Fireタブレットをゲームパッドで快適に、膝上でKindle本やアプリを操作
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前回は素晴らしいBluetoothスピーカーを堪能したが、今回はKindleアプリのページ送りやAndroidゲームアプリを楽しむため、Bluetooothゲームパッドを接続した話を記録する。
Fireタブレットにゲームパッド採用
今回のレビューで使用するのは2014年3月に購入したゲームコントローラー『SMACON』だ。すでに会社が倒産して専用アプリがGoogle Playで配信されていないので別のストアから入手することになる。
なぜかアマゾンで販売が継続されているが、今から購入するのであれば別のゲームパッドをオススメする。なお、『SMACON』を選んだ理由は購入前の比較記事より確認できる。
SMACONの設定
SMACONはBluetooth機器なので接続自体は簡単だ。しかし、ゲームパッドに配置されたキーマッピングは専用アプリがないと行えない。そしてアプリはGoogle Playでは配布されていない。
そのためAPK PUREという配信サイトで入手した。
アプリ「Smacon IME」を起動したら下記メニューを設定する。
デバイス選択⇒SMACON_GP
IME選択⇒SMACON IME
次に「キーマッピング設定」を開いて次のように設定した。
左軸⇒DPAD_LEFT
右軸⇒DPAD_RIGHT
下軸⇒DPAD_DOWN
上軸⇒DPAD_UP
Wボタン⇒BUTTON_Y
Eボタン⇒BUTTON_B
Nボタン⇒BUTTON_X
Sボタン⇒BUTTON_A
上記の設定で大抵のAndroidゲームはプレイできそうだ。
他のL1/L2やR1/R2、STARTボタンなどにも機能を割り当てることができるので必要に応じて設定すると良いだろう。
SMACONとFireタブレット
SMACONを選んだ理由としてスマートフォンを挟めるホルダーの存在がある。
一般的なゲームパッドは、上図のようにスマートフォンを挟んだ状態で持ち上げてプレイする。
しかし、SMACONのホルダーは分離できるのが大きな特徴だ。(ちなみに技適マークあり)
この分離できるホルダーが意外と優秀で、上図のようにFireタブレットを支えて自立できた。絶妙に見づらい写真だが、90度ではなく75度~80度くらいに傾斜した状態で撮影している。
このスタイルでAndroidのアクションゲームをプレイしたところ、Nintendo Switchと変わらない感覚でプレイできた。そもそも後発のNintendo Switchが…。
Kindle本を離れて読む
それではFireタブレットでKindleアプリを起動、ゲームパッドから操作してみよう。
左右の十字キーを押すことで前後のページ送りが行えた。これは良い。
冷蔵庫に貼り付けられているFire HD 10 タブレットで使うと便利かもしれない。ディスプレイに触れないので誤タップでメニューが表示されたり、拡大してしまったり、画面を汚してしまうということはない。
少し離れた位置から操作できるので目にも優しそうだ。
何よりタブレットを持ち上げていないので負担が少ない。寒い季節、コタツから手を出さずにKindle本を読みたいのであればゲームパッドが良さそうだ。
もちろん暑い季節もタブレットを持たない腕をおろした状態で筋肉を使わず、タブレットが熱くなっていても触れなくてよい。タブレット側も手で持たれて熱がこもるより内部パーツへの負担が少ないだろう。
Prime Musicの曲送りはできないものかと試したが叶わなかった。音量調整くらいできても良さそうなのだが残念だ。
せっかく一生モノの外部スピーカーを手に入れたので、車載化の計画を進めるためにもBluetoothリモコンの導入を検討したい。エレコムのマルチメディアリモコンが良さそうだが…。
今回レビューした『SMACON』はアマゾンで購入(販売ページへ)した。
続き⇒「Fire タブレット」が写真管理デバイスに、RAWも無制限なプライム・フォト活用術
前回⇒最高なスピーカー『Fender NEWPORT』開封レビュー、Fire HD 8 タブレット車載への道