Venue 8 Pro を1週間、使った感想(レビューまとめ)
公開日:
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DELL Venue 8 Pro
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2013年11月18日、Venue 8 Proが届きました。
当初8インチWindowsタブレットに対して、期待よりも不安のほうが大きかったのを覚えています。それは 一緒に購入したMiix2も同じで、「MicroUSBポート1つ」しかないほか、スペックにも不明点がある状態での購入でした。
今回、 Venue 8 Proを1週間ほど使用し、スペック上ではわからなかったところなどを感想とともに記録したいと思います。
Venue 8 Pro 、1週間後の感想/レビュー
Venue 8 Pro のノートPC化として、Bluetoothキーボードである「バトル&ゲット ポケモンタイピングDS」(ポケモンキーボード)とLogitechのBluetoothマウス「m555b」を接続したところ、画面サイズが8インチと小さめでも、キーボードとマウスがあればノートPCと変わらない感覚でブラウジングや動画視聴が楽しめました。
また、画面サイズや解像度の問題はMiracastによるワイヤレス映像転送を使えば解決できたため、HDMI非搭載がマイナスには感じなくなりました。詳しくは後ほど。
Venue 8 Proの重さをTANITAで量ったところ、公表値より少ない391gという結果に。
■モバイル用途で使えるか、バッテリーと充電ほか
バッテリーはVenue 8 Proを主に待機状態であれば2~3日は充電不要、少なくとも勝手な放電でバッテリーが著しく消耗することはないと思われます。
モバイルバッテリー経由の充電を「Venue 8 Pro 購入レビュー04―モバイルバッテリーで充電できるか」で試したところ、充電できることを確認。
■動画やフルセグ、テレビ視聴(nasne)
USB地デジチューナーが動作、Venue 8 Pro と一緒に持ち出せばフルセグTVとしても利用可能。
また、Sonyの「nasne」でテレビ視聴ができたことを確認。
■USB機器
Venue 8 Pro はMicroUSBポート1つしかないため、フルサイズUSB変換アダプターを使用したところ、USBメモリ/USBライト/USB扇風機の動作を確認。
USBバスパワーで動作するポータブルディスクは動作せず、ACアダプター付属で外部電源を確保できるポータブルDVDドライブは認識を確認。
■HDMI代替機能「Miracast」
Venue 8 Pro はHDMI非搭載ながら「Miracast」サポートによりWi-Fi通信とは別のワイヤレス接続により映像と音声を外部ディスプレイに転送可能。そのため、Venue 8 Proを収納スペースへ設置し、MicroUSBポートで充電しながらBluetoothマウス/キーボード/Miracast(+外部ディスプレイ)による完全なワイヤレスPC環境構築が実現。また動作確認したMiracastデバイスはテレビのUSBハードディスク用ポートから電源確保に成功。
■1週間使用してみた感想、まとめ
開封当初から Venue 8 Pro 本体の質感が気に入りました。持ちやすさ、掴みやすさに優れた背面だと思います。
ソフト面ではOSのWindows8.1がネットブック時代の「Windows7」に比べ小さい画面でも思うようにタッチ操作ができるよう改善されています。
処理速度では、ブラウジングやYouTubeといった動画も快適に楽しめました。ネットブック時代のAtomプロセッサとは別物といえるほどの進化を遂げています。
解像度については最近のNexus 7 や iPad シリーズに比べ低い数字となっているものの、実際に使用して作業に支障をきたすほどではないと感じています。また、HDMIポートを備えた外部ディスプレイがあれば高解像度で映像が出力されるため、事務作業のような軽作業がメインであれば十分に主力になると思われます。
Venue 8 Pro は購入して良かったと思えるタブレットです。