楽天「kobo Touch」のハンズオンから考える
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楽天タブレット Kobo Touch, 楽天タブレット
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楽天「kobo Touch」をさわっているブログがありましたが
それを見て何が優れいてるのかを考えてみます。
楽天「kobo Touch」が凄いところを探す
まずは楽天さんのKoboTouchの良い所を書いてみます。
- 文字クッキリの電子ペーパーが見やすいらしい
- ブラウザがついている
- 楽天のkobo イーブックストアから購入可能、量は不明(日本語書籍が3万冊らしい)
- 日本語の無料書籍が1万冊(なんと青空文庫のこと。。。)
- 楽天ポイントがついてくる(ランクにより3000〜500ポイント)
- 容量は2GBあり、使用可能なのは1GBらしい
- バッテリーが1ヶ月もつとのこと
楽天「kobo Touch」の問題点を探す
次に楽天さんのKoboTouchの悪い所を書いてみます。
- 電子ペーパーにバックライトがないから暗いところでは全く読めない
- ブラウザは白黒で反応も遅いらしい(そもそもCPUが。。。)
- 購入先の限定が心配、Koboeブックストアからしか買えないのか。。。
- 青空文庫はNovo7 Auroraなど一般的なタブレットでも読めます
- 楽天ポイントって楽天会員になるんですね。。。
- 容量少なぃ
- バッテリーは、バックライトも発色もないので電子辞書並でないと逆に困ります
アマゾンより楽天で買う意義はあるのか
当初、国内企業ということでコンテンツ販売で課税されるのに凄いなぁと
尊敬の眼差しを送っておりましたが、やはり売上は海外Kobo経由でした。
電子書籍をアマゾンまたは楽天の どちらで買おうと海外に売上が流れていきます。
そうすると後は企業体質な気がします。
楽天は、Kobo Touchで情報収集やメールマガジンの配信
そして、最終的には楽天市場へのアカウント連携などで面倒そうです。
それにくらべると海外企業のアマゾンのほうが気楽だしプライム便利だしと
どちらで購入しても海外に売上が流れるのであればアマゾンを選択してしまいそうです。
Kobo Touchは誰に向けた電子書籍端末なのか
本当の「本の虫」と呼ばれる方々は「紙であることも重要」だと思います。
ではライトにコンビニで雑誌を買う方々は白黒だから対象外ですね
ガジェット好きな方は「コンテンツ」ではなく「機能・スペック・見た目」を価格で判断します。
きっと「コンテンツ」は楽天に与えられるまでもなく自分で探すでしょう。
では誰がターゲットなのか。
- 専門書より入門書が売れるように
- 難解な投資本より「月数十万儲かる!」本が人気なように
- 多機能タブレットより「7980円で数万冊も読める」という方に向けられた端末ですね
青空文庫も頭数に入れてしまうのは楽天らしいです。
Novo7Auroraも青空文庫アプリをインストールすれば
Novo7AuroraはIPS液晶で文庫数万冊が読めてメールや動画も見れる端末です。
。。。
アマゾンより先に出したことで、あまりガジェット好きではない方が
「へぇ~タブレットって最近話題なんだ~楽天は球団運営会社で安心だし買ってみよ~」と
楽天の大きな網にかかりそうですね
あとで「えっ?カラーのタブレットってのがあるの?」とか
「楽天の会員にならないといけないんだ」とか
「Kobo Touchを買ったけど実は反応悪くて使ってないんだよね」とか
「Kobo Touchは営業のネタにかったんですよ~」とか
「Kobo Touchに楽天の案内がいっぱい届いて。。。」とか
心配です。
Kobo Touchを使うと幸せになる条件
- バックライトがないので明るい場所
- インターネット環境がないとダウンロードできないのでWi-Fi環境必須
- 楽天アカウント作成するためにパソコン等が必須かも
- 楽天ポイント付与というからにはポイント管理にパソコン等はやっぱり必須かも
- パソコンやタブレットでも青空文庫が読めるということを知らないこと
- Kobo Touchは電子ペーパーだからと本のつもりでほうり投げないこと
僕には手元にあるNovo7Auroraで十分かと思います。
やはり幸せは半径1メートル以内に転がっていました。