モバイルプロジェクター4選「明るさか、内蔵バッテリーか」

公開日: : 最終更新日:2014/03/27 周辺機器

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 最近、モバイルプロジェクターが増え、Wi-Fi搭載や専用ブラウザを搭載するなどオリジナル機能で差別化を図るメーカーが登場しています。据え置き型のプロジェクターに比べると暗室限定だと思い込んでいましたが、消灯を不要とするモバイルプロジェクターもあり、購入したいと思えたモバイルプロジェクターを調べた内容を記録します。

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モバイルプロジェクターを探す

 モバイルプロジェクターは、小型ながら明るい部屋で使えるタイプと、バッテリー内蔵で機動性に優れたタイプに分かれていました。前者は液晶ディスプレイ替わりとして使えたら面白そう、後者は簡易的な打ち合わせやホテル・キャンプ、イベントに使いたくなる機能です。

VIVITEK QUMI Q5-BK

VIVITEK QUMI Q5-BK

VIVITEK QUMI Q5-BK
VIVITEK
価格: 56,116円 レビュー33件(2014/03/25現在)

QUMI Q5-BKはUSB2.0/HDMIを搭載したモバイルプロジェクター。重量は490g(ACアダプタは200g)、高輝度500ルーメンで、30インチ程度のスクリーンに映した画像あれば消灯不要。暗室では90インチまで問題ない模様。画素数はWXGA(1280×800)、動画は720P。

2Wスピーカー内蔵により、QUMI本体だけで動画視聴が可能、別売りのQUMIBluetooth Speaker 10W もしくはQUMI Speaker 5Wで強化できるとしています。

LED寿命は3万時間、1日10時間で1年300日の使用として10年間はランプ交換不要と説明されていました。1年持てばよいと思っているので十分です。

Wi-Fiドングル同梱、PC・MacにMirrorOpをiPhone/iPadやAndroid 端末にはMobiShowという専用ソフトをインストールすれば、ワイヤレス接続で投影が可能。また、QUMI本体にブラウザを搭載し、直接Wi-Fi接続をすればインターネットが楽しめるようです。

 付属品は「VGAケーブル, HDMI ケーブル, RCA端子AVケーブル3ピン(メス)、Qum収納ポーチ、 リモコン、 保証書」。

追記:2014年3月27日

 価格コムのレビューを見ると、モバイルバッテリーで動作することや海外では別売りのWi-Fiドングルが付属するのが好評のようです。台形補正がないため、正面設置が条件となり、Wi-Fi接続時の動画再生はカクカクしてしまうようです。少し大きめのQUMI Q7が発売されていますが、価格が10万円近くになり800ルーメンと暗いため、買うならVIVITEK QUMI Q5-BKが良いように思えました。



トップ・ワン epico PJ214

トップ・ワン epico PJ214

トップ・ワン epico PJ214
不明
価格: 22,800レビュー15件(2014/03/25現在)

epico PJ214は投影サイズ5型〜50型(解像度:854 × 480)明るさ50ルーメン(DLP採用)、Wi‐Fi/HDMIを搭載したモバイルプロジェクター。重さはわずか165g、本体サイズは125x60x22.5mm。

大きな特徴としてバッテリー2800mAhを内蔵しており、連続再生時間は約90分。ACアダプターによる充電。

専用アプリ「epico」がWindows 8/7、Android、iOSの各ストアでダウンロード可能、HDMI経由でインターネットやYouTubeを楽しめるとしています。

公式サイトでは4月1日より税抜き価格が改定されるとアナウンスされています。「現行価格:¥22,800(税抜き) → 改定価格:¥27,800(税抜き)」

epico取扱い説明書/PDFファイル)



ONKYO PP-D1

ONKYO PP-D1

ONKYO PP-D1
オンキヨー
価格: 25,800円 レビュー7件(2014/03/25現在)

 ONKYO PP-D1は投影サイズ約12V型~約70V型(解像度:854 x 480 / 16:9)、明るさは標準50ルーメン、最大80ルーメン。投影方式はLDPで寿命は約20,000時間。内蔵メモリ2GBで1W内蔵モノラルスピーカーx1。メモリーカードスロットはSDメモリーカード/SDHCメモリーカード/MMC共用。内蔵バッテリー1,800mAhにより約60分駆動が可能。

 本体サイズは106(幅) x 32(高さ) x 104(奥行き)mm、約280g。

 インターフェイスはminiHDMIポートx1、AV入力端子(4極ミニジャック)x1、miniUSBポートx1、 ヘッドホン端子(φ3.5mmステレオミニジャック)x1、DC入力端子x1。

 特徴:付属のHDMIケーブルとAVケーブルのほか、別売りのLightning Digital AVアダプタでiPhone/iPad/iPod Touchに接続可能、USBポートを備えており、ポータブルハードディスクが接続できるようです。

 オンキョーダイレクトの製品ページ



サンワダイレクト 400-PRJ014W

サンワダイレクト 400-PRJ014W

サンワダイレクト 400-PRJ014W
サンワダイレクト
価格: 37,800円 レビュー17件(2014/03/25現在)

 400-PRJ014Wは、投影サイズは10~60インチ(解像度:854×480/16:9)DLP採用。明るさは最大85ルーメン。バッテリー3800mAh内蔵で連続投影時間は約1時間30分(充電時間:約3時間)

 付属品はHDMIケーブル(約0.5m)、三脚、ACアダプタ、取扱説明書。LED寿命は約20000時間/購入日より6ヶ月保証。

 本体サイズはW99xH22.5xD99mm、重量は220g。

 モバイルバッテリー機能によりiPhoneなどが充電(最大500mA出力とのこと)できるのが最大の特徴、 400-PRJ014Wの充電しながら投影したり、スマートフォンの充電も可能とモバイル向けなプロジェクター。また、コンパクトな三脚が付属し、スピーカー内蔵(イヤホンジャック搭載)と出先での使い勝手も良好、音量調整がタッチキーで操作可能なのも新鮮。



モバイルプロジェクターを選ぶ

 500ルーメンという明るさが魅力のQUMI Q5-BKが第一候補でしたが、超小型・軽量165gのepico PJ214も使ってみたい感じ、明るさ85ルーメンでモバイルバッテリー機能がある400-PRJ014Wが実用的な気もします。

 モバイルプロジェクターを液晶モニター替わりに使ってみたいという、実に奇妙な動機からから探してしまいましたが、内蔵バッテリー搭載であれば電源を確保できない出先でも使えそうです。しかし、実際は暗室で、映像を映し出すスペースの確保、2時間は持たない事情を考えると難しいですね。USBモバイルバッテリーで電源を確保できるのであれば助かりますが現状では「QUMI Q5-BK」あたりが良いかもしれません。

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