「BougeRV CRX3」が入っていた。

2室タイプではなく1室のみ、上図右にある蓋の部分はリン酸鉄バッテリーを入れる収納ボックスとなっている。

蓋を開けて撮影。

ここまでは以前のモデルと変わらない印象だが、ここから少しずつ進化を感じ取れるようになる。

バッテリー収納部分。

バッテリーを差し込むだけなので特筆すべき機能はない。

しかし、バッテリー収納ケースの蓋部分には入出力が行えるアクセスポートが設けられている。

これが非常に強力だ。

クーラーボックス部分をチェック。

上図右側にLEDランプがあった。

以前レビューした「BougeRV CRH20」にはLEDランプがなかったので非常に嬉しいポイント。

写真:車中泊でポータブル冷蔵庫「BougeRV CRH20」は使えたか、導入レビューより

「BougeRV CRX3」は中央に排水キャップがあった。

これは中央に水が集まるようになっていることを意味するのだろう。

先ほどの縦型モデル「BougeRV CRH20」は正面左に排水キャップがあった。その関係で排水時には傾ける必要があった。それは傾斜をキツくして効率よく排水できるというメリットにもなるが、「BougeRV CRX3」の中央キャップは傾けることなく自然に排水できるそうだ。

上図は正面から見て右側面。

同メーカーの最新モデルらしく持ちやすさを重視した可動式の取っ手が省略されている。シートベルトなどで固定できるようにするガイドと指を入れて持ち上げる省スペースな取っ手だけがあった。

12Vと24Vに対応。

幅広い車種で使えることがわかる。

ここで注意すべきは「BougeRV CRX3」単体では上図の入力ポートしか供えられていない点だ。

別売りバッテリーを揃えることでUSB-CやXT60による入出力が可能となる。XT60はポータブル電源やソーラーパネルの出力ポートして有名。

さらにバッテリーは「リン酸鉄」。

正直バッテリーをセットで買わないと電力システムを組み上げている環境であれば大きな損失を被ることになると思う。

換気口、通気口をチェック

実際に車へ積み込む際に重要となるのが通風口の場所となる。

当初は全く通気口など気にしていなかったが、そこを塞いでしまって外側のパネルが高温になってしまったことがあった。当然ながら冷やすために消費電力も増えていた。

車で移動中に近くの荷物が塞いでしまうこともあった。

まず正面は上図のとおり右側に通気口がある。

次に背面。

こちらも正面の右側と同じ位置にある。

さらに正面から右側の側面をチェック。

ご覧の通り正面と背面の通気口とL字のような形で換気するようになっていた。

以上のことから、バッテリー収納部分がある箇所は風通しをよくした方がよく冷えるしバッテリー消費も少ないと言えるだろう。

ちなみに冷やすボックス側は上図のとおり通気口は見当たらない。

付属品をチェック。

ここからは同梱されていた付属品をチェックしていく。

上図の肥大から説明書、シガーソケット入力、AC電源アダプタ入力となっている。

取説は上図のとおり日本語オンリー、日本市場へ注力していることがわかる。

別売りバッテリーを設置してみよう。

それではリン酸鉄リチウムイオンバッテリーという高価な電池をインストールしていきたい。

今回は前回のレビューで提供いただいた「BougeRV CRH20」で使っていたバッテリーを設置していく。

過去レビューと重なってしまうが豊富なインターフェイスで、電池はリン酸鉄。

さながら超小型ポータブル電源といったところ。

もちろん単体でも超優秀なので、小さくて危なくない携帯してコワーキングスペースやカフェでも充電できちゃう大容量(高電圧)なポータブル電源がほしいなら単体で購入しても良いと思う。

とりあえずインストール。

ん?

電源が入らない。

本体側の端子部分に黄色いキャップがされていた。

これを外すことで通電するようになるはず。

再度インストール。

なんだか深く入らないのとカチッというような音や感触もないので正しく端子が接触できているのかはわからない。

電源ボタンを押したところ上図のとおりディスプレイが表示されたのでインストールできたようだ。

バッテリーケースの蓋を開けなくても上図のようにインターフェイスへアクセスできる。

バッテリー残量を表示するLEDランプが確認できないのは残念だが、後ほどソーラーパネルなどを接続する方法もレビューしたいと思う。

縦型モデルとの比較

ここでは縦型モデルとの比較をしていく。

まずは外観からチェックしたい。

上図は手前から「BougeRV CRH20」、今回の「BougeRV CRX3」となっている。

すでに外観から大きな違いがわかる。

それは取っ手の有無。

手前の「BougeRV CRH20」は従来どおりの大きなハンドルが付いている。これはこれでキャプサイトへ持ち運ぶ際に二人で持っていくといったときに便利だ。

それに対して「BougeRV CRX3」はハンドルは排除されている。

これは自動車や私のようなキャンピングシェルを積んでいる際、非常に助かる。

余計なデッドスペースを発生させないし、設置できる選択肢が増えるのだ。

BougeRVはハンドルなしモデルを立て続けにリリースしており、リン酸鉄もそうだがポータブル冷蔵庫の固定概念をことごとく突破している印象。

さて、天面にも違いあるので見ていきたい。

縦型モデルは従来からあるコップを設置できる窪みが用意されている。

テーブルとしても使えなくはないが凹凸を埋める工夫が求められそうだ。

それに対して「BougeRV CRX3」は全面フラット。

慣例を断ち切る、潔い決断だ。

ハニカムな部分はゴム素材なのか抵抗を感じるため、天板として何かを置いた時に通常の樹脂パネルと比べて荷物が滑りにくくなっている。

つまり、BougeRVは完全に天板を意識して作っているということ。

荷物の収納力、取り出しやすさチェック。

それでは次の比較として収納力、使い勝手を見ていきたい。

先行は縦型「BougeRV CRH20」。

ここで見ていただきたいのは下の食材が見えないこと、LEDランプがないところだ。

縦側の強みは深さ、それゆえに食材が見えなくなったり、下にある食品が凍りそうになったりする。

しかし、上図のとおり牛乳パック1Lが余裕で入る。

この懐の深さが最大の強みではないだろうか。

「BougeRV CRH20」に入っていた食材を取り出して撮影。

これが横型「BougeRV CRX3」に入るのかどうか。

なな、ななななんと、1Lの牛乳パックが入った。

上図のとおり白い部分を超えているので蓋が干渉するのかと思ったが、蓋の内側が凹んでいることもあってパタンとあっけなく閉まった。

また上図右にLEDランプが設置されていることにも注目していただきたい。

これにより暗い時間帯に冷蔵庫への出し入れが簡単になった。

「そんなの部屋の明かりを明るくすれば良い」というのもわかるが、自分の身体が影をつくってしまうこともある。

この至近距離で明かりをつけてくれるのが重要なのだ。

中身を取り出した縦型を見てみるとLEDランプがないので暗い。

このLEDランプは実際に使用していくと助かる場面が多いのでおすすめの機能と言えそうだ。

縦型に入っていたアイテムを全て横型に入れてみた。

ご覧のとおり底面が見えるほど中が見やすくなった。それと気付かれているかもしれないが「見つけやすい」「取り出しやすい」ことから実用的だと思った。

実際に設置してみよう。

縦モデルと横モデルの比較も済んだので実際にシェルへインストールしていきたい。

その前に最初の決断をしなければならない。

電源どれにする問題

上図は「BougeRV CRX3」単体で購入した場合に付属する入力ケーブル。

別記事でどれくらいの充電が行えるのか比較した内容をレポートする予定だ。

ここでは「BougeRV CRX3」を設置した場所に応じて推奨される入力ポートが変わることに触れたい。

  • 運転席付近:シガーソケット入力ケーブルがおすすめ
  • ポータブル電源から給電:ポタ電のバッテリー電圧に近いケーブル
  • 家庭内:AC電源ケーブル

上記に共通するのは電源供給側の電圧に近くすることで昇圧や降圧による電気ロスを減らすことにある。

AC電源アダプタを見ていただくと大きな装置が見える。これにより家庭用の100Vを降圧して安全にポータブル冷蔵庫の電圧まで落としている。たとえば12Vで動くポータブル電源なら100Vから12Vまで降圧するためロスが発生する。

下図は「BougeRV CRX3」で使っているリン酸鉄バッテリー説明部分。

ここには「16Vの240Wh」と記載されている。

超小型ポータブル電源は16Vで電気を保存・管理している。

それならシガーソケットが近いだろう。

ポータブル電源はACをONにしただけで常時15W前後を消費するので、細かな話をすれば基本的にDC(シガーソケットやUSBを含む直流)がポータブル冷蔵庫にあっているという話になると思う。

––––––と、ここまでが電気中心の話。

ここからは実際の運用時に何が良いのかという話をしていきたい。

まずAC電源アダプターは熱を持つ変換装置が場所をとるという問題がある。1ヶ月が経ち数ヶ月を経てポータブル電源を動かしたら埃まみれになったAC電源と対面する可能性もある。

その点でシガーソケット入力ケーブルはシンプルだ。

ここで最も優秀なケーブルを呼び出したい。

USB-Cケーブルだ。

ただUSB-Cケーブルを使うには別売りバッテリーの購入が必須となる。

それでもUSB-Cケーブル充電を使うなら先ほどの入力ケーブルは2つとも不要。USB-Cケーブルもスマホ充電と交互に使うことができるので配線地獄にもならない。

話が長くなるので、私の運用方法は別記事でレビューしたいと思う。

とりあえずUSB充電という方針にして軽トラの荷台へ「BougeRV CRX3」を積み込んだ。

横長なので設置スペースが大幅に増えるのではないかと身構えていたが杞憂に終わった。

上図のとおりバッテリーケースの蓋は基本的に開けないのでデスク下へ入れ込むことができたのだ。

冷蔵・冷凍スペースは上図のとおり蓋を開けられる。

ハンドルがないので奥行きに余裕が出て、背も低くなって埋もれる食材が減り、LEDランプで視認性も向上。

使い勝手は大きく向上した。

次回より給電ケーブルによる消費電力と充電能力の違いや、ソーラーパネル充電をした内容をレポートしていきたい。

「BougeRV CRX3」の価格、セール情報

「BougeRV CRX3」は定価47,980円。

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