128GB搭載『Teclast M16』を動画圧縮機に、Androidアプリを試す
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最終更新日:2020/01/22
Teclast Teclast M16, 製品レビュー
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1920x1080という解像度を持つ11.6インチの『Teclast M16』は動画プレイヤーとして優秀だった。また前回の画面分割レビューではWindowsライクな作業が行えたことからAndroidが作業端末として使えるようになってきたと感じた。
そして、今回は更に具体的な用途として大容量128GBというストレージとメモリ4GBにミドルレンジSoCを活用すべく動画のエンコードに挑戦した内容をシェアしたい。
『Teclast M16』で動画圧縮アプリを試す
スマートフォンやアクションカメラといった手軽に撮影できる端末で4K対応が増え、ファイルサイズも巨大になっている。それに合わせて数年前は8GBや16GBだったストレージも32GBや64GBから始まり、クーポンなしでも2万円ほどとなる『Teclast M16』でさえ128GBを内蔵するようになった。
そうなると動画圧縮デバイスとして使ってみたくなる。
この動画圧縮を行うためにはCPU/GPUとRAMのほかに、巨大なファイルサイズを保存・ストックできるストレージが必要となる。それらを低価格で備えている『Teclast M16』で実現できたら1つの完成したタブレットと言えるかもしれない。
動画圧縮アプリを試す
Google Playで動画圧縮できるアプリを探すと結構な数がヒットする。パワー不足も予想されるため今回は無料アプリの中から日本のレビューが良さそうな「ビデオコンプレッサー – 高速圧縮ビデオ&写真」というAndroidアプリを選んだ。なにやら数か月後にはアプリ名が変わっていそうな名前だが、評判は悪くないのでインストールした。
無料アプリと言うことで、操作するごとに広告が表示されるが動画さえキチンと圧縮してくれたらよいと何度か表示された広告に対処すると、何とか圧縮が開始された。
今回は約2.8GBのmp4ファイルを1.10GBまで圧縮(リサイズ)することにした。
アプリのレビューにもあったが、やはり時間がかかる。全体の10%を圧縮するのに10分ほどかかった。これがQualcommのフラッグシップSoCであれば良い結果が期待できるだろう。
先ほど広告表示を対処してきたと書いたが、エンコード中に動画広告へ切り替わり、突然オーディオが再生されて驚いた。普段から無料ゲームアプリなどをしていないので広告に慣れていないだけなのかもしれないが音量は下げてから実行したほうが良いだろう。
さすがに動画圧縮中は『Teclast M16』本体が熱を持った。しかし、高い処理性能ではないため手で持てないというほどではなく、熱くなるのも一部だけだった。ノートパソコンのようなファンは搭載していないため静かなのも特徴だろう。
最終的に2時間ほどかかったが無事に動画を1.1GBにまで圧縮することができた。生成された動画も問題なく視聴できる。
スペックが良い『Teclast M16』を動画圧縮デバイスとして使うのは良い活用方法だと思う。処理性能が高いわけではないのでノンビリと待てる人向けだが、高画質で保存しておきたいという動画以外を詰めん込んで少しずつ圧縮していくのに最適ではないだろうか。
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続き⇒2in1なAndroid『Teclast M16』で公園へ、屋外の文字入力や動画視聴レビュー
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