Apple、 iPhoneのバッテリー交換費用を3200円に値下げ
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Appleが古いiPhoneに対して予期しないシャットダウンを防ぐためにパフォーマンスが低下するよう施していたことが買い替えを促していると指摘された件について、誤解を解く説明とともにバッテリー交換費用の一時的な減額を明らかにしました。
Apple、バッテリー交換費用を3200円に減額
今回の騒動は約1年前にリリースしたiOS 10.2.1アップデートで、iPhone 6シリーズとiPhone 6sシリーズ、iPhone SEに対して予期しないシャットダウンを防ぐ目的としてピーク負荷時の最大パフォーマンスを動的に変更できる設定が行われたことが始まりとなっています。
同アップデートにより、劣化したバッテリーを搭載したiPhoneで突然のシャットダウンが起きないよう、アプリの起動時間が通常より延びたり、その他パフォーマンスが低下するようになり、適用後は突然のシャットダウンが減ったという好意的なフィードバックがあったそうです。そのため、AppleはiOS 11.2においてiPhone 7シリーズにまで範囲を拡大、しかし今度はパフォーマンスの低下を伝える声が増えたようです。
そして、パフォーマンス低下は新機種への買い替えを促す措置ではないかという誤解が発生してしまったようで、今回は上記の説明を行いながら、信頼を取り戻すことを目指しiPhoneのバッテリー交換を期間限定で値下げするとしています。
バッテリー交換費用と対象機種
今回の期間限定値下げの対象となっているのはiPhone 6以降で、保証対象外となったiPhoneのバッテリー交換費用が通常8800円から5600円へと減額となる3200円になっています。
バッテリーの交換が必要とする条件については明記されておらず、詳細は近日中にapple.comにて明らかにするとしています。
Source:Apple