これは眠れる！ブルーライト対策アプリ『Twilight』の使い方、設定方法

ブルーライト対策アプリの決定版『Twilight』レビュー

　『Twilight』といってもヴァンパイアの映画ではなく、身体に優しいブルーライト対策Androidアプリで、しかも「日本語対応」です。

　Google Playに掲載されているアプリ説明ではブルーライトの影響が日本語でわかりやすく記載されています。

寝つけない時はありませんか? ﾀﾌﾞﾚｯﾄで遊んでいて、 寝る時間になっても お子さんが落ち着かない 時はありませんか? ｽﾏｰﾄﾌｫﾝやﾀﾌﾞﾚｯﾄを夜遅く使うことはありませんか? Twilight がお役に立てるかも知れません!

最近の研究で、睡眠前に ブルーライト を浴びると 体内(サーカディアン)リズムを乱し 、寝つきを悪くする原因となりうることがわかってきました。

原因は メラノプシンと呼ばれる目の光受容体です。この受容体が460-480nmの狭い周波数帯のブルーライトに反応し、健康的な睡眠-覚醒サイクルを保つホルモンであるメラトニンの生成を抑えてしまう恐れがあります。

科学的研究実験で、一般の人で就寝前の2～3時間ﾀﾌﾞﾚｯﾄやｽﾏｰﾄﾌｫﾝで文章を読むと、約１時間、 睡眠時間が遅くなる という結果が出ました.

このｱﾌﾟﾘ”Twilight” は、あなたの端末に、1日の時間帯に対応して、画面にフィルターをかけます。日没に合わせ、あなたのｽﾏｰﾄﾌｫﾝやﾀﾌﾞﾚｯﾄのブルーの周波数帯を、柔らかく 心地よい赤いフィルター で軽減します。フィルターの濃さは スムーズに調整されます。調整はあなたの 現在地の日の出･日の入り時間 に基づきます。

引用：Google Play – 「Twilight」

Twilightの設定方法

　『Twilight』起動直後のメイン画面、ほぼ日本語なのでわかりやすいですね。

　最初の画面に表示されている項目がメインの設定となり、通常であれば以下３点を設定すれば利用開始できると思います。

• 色温度（Color temperature）で緑と赤の間にある色を選択します。
• フィルター最大時の濃さで色の濃度を決めます。
• 最大時の暗さ（Maximum screen dim）では画面の明るさを調整できます。

　バックライト制御は好みですが、チェックを入れて試してみると良いと思います。

　下へスクロールすると日の出入り、または緯度経度を設定することができます。

　私は自動検出ではなく直接東京付近をタップして設定しました。

　最初の画面へ戻り「More Settings」を開き、「起動時からスタート」「Fullscreen」にチェックが入っていることを確認します。

　下へスクロールすると『Twilight』のPro版で使える機能が確認できます。

Twilightの使い方

　あとはAndroid端末を再起動しても自動で『Twilight』が起動してくれるので自動運用が可能です。

　通知メニューから『Twilight』の停止、再開が行えるので、アプリやショートカットをホーム画面に設置しておく必要はありません。

Twilightの感想

　これまでブルーライト対策を行ってきたなかで『Twilight』は最もシンプル、かつ高性能でした。

• 通知メニューからON/OFF切り替え可能
• 広告表示やスクリーンへのロゴ表示などは一切なし
  （アプリ起動時にブラウザが開き開発者サイトへ誘導されるアプリもありました。）
• 時間帯によって色温度や明るさを調整してくれるので自然に使える
  （ON/OFFではないのが重要！）

　最近購入したNexus 5 のブラウジングが快適で、ついつい夜更かししてしまい、いざ寝ようと思っても目がランランとして眠れないという宜しくない状況が続いていましたが、２日ほど前から導入したところ、日没とともに画面へ赤みがさし、また暗くなるため自然と眠くなるのです。これは是非とも体験していただきたい感覚です。「ふわ～」とアクビがでて、頭が眠いというサインを出してくれます。夜更かし癖のある私としては「ブルーライト対策アプリいいのある？」と問われれば真っ先に「Twilight」を推薦します。

　ちなみにNexus 5に搭載されている最新OS「Android 4.4 KitKat」でも『Twilight』は問題なく利用できています。Nexus 7 2013年モデルも同様です。

　『Twilight』のファイルサイズは1.2MBと小さいほか、対応OSはAndroid 2.1以降と旧型デバイスでも利用できそうなアプリとなっています。

　アプリURL：Google Play – 「Twilight」