最高なスピーカー『Fender NEWPORT』開封レビュー、Fire HD 8 タブレット車載への道
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最終更新日:2019/06/12
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今朝オーダーした『Fender NEWPORT』が到着した。
朝の支度をしているときからワクワクしたのは久しぶりだ。そして開封して一通り試したあとも横目に見ては頬がゆるむ、スピーカー1つで何も変わらないはずだが、見慣れた部屋で浮かれている自分がいた。
良いモノは良い、そう思い知らされる。
ずっと触れたいスピーカー『Fender NEWPORT』開封レビュー
はじめに記事タイトルの「Fire HD 8 タブレットの車載」について簡単に説明したい。
車に載せて何をするのかという「音楽の再生」、それは誰とも繋がっていないからだ。
先日、人を車に乗せた時に自動車のBluetooth機能でスマートフォンから音楽を再生していた。そのタイミングで着信、これが困る。
別に変な会話をしているわけではない。しかし、相手からすれば会話内容を勝手に公開されていることになるし、かといって相手に「通話を録音しています。」のような話を伝えるのも何か違う。同乗している人も変に気を使うだろう。
それとは別に音楽を再生中、ナビゲーションが音楽を小さくして遮ることがある。これを嫌なことだと思ったことはないが、思い返すと僅かに気分が落ち着いていたように思う。
スマートフォンは便利だし、自動車のBluetoothスピーカーも簡単で使いやすい。しかし、別にしたい。『Fender NEWPORT』は外観だけでなく時の流れも演出してくれると期待している。
開封する。
アマゾンお馴染みの大きな段ボールで届き「大袈裟だなぁ」と思ったが、なるほど『Fender NEWPORT』の梱包が想像していたサイズを上回っていた。
2万円以上するミニ・スピーカーを初めて購入したからなのか、ただただ高鳴る。
発砲スチロールで保護された状態で入っていた。
付属品はAC電源アダプタ(100-240V、16V/2.8A)とAUXケーブル、MicroUSBケーブル。本体内蔵バッテリーは電源アダプタで充電し、MicroUSBケーブルを使うことでスマートフォンなどを充電できる。
本体をチェック。
『Fender NEWPORT』のデザインはクラシカルな’68 Customアンプにインスパイアされたという、スピーカーグリルに触れるとヒンヤリとしていた。
本体にはフルレンジ×2基、ツイーター×1基と5,200mAhバッテリーが入っているため、1.5㎏と軽くはない。それでもモバイルバッテリーとしても機能するので小旅行では頼りになりそうだ。
背面にはDC INとAUX、USB-Aが並んでいるだけのシンプル設計、ここで手を抜いて黒いプラスチックなどが現れていたらガッカリしていただろう。
シリアルNoは銀色のシールで貼られていた。
底面にはゴム足、または硬めのスポンジが配置されていた。
フェンダー・ミュージック(株)と書いてあるほか、技適マークやPSEマークもあった。生産国は中国となっている。
天面にはTREBLEとBASS、VOLUMEのノブ、その左側にペアリング用と通話用のボタン(LEDランプが点灯する)がある。反対側には電源スイッチとON/OFF通知ランプがあった。
写真ではわかりにくいかもしれないが通知ランプは濃いめのブルーでレトロな雰囲気に仕上げられている。この辺りのデザインは特に気に入った。
実際に使ってみよう。
電源スイッチを跳ね上げるとギターの音色が鳴り響く、軽い音ではなく滑らかな艶のある音色でギターをアンプに繋いでいるような感覚になった。
思わずスイッチをおろして、再びパチッと跳ね上げる。
・・・。
これは堪らない。にやけてしまう。
次にFire HD 8 タブレットとBluetoothで接続した。初回ペアリング時だけ左端にあるPAIRボタンを押して点灯させる必要があった。接続に成功すると電源ONの時よりも短いギターサウンドが鳴る。
せっかくなのでAmazon Musicで音楽を再生した。
BASSの数字が大きくなるように回せばベースとドラムの音が強まり、TREBLEを調整すればボーカルを聴きやすくなる。今では音楽アプリのEQ設定で細かく行えるので性能としては劣る。しかし、このライブ感が堪らない。
次に付属のAUXケーブルで音楽を再生した。PAIRランプが消灯して音の迫力が増した。ミニ・スピーカーとは思えない話だが、夜であればVOLUMEのメモリは3程度(最大は10)にしておいたほうがよいかもしれない。
Fire HD 8 タブレットのデュアルステレオスピーカーで十分ではないかと懸念していたが、音の厚みが圧倒的で30Wにしてよかったと思った。
ふとFire HD 8 タブレット本体のスピーカーにして音量を上げてみる。シャカシャカと騒がしくなったように感じてしまう。『Fender NEWPORT』の音が迫ってくる感覚を知ってしまうと戻れない。
次にMacBook Proに接続、パソコンなどは直接つなぐことにした。
WiMAXルータで試したUSB電源ケーブルは使えるか
先日WiMAXのホームルータ型を借りた際に購入したUSB電源ケーブルが使えそうだったので試した。
入力が2.8Aということで対応するモバイルバッテリーを用意する必要はあるが、上図のとおり充電することができた。
付属のAC電源アダプタを持ち運ばなくて良くなったのは助かる。これで気軽に車へ載せられそうだ。
使用しているUSB電源ケーブルは過去記事より確認できる。
⇒WiMAXホームルーターを携帯仕様に、DC変換USBケーブル購入レビュー「モバイルバッテリーで使えるか」
感想・まとめ
デザインで高揚し、触れて癒され、聴いて愉しむ。
これまでスピーカーは防水性能やペアリングの切り替え機能、駆動時間、重量やサイズなどの携帯性、接続性などを基準に選び、デザインは妥協する対象だった。
それゆえ買物は選んで注文して開封するまでが最も楽しい時間だった。それが覆された。意味なく触っている。
これは良い買い物をした。
これで全てのスピーカーとは言えないが多くの類似製品を断捨離できる。また1つシンプルライフに近づいた。何よりも今までスマホなどで聴いてきた音楽たちが本音を語りだしたかのような生感覚が嬉しい。
Fire HD 8 タブレットを車載するためのタブレット用ホルダーより先にスピーカーを購入してしまったが、近いうちにアイテムを揃えて車で使用した感想を報告したい。
今回レビューした『Fender NEWPORT』はアマゾンで購入(販売ページへ)した。
続き⇒Fireタブレットをゲームパッドで快適に、膝上でKindle本やアプリを操作
前回⇒Fire HD 8 タブレットで音を愉しむ「Bluetoothスピーカー4選、注文した話」