月額980円の『YouTube Music Premium』発表、Googleの音楽サービス統一か・経歴まとめ
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Google傘下のYouTubeは現地時間5月16日、音楽ストリーミングサービス「YouTube Music」を5月22日(火)から新たに有料の会員制サービスとして新たに提供開始すると発表しました。
YouTube Music Premium発表
Googleと傘下のYouTubeが提供する音楽サービスがややこしいので時系列に並べてみました。
- 2011年11月:Google Music誕生
→ストリーミングではないオンラインストレージサービス。 - 2013年5月:Google Play Musicにリニューアル(月額9.99ドル、日本では月額980円)
→ストレージに加え、無制限のストリーミングを提供開始(日本では2015年9月に発表) - 2015年10月:YouTubeが無料の「YouTube Music」と月額9.99ドルの「YouTube Red」発表
→2016年3月には「YouTube Red」の日本展開を発表。 - 2018年5月:YouTube Music PremiumとYouTube Premium発表
今回の『YouTube Music Premium』は金額の同じ有料サービスですが、広告非表示+ダウンロードOKという内容でYouTube Redとは別サービスとなっています。
そして今回同時に「YouTube Red」もまた「YouTube Premium」に改名、価格も月額11.99ドルへ改定されます。この2ドル値上げは先ほどの『YouTube Music Premium』を含めたうえで更に独自コンテンツを追加するためとしています。
Google Play Musicは2018年内にも終了へ
参考:定額制の音楽聴き放題サービス『Google Play Music』、日本で提供開始
米CNETは現地時間5月17日、新サービス登場により「Google Play Music」は2018年内にも終了し、Google関連の音楽サービスは「YouTube Music」だけになり、ユーザーもデータ移行することなく継続してサービスを利用できると伝えています。
サービス提供開始日、提供国・日本は?
気になる「YouTube Music Premium」のサービス開始日は5月22日となっています。
「YouTube Music Premium」のアプリ。
最初に提供されるのは米国、オーストラリア、韓国、ニュージーランド、メキシコで、今後数週間のうちに14か国へ展開するとしています。日本の名前は挙がっていません。
公式アナウンスではありませんが、Google Play Musicが年内終了になると日本で課金しているユーザーは解約することになります。シームレスにサービスを移行できるということで年内の日本展開も期待できそうです。
なお、記事タイトルにある「YouTube Music Premium」の月額980円という金額ですが、移動元となる「Google Play Music」と「YouTube Red」が新サービスと同じ月額9.99ドルであり、それが日本では月額980円であったことから記載しました。